※R-18要素を含みます。18才未満の人は閲覧をお控えください!
概説
SODクリエイトが開発した改造車両で、一言でいえば動く合法的野外露出用スタジオ。
同時に同企業のAVブランドの人気アダルトビデオシリーズでもある。
三菱ふそうのトラック車両・キャンター(6代目)のキャンピングカー仕様を改造し、後部コンテナを全面マジックミラーで形成するという、常人の及ばない発想のもとに誕生した。
内部は簡単なマットと撮影機材(撮影シチュエーション次第でいろいろと持ち込んだりもする)だけで、外からは金属製か鏡面のコンテナに見えるが中からは外の風景がほぼ丸見えである。
AVブランドとしては「素人ナンパもの」の定番となっており、AV男優の加藤鷹を筆頭に芸能界でも多くのファンを持つ売れ筋シリーズとなっている。
この中でいわゆるイケないことをする訳だが、“実際は密室であるのに外へ向けてはフルオープン”という野外露出嗜好の諸兄にはたまらない状況を作り出す。
限りなくアウトに近い代物だが、ヤっている場所はトラックのコンテナという“密室”であり、外からは限りなく見えないため、露骨に摘発出来ないという難攻不落のエロ空間。
ただし、夕方以降の“日光の反射が弱くなる”時間帯にはマジックミラーの効果が減少して“見えてしまう”ため、日暮れ頃には車内に施設してあるカーテンで外の世界と隔絶してしまう。
また道路交通法の改正によって、繁華街での撮影が困難となり、最近ではそこから外れた立地でこっそり撮影をすることが多、同時に通行人なども“仕込み”を使ってカサ増しすることもある。
現在、所有権とシリーズ制作はディープスに移行している。
(そのはずだが、SOD公認と言う形でいくつか出ているものもある)
外部への波及
この車両の存在を一躍知らしめたのが、お笑い芸人ケンドーコバヤシがアメトーークでのプレゼン大会でねじ込んできた企画案『マジックミラー号芸人』である。
完全なおフザケだったにもかかわらず、なんとDVD7~9巻の全巻初回購入特典DVDとして封入されるという異例の事態に発展し、本当にマジックミラー号の車内で企画を敢行してしまった。
またガガガ文庫の超問題児作品『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』がまさかのアニメ化を決定した際、アニメ放送直前特番をマジックミラー号で収録するというもはや作品ファンをして「病気を超越した何か」と言わしめる所業を敢行している。
続いては、ブラウザゲーム進出。タイトルは『マジックミラー号これくしょん マジこれ』と、もはやアレを意識しているとしか思えないタイトルも、ある意味で狙っているのかもしれない。何せどっちもDMM.com(こちらはFANZAGAMESですが)だし。
こちらのブラウザゲームは2016年にサービス開始。初期の頃は実写ゲームではない為に二次元キャラ限定だったが、バージョンアップで二次元と三次元キャラが同時存在する作品になってしまった。
(大人の事情の絡みで実写ゲームが出しづらい環境がある可能性があった中で、まさかの展開となった。これに関しては賛否両論あるのだが……)
後にブラウザゲームの方はサービスが終了し、仕切り直しとしてタイトルを『マジックミラー号の監督になろう!-マジかん-』に変更してサービス再開、今度は最初から二次元オンリーに変更されている。
2018年には12億が別の意味でも有名なマジカミが、マジックミラー号で試遊会を行った。ゲーム自体はR-18要素もあるのだが、一般版でもリリースはされている。後に2022年には前所持者だったSODコラボを行っている。
まさかの展開
2017年、シリーズの誕生20周年という節目で、まさかのフィギュア化がされる事になった。後に9月リリースと告知され、このフィギュア化は、フィギュアメーカーのネイティブが「マジックミラー号のフィギュアを出したい」と打診、ソフト・オン・デマンド側が「20年の節目なので」と快諾したらしい。
当然のことだが、初のフィギュア化である(フィギュア化、とあるが厳密に言うとミニチュアカーという表現が正しいかも)。
その他個人製作になるが、アオシマから発売されたキットをベースとして制作したツワモノもいた。
極めつけ
しれっと「異世界」でアレなAVもリリースされている中、まさかのSOD公認で『異世界マジックミラー号』という異世界トラックも逃げ出しそうな小説が出ることとなった。どういうことなの?
マジックミラー号の運転していたADが、ふと居眠りをしていたら異世界へ……という異世界転移ものである。
関連タグ
外部リンク
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