概要
Dear Estherなどで知られるThe Chinese Roomによって開発されたサバイバルホラーアドベンチャーゲーム。発売元はFrictional Games。
2013年9月10日にSteamにて配信が開始された。
2021年現在、有志による日本語化modなどは出ていないが、日本語訳そのものは公開されている。
本作は前作Amnesia:_The_Dark_Descentの間接的な続編となっている。前作と同じ世界を舞台としながらも、登場人物や時間設定が変更されている。
物語の舞台は19世紀のイギリス・ロンドン。実業家であるオズワルド・マンダスは、消えた彼の息子たちを追い、巨大な『機械』で構成された自宅の地下に潜入していく。
本作では、前作であったSAN値システムやランタン(懐中電灯)の使用制限がなくなっている。
また、インベントリ画面が削除された事で謎解きも簡易化し、よりストーリー性が重視された作品となっている。
2020年10月20日に続編の『Amnesia:_Rebirth』が発売された。
ストーリー
(あらすじ)時は1899年。裕福な実業家であるオズワルド・マンダスは、発熱に苦しみ、暗くて地獄のようなエンジンの夢に悩まされながら、ベッドの上で目を覚ました。悲惨なメキシコ遠征の幻影に苦しめられ、産業ユートピアの失敗した夢に打ちひしがれ、罪悪感と熱帯病に苛まれながら、彼は悪夢の中で目覚める。家の中は静まり返り、地面は地獄のような機械の意思で揺れている。彼が知っているのは、子供たちが重大な危機に瀕しており、彼らを救うのは自分にかかっているということだけだ。 ー公式Steamストアページより翻訳
主な登場人物
- オズワルド・マンダス
本作の主人公。裕福な実業家。彼の息子たちを溺愛している。
- 子どもたち
兄がエドウィン・マンダス、弟がイーノック・マンダス。マンダスが目を覚ますと、彼らの姿が消えていた。
- 謎の男
電話でマンダスに語りかけてくる謎の男。その正体は謎に包まれている。
- クリーチャー
地下空間で見ることができるクリーチャー。豚と人間を掛け合わせたような姿をしている。マンダスを見るや否や襲いかかってくるものが多いが、中には怯えたように体を縮こまらせているものもいる。
関連タグ
SOMA:同開発によるホラーゲーム