概要
『NewスーパーマリオブラザーズWii』のコースのひとつであり、同作品の中でも難易度が非常に高いことで知られる。
このコースを遊ぶには、まずWORLD8をクリアしてWORLD9を出現させることと、WORLD7のスターコインを全て集めることが必要となる。つまり、隠しステージで難コースでもある7-6の全スターコインや入手難易度が特に高い7-砦の3枚目のスターコインも取らなければならない。さらには7-お化け屋敷のスターコインを全部集めるには通常ゴールと隠しゴールの両方をクリアしなければならず、結果的にWORLD7を完全にコンプリートしないと本コースには挑戦できないといってもいいだろう。
コースの特徴
緑の土管が多く、足場の大半が氷ブロックで構成される。緑の土管からは中盤の1本を除くと全てファイアパックンが潜んでおり、マリオをめがけてファイアを吐いてくる。また、ファイアパックンのファイアやファイアマリオのファイアボールが氷に当たるとその氷は溶けてしまい、氷に覆われたブラックパックンやコインが出現し、足場が減って移動しづらくなってしまう。中盤に登場するイガクリボーも同じく、ファイアやファイアボールが当たるとクリボーが飛び出てくる。終盤にはファイアパックンが頭上から5体現れるところやファイアブロスも待ち構える。そもそもクリアするのもWORLD9の全8コースの中でもかなり難しく、スターコインを集めるとなると更に難しくなる。制限時間は400秒、ハテナブロックも3回しかないのでアイテムでパワーアップできるチャンスも僅か3回。BGMはWORLD5における5-1、5-3、5-4などで流れるものと同じ。
登場する敵
- ファイアパックン
一定間隔で土管から出現してはマリオをめがけてファイアを放ってくる。ほとんどのファイアパックンは1発ファイアを放ってから土管に引っ込むのだが、2個目のハテナブロック前のファイアパックンに限っては3発連続で放ってくる。この手前の氷2つ分の足場が全て溶けると先へ進むのが難しくなる。終盤には前述の5体連続で現れる箇所もあり、ダッシュ+しゃがみでないと通り抜けることができない。足下の土管の間にハマるとカベキックでも脱出はできないので脱落決定。
- パックンフラワー
3発ファイアパックンの近くに1体だけ登場。前述の氷2つの頭上にいる。
- ブラックパックン
スタートから3個目のハテナブロック前まで、大半の氷の中に潜んでいる。ファイアパックンのファイアやファイアボールによって氷が溶けるとその姿を現し、マリオの行く手を阻む。さらにタチが悪いことに、このブラックパックンは倒すことができない。無敵マリオになれるところも無いので、コイツの対処法はとにかく出現させないことだけ。本作品で登場するコースはここのみ。
- イガクリボー
2つ目のハテナブロック以降~3つ目のハテナブロック前のエリアに登場。イガイガに包まれたクリボーであり、踏みつけ不可能。ファイアパックンのファイアやファイアボールが当たるとクリボーが飛び出してくる。高い足場にいることやファイアパックンのファイアの射程圏内に全ていることが何とも厄介。ブラックパックンと同じく、本作品で登場するコースはここのみ。
- ファイアブロス
3つ目のスターコインを挟む形でリフトに乗って2体登場。やや不規則な間隔でファイアを放ってくる厄介なヤツ。ただ、3枚目のスターコインを取るにはコイツの力が必要となることもあるため、そう簡単には倒せないかも。
スターコイン
- 1枚目
周囲に3体のファイアパックンが潜んでいる。スターコイン左にある土管をカベキックして取れば問題ないが、取り終えた後のファイアには注意。
- 2枚目
氷の下に配置されている。溶かせば取れるには取れるが、溶かしすぎるとその後の足場も減ってしまうことやファイアパックンも下からファイアを放ってきていることを忘れないでおきたい。スターコインの下には氷が4つあるので1つ分だけ溶かしてすぐ取って先に進みたい。この後にある3枚目のスターコインも一緒に取るのは難しいので、苦手な場合は取ってからまた入り直す方がいいかもしれない。
- 3枚目
氷の下にあるかつ氷の壁に挟まれている。ファイアマリオならばファイアブロスを倒して氷を溶かすことができるが、それ以外だとファイアブロスに氷を溶かしてもらわなければならない。スターコインの上にある氷が1マスおきでしか溶けていない状態でスターコインを取りに行くとカベキックでの復帰ができずに積むので注意。また、氷の壁も溶かさないように。複数人プレイやプロペラマリオで取るのも手。
スーパープレイ
4-2のスーパープレイと同じく、コースを全てクリアすることで解禁できる。マリオの状態でスタートし、スターコインを全て取りつつノンストップで駆け抜ける。イガクリボー地帯はスピンジャンプでファイアボールを出しながら頭上のファイアパックンとイガクリボーを倒していくというまさに職人技。