概要
普通の仕事をしていた人がAVに俳優として継続的に出演するようになること。
何を以て「堕ちた」とするかは個人の主観によるところが大きいが、多くの場合は非アダルトで活動しているタレント(特にグラビアやアイドルなど)が、AVなどアダルト分野での活動に転向することを指す。「元芸能人が…」「現役アイドルが…」というような謳い文句が付けられることも多い。PixivではAVパロなどを題材とする作品にタグとして使われていることが多い。
いわゆる「着エロ」や「イメージビデオ」への出演、つまり厳密にはアダルトビデオではないジャンルでも「AV堕ち」とまとめられることもある。東映ポルノや日活ロマンポルノなどのポルノ映画、ピンク映画、またVシネマなどでそのような要素が強い作品を「AV」として、その出演者を「AV女優」と定義することもあるが、これらは販売・撮影形態がAVと異なり、また必ずしも「カラミ」が描かれるとは限らず、非アダルトの一般作品に出演している俳優が出演していることも少なくないため、「AV堕ち」と表現されることは少ない。
AV転向の動機はさまざまあるが、「本人が元々AV志望だった」「元のジャンルでは芽が出なかったが芸能活動は続けたい(知名度を生かしてさらなる人気を得たい)」など、ポジティブな場合もあれば「(枕営業など)悪質なプロダクションやプロデューサーに騙された」「経済的な事情でやむを得ず単価の高いAVに出演した」などネガティブな場合もあり、その後の活動によってはAVデビュー前より「上がる」こともあるため、全てのケースが「堕ち」てしまったとは限らない。
ほとんどの場合は女優を指すが、これは女性向けAVやゲイ向けAVにおいて、元々一般タレントであったことを売りにしている男優そのものが少ないという事情がある。ただし、現役で一般タレントとして活動しつつAVに出演している(あるいは下積み時代に出演経験がある)ことを公表している人物もおり、有名どころではハチミツ次郎や大槻ケンヂ、石野卓球らが出演を公表している。なお(公表するにあたって)行為そのものに参加していないこと、単発の出演であることが大半だが、ハチミツ次郎に関しては女優とのカラミのシーンがある作品が複数リリースされており、れっきとした男優である。
対義語となる、AVから一般タレント、非アダルトの映像作品に転向した場合(デビュー前に顔を伏せたり、女優自身をフィーチャーしない形で出演していたりするケースも含む)をなんと指すのかは明確な表現が決まっていない。また、「カラミ」シーンがなく出演した場合(例えばAV監督を務めたことのある岩井志麻子は、AV本編にも女優として出演しているが、行為には参加しない役回りであった)も同様である。
関連タグ
AV女優←実際に困ったことがあったらこちらの記事を参照してください。
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