Anniversary(KinKi_Kids)
きんきのあにばーさりー
前作「ね、がんばるよ。」から、11ヶ月ぶりとなるシングル。
本作はカップリング曲やインストを収録せず、A面とそのアレンジバージョンの2曲でワンコイン(500円)での発売となった。
当初は2ndベストアルバム『KinKi Single Selection II』と共に12月8日に発売される予定だったが、発売直前に急遽延期された経緯がある。
11thシングル『ボクの背中には羽根がある』以来となる織田哲郎の作曲の楽曲。
歌詞はタイトルのとおり「記念日」をテーマにストレートな想いと、その想いを忘れずにこれからも相手を大切にしていきたい、という決意を感じられる愛情表現を歌ったラブソングになっている。
作曲した織田が下記の関連動画の【オダテツ3分トーキング】カバー時のコメントによると「20枚目のシングルということで王道的で重厚感のある「記念碑」的な楽曲にしたい」という形で制作したとのこと。
2007年のベストアルバム『39』のファン投票で2位にランクインする等、ファンにも人気の楽曲。他のアルバムには『H album -H・A・N・D-』・『Ballad Selection』・『The BEST』に収録(上記いずれも通常バージョン)されている。
ライブ・テレビ番組での演奏
発売から年月を経た現在でもライブ・テレビ番組共に頻繁に演奏されることの多い楽曲。
ライブ演奏される際は様々な演出・アレンジが施される楽曲となっており、「通常バージョン」・「-20th. memorial version-」・「2つをミックスしたバージョン」・「ピアノのみ」…etcと多岐にわたっている。
下記、関連動画の『KinKi Kids Concert 2022-2023 24451〜The Story of Us〜』では冒頭~1番サビまでをピアノ演奏とストリングス。それ以降は通常バージョンでの演奏となっている。
2017年のテレビ番組『THE MUSIC DAY 願いが叶う夏』では剛が直前に突発性難聴を患い急遽、光一のみの出演となった際、この楽曲を演奏したがこの時はあえて2番を歌っている。
その理由として光一は「(今は剛が)いないけど、いるだけでありふれた日々がとてもアニバーサリーなんだという意味もあって、歌詞がしっくりくるなと思って2番を歌わせてもらった」とコメントしている。
この楽曲をツアータイトルとした4大ドームツアーは下記の日程で全4会場9公演にて開催。
これまでKinKi Kidsの楽曲や「LOVE LOVE あいしてる」等に参加していたベースの吉田建がライブに初参加。バンドとストリングス隊を携えて全曲生演奏のステージとなっている。
これ以降、KinKi Kidsのライブは原則的に吉田建がバンドマスターの元、フルバンド・ストリングス形態での公演となっている。