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【注意】この記事はGlitchtaleのシーズン2の核心に迫る要素が多数含まれております。この記事を読む前にはまず先に原作の動画の視聴を推奨します。

概要

CV:Project SNT(Youtube)

RPG『Undertale』の二次創作アニメーション作品『Glitchtale』に登場するオリジナルキャラクター。本名は「アンバー・ライトベール(Amber Lightvale)」。女性であり、種族は人間。年齢は14歳。『親切』と『誠実』の混ざったソウルを持つ。親族は兄と姉の二人のみ、両親は既に死亡している(母親は彼女を出産直後に死亡、父親については後述)。

肌が白く、目は緑色、髪の色は青色。基本的に上部に洋ナシの緑色の縞模様のあるエメラルドグリーンのセーター、明るいターコイズのブーツ、春の緑色のミディスカート、緑色のレギンスを身に着けている。

性格については語られなかったが、ほとんどのシーンで笑顔を見せており、姉弟と仲良く遊んだり作業したりと関係は良いように見えた。

余談

「彼女がもし成長して大人になったら」というテーマのイラスト(外部リンク)が作者によって公開されている。

このイラストでは長い髪に、上半身を覆う鎧・鎧の下にある紺色の衣装・水色のブーツを着用していた。

ネタバレ

【注意】以下、『Glitchtale』シーズン2以降における重大なネタバレを含んでいます。

実は彼女の姉弟はEP2にて明かされた『結界についての話』の姉弟である。

Origins『The Black Beast(黒い獣)』

Bête Noire:特に嫌われている、もしくは避けられている人(物) 直訳:黒い獣

また、厳しく禁じられているリバース魔法の一つとして知られている。

本編から1000年以上前にも遡る昔、姉弟が母親の赤子の出産を見守る所から始まる。しかし女の子を出産した直後、『誠実』のソウルを持った母は命を落としソウルは砕け散った。

その後、妹はアンバーと名付けられ、姉弟はその面倒を見、そして育てることにした。それから三人は共に生活しながら、幸せな日々を送っていた。

強力な魔法使いだった姉弟は、モンスターを封じ込める結界を張ることを王国から依頼されていた。二人は命令に従い、他の魔法使いと強力し実行するが、その十年後には姉弟のモンスターへの意識は二人の間で異なっていた。『決意』のソウルを持つ弟は結界を破壊するべきと主張したが、『勇気』のソウルを持つ姉は結界は平和を守る為に必要と信じていた。そして口論は続き姉は魔法の槍を向け、「私を倒せれば結界を破壊できるでしょう」と挑発し勝負を仕掛けた。

そして人々とアンバーに見守られながら戦いは始まった。これまでに姉は弟より遥かに強く、自信に満ち溢れていたが、戦いが長引くにつれ、弟の「決意」の力は信じられない程の強さを発揮し、強くなっていった弟がこの戦いに勝利する。姉は絶望と敗北を強く恥じ、「勇気」の魔法の力を失い髪も白くなった。そして姉は国を去り、「決意」を超える魔法の力を探す旅に出た。

しばらく姉がいない悲しい日々が続いたが、とうとう姉は家に戻ってきた。しかし姉はソウルの本質を逆転させる危険で使用が許されていない禁呪を使い、ソウルを『勇気』の要素を逆転させ『恐怖』のソウルとして変化させていたのである。髪の色も薄黒いオレンジに変化し、目も光の色を失っていた。

姉はもう一度弟に挑戦したが、弟はそれを拒んだ。しかし挑戦を拒んだことで姉は怒り、アンバーを手にかけようとする。弟はそれを阻止するため戦ったが、見事『恐怖』のソウルは「決意」の力を上回った。そしてアンバーを刺し、それにより「決意」の力を失った弟を刺殺、姉は勝利を宣言したのである。

しかしその時点で彼女のソウルは変化に耐え切れずひびが入っており、寿命が短いことも感じていた。その為、まだ息があるアンバーの体と自身のソウルを犠牲に、人間でもモンスターでもない化け物を作成するために反転した魂と体を必要とする呪術『Bête Noire』を行う。そしてアンバーの体は色が反転し、『恐怖』のソウルに吸収される。

ソウルの色と姉の髪はピンクへと変わり、姉は命を落とした。

そして彼女は考えられる最悪の存在、「人間とモンスターの平和を壊すことのみを目的に造られた化け物」であるBetty_Noireを誕生させたのである。

姉兄の概要

原作のオープニングにいる二人の魔法使いとして、作者は登場させた(参照)。そして両者はアンバーより15歳年上の29歳である。

兄 カッパー・ライトベール(Copper Lightvale)

Copper():原子番号29の元素。元素記号は Cu。 周期表では金、銀と同じく11族に属する遷移金属である。

『決意』のソウルを持っており、地下を結界で塞いだ魔法使いの一人。

姉とは双子の姉弟であり、両親は死亡しており母はアンバーを出産した直後に死亡、父はモンスターとの戦争時以前に死亡してており、死因については未だ明かされていない。

勇敢な性格でありながらも、残された二人だけの家族を大切に思いながら生活していた。結果として暴走した姉がアンバーを危険にさらすまで、戦うことを拒否していたのである。しかし、アンバーが刺されたことの絶望で、彼は「決意」の力を失い実の姉によって殺害された。

モンスターに対しては姉弟が戦争中に最も多くのモンスターを殺害したとされており、元々モンスターが嫌いだったが、その10年後に人間がモンスターに対して行った「恐ろしい事」を見て、変革が必要と感じバリアを破壊しようと持ちかける。

作者のイラスト

姉 アゲート・ライトベール(Agate Lightvale)

Agete(瑪瑙):石英・玉髄・蛋白(たんぱく)石の混合物。帯状の美しい色模様をもつ。印形・飾り石などにする。

『勇気』のソウルを持っており、シーズン2の真の黒幕全ての元凶とも言える。

弟と同様に地下を塞いだ魔法使いの一人であり、最悪の存在「Betty Noire」を禁呪により誕生させた。戦前は本当に家族と仲が良かったが、考えを変えた弟と対立し戦うことに。実力には本当に自信があった物の、弟の「決意」の力に敗北しその事に絶望し『勇気』のソウルの力は消滅し髪の色も抜け落ちた。

その後、「決意」を超える魔法の力を探す旅に出て『恐怖』のソウルを手に入れた。

そして禁呪を使いソウルの本質を逆転、元々『恐怖』のソウルは薄黒いオレンジ色でありソウルが変化したことで髪の色も変化、目も光の色を失い、大切な家族のはずだった弟とアンバーに襲い掛かる。

本来性格はかなり良い方で親切な性格だったのだが、自分の限界を超えるためには努力を惜しまないことと、何事にも感情的であり傷つきやすいというのがあった。しかし禁呪による「ソウルの特性を逆転させた」ことにより、彼女の性格もより歪んだものになり完全に正気を失っていたという。

作者のイラスト

ベティーとの関連性

アンバーの髪・服装の色を反転させると、ベティーと瓜二つになる。

その為か、アンバーとベティーは同一人物(フラウィアズリエルの様な関係)と思われがちだが、上記か分かる通りアンバーは既に死亡している。

『恐怖』のソウルはアゲートのソウルであり、体がアンバーの物を使われているだけで、明らかな同一人物ではなく、ベティーは生前アンバーの記憶を一切覚えていない状態。そしてアゲートのソウルを持っているので、アゲートの方の記憶を所持している。

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