概要
番組タイトルでは『少年探偵団』と表記される。原作は江戸川乱歩の『少年探偵団』。舞台は放送当時の現代。
BD正式名称、Boy Detectives Seven(=7人の少年探偵団)作中の探偵団の愛称。
怪人二十面相の犯行を、明智小五郎や探偵団が(阻止しようと)活躍する物語。本作品の怪人二十面相は、BD7抹殺を狙うなど完全な悪役となっていた。制作は日本現代企画。
そして、少年探偵団(ドラマ)初のフィルム撮影となった為、再放送が可能となり(日テレ版「怪人二十面相(ドラマ)」とフジ版「少年探偵団(ドラマ)」は生放送だった為、再放送が不可能であった。)、二十面相が変装を解くシーンはタツノコプロ作品でも用いられているスキャニメイトが採用された。
最終回は警察と二十面相とのカーチェイスの末、二十面相の車が転落し、二十面相の生死不明で幕を降ろした。
2015年6月26日放送の探偵ナイトスクープ「結成!少年探偵団」にて依頼者の少年が本作をモチーフとした探偵団を立ち上げVTR中BD7ではなく怪人二十面相 (1958年のテレビドラマ)のエンディング曲「少年探偵団の歌」が流れた。
主な登場人物
BD7団長。聡明な少年で、明智ほどではないが推理を発揮し、二十面相の変装を度々暴いている。
篠崎 はじめ(ガッツ):坂本高章
BD7副団長格。団長の小林が入院中で不在の回(第21・25話)は彼が全団の指揮を執る。タックルとショルダーアタック「ガッツ・アタック」の名人。
桂 正一(ゴムカン):すのうち滋之
BD7団員。スリングショット射撃の名手。
羽柴 荘二(オウム):内海敏彦
BD7団員。どんな人や動物の声でも即座に出せる声帯模写の名人。
山田 三吉(トンボ):辻辰行
BD7団員。軽業師で侵入の名人。身が軽く、綱渡りも朝飯前。
白石 四郎(キカイ):岩渕英二
BD7団員。メカニシャン。メカに強く、無線機ぐらいなら即座に組み立ててしまう頭脳の持ち主。
秋吉 めぐみ(マジョ):山添三千代
BD7団員で紅一点。名マジシャン。戦う時には、空中から突然ステッキを出して相手を殴ったこともある。
明智小五郎:浜田柾彦
BD7の後見人で名探偵。文武両道の好紳士で、変装も得意とする。
中村警部:深江章喜
下の名は権兵衛(ごんべえ)。いつも扇子を愛用している。
怪人二十面相:団次郎
最終回で“著名な俳優・団次郎”として登場する。
ナレーター:畠山麦
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怪人二十面相と少年探偵団、超・少年探偵団NEO(beginning):同じく江戸川乱歩を原作とした特撮番組