概要
特務機関APE所属の特殊部隊。その名の通り9人のパラサイトのチームであり、ギリシア文字にちなむ専用のコードネームが与えられている。
ゼロツーも正式にはこの部隊の所属であるが、コードネームを名乗ることもなくメンバーと行動を共にすることもない。ゼロツー以外のメンバーは、「ステイメンとピスティルの両方の性質を併せ持つ」という、フランクスのシステムに囚われることのない特異な体質の持ち主であり専用フランクス「九式」を駆っての戦闘力はストレリチアに匹敵し、また生身での身体能力も高い。その正体は、001こと叫竜の姫の複製であるゼロツーの細胞を、そのまたさらにクローニングして造られたモノであることが博士の口から語られた。ただし博士によれば、彼らには叫竜の血は受け継がれなかったとされる。
また、自分の意思で拒めるゼロツーとは違い、メンテナンスを受けられない状態が続くと衰弱する体質であることが示唆されている。
ゼロツーを「人の皮をかぶった化物」呼ばわりし、自分達も13部隊に対し「人間」呼ばわりしたり、彼らの人間らしい感情を「煩わしい、気持ち悪い」と見下すなど常人とは異なる存在であることを示唆している。しかし、主席の演説中に不遜な態度を取っていた13部隊に不快そうに顔を顰めたり、ゼロツーが特別扱いされていることを嫉妬するような態度を取ったりと、自身が感情を持っていない訳ではない模様。
メンバー
活躍
第13都市を訪問し、ココロが出産に関する本を持っていたことを咎める。
その後、ヒロの提案で行われたミツルとココロの結婚式にAPEの部隊と共に乱入し、ミツルとココロを拉致し記憶操作を行わせた。
その後、大量の叫竜が攻めてきた際には自分たちが見捨てられたことを真実パパの命令を執行しようとしたが、(ゾロメからは狂ってると評された)一瞬のスキを突かれ、δとεが機体もろとも解体されて死亡。
その後、生き残ったα、β、γは火星でVILMと戦っているゼロツーの援護のためにヒロと共に出撃。VILMの群れに取りつかれβとγが戦死。最後に残ったαもヒロを脱出させ機体を自爆させたことで死亡。結果的に壊滅した。