概要
オプティマスプライムと共に『トランスフォーマー』シリーズの顔として活躍しているバンブルビーのかつての名前。
オプティマスの過去の名前である「オライオンパックス」の様なポジションではあるが、そちらと比べると登場が遅いこともあってこの名前(及び設定)が用いられている作品は現状2作品のみである。
そもそも「B-127」は名前というよりもコードネーム(識別番号)。
そのコードネームは『IDWコミック』などの一部作品にて奴隷階級のTFに付けられるものとして用いられている。
(例としてあのメガトロンも作品によっては奴隷時代に「D-16」と呼ばれていた)
その事から、コードネームで呼ばれている彼を含むTF達は過去に奴隷として働かされていたと考えて良いのかもしれない。
バンブルビー
B-127という名前が登場した初の作品。
サイバトロン星でディセプティコンと戦っていたが、オートボットが敗色濃厚となった事でオプティマスプライムの指示により地球へと避難。
紆余曲折あってチャーリー・ワトソンの元へと渡り、彼女によってバンブルビーと名付けられた。
詳細はこちら→実写バンブルビー
玩具は「スタジオシリーズ」にて発売。劇中冒頭のサイバトロン星でのシーンの姿を再現しており、SFビークルに変形する。
余談になるが、B-127を追いかけて地球に来たディセプティコン達は皆B-127の事を「裏切り者」と呼んでいる。
推測でしかないが、これはB-127が元ディセプティコンだったからではないかと考えられている(ディセプティコンも作品によってサイバトロン星のカースト制度撤廃などを目的に立ち上げられた組織である場合もあるため)。
ディセプティコンの特徴である赤い目で暴れ回ったあのシーンもこれが理由なのかもしれない。
トランスフォーマーONE
日本語吹替声優:木村良平
2024年公開予定のフルCGアニメ映画『トランスフォーマーONE』でもバンブルビーのかつての名前としてB-127名義で登場する予定となっている。
今作ではトランスフォーム能力を持たない(というよりは制限されている)労働ロボット(=奴隷)として地下で働かされている。
若者のTFとして登場するバンブルビーとしては珍しく、若き日のオプティマス(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)の先輩という位置付け…だとPVの時点では思われていたが、単に二人が送られた部署に先にいただけであった。
ちなみに木村氏は2023年放送(※日本国内)のトランスフォーマーアーススパークにてバンブルビーの日本語吹替を担当している為、2年連続のトランスフォーマーの出演となる。
生来のとてつもないお喋りであり、本人の口ぶりから察するにあまりのうるささ(ショックウェーブ曰く「意識がない方がひどい」ほど)からあちこちの職場を転々とさせられた末に誰もいない地下深くのゴミ処理場に閉じ込められていた。
自称「ビッグヤバトロン(Badassatron)」。孤独ゆえか廃材を集めて「友達」のロボットを3体作って話しかけていた。
この「友達」の一体に使用されていた部品の一つがアルファトライオンの救難信号という超重要アイテムであり、これが物語のターニングポイントの一つとなった(こんな重要なものがここにあった理由は、黒幕の所業を見れば察せられるだろう)。
パッと見はただのおしゃべりのお調子者っぽいのだが、言動や行動の端々に危険人物の気が見られる。バトルマスクやソードが発現するとものすごく嬉しそうに自慢しつつトラッカーを次々斬ったり明らかに無用な破壊行為に及んだかと思えばメガトロンの暴挙にはドン引きしたり止めにかかったりとまともな倫理観を持っているような行動もしており、視聴者からは「バンブルビーじゃなくてビッグヤバトロンじゃないのか」「光に着いて行ったから許されてるけどどっちかって言うとデ軍寄り」という感想が出ている。
関連タグ
B-127⇒バンブルビー