概要
東方のキャラクター、チルノの二次創作で使われるタグのひとつ。
元々東方シリーズにおいては通常の難易度よりも上の難易度としてEXという難易度がある。
また、東方怪綺談において通常の難易度の方では道中のボスとして登場していたアリスがEXボスとしてその作品最強のボスとして再登場するという展開もあったため、EX○○は「通常の状態よりも遥かに強い姿」という意味合いで描かれることが多い概念。
それ故に元々強いキャラクター(例えばフランドール・スカーレットのように元からEXボスだったり等)にはこのEX○○と呼ばれる姿が言われることは少なく、どちらかといえば元々は弱い部類のキャラが何らかの理由でパワーアップした姿、あるいは本気を出した姿という妄想で描かれることが多い(なお、上記のアリスの場合はEXボスの際は最強の魔道書「Grimoire of Alice」を持っていた。東方妖々夢以降に登場する彼女、アリス・マーガトロイドは本気を出さないキャラであり、ある意味でEXボスの際のアリスは最強の魔道書でパワーアップした姿であるとも、彼女が本気を出した姿ともどちらとも言えるかもしれない)。
EXチルノの場合は、基本的にはボスではあるが設定上はあまり強くない扱いをされるチルノが何らかの特別な力を身につけたり、身体的にも精神的にも成長したことによって妖精よりも上の存在である精霊クラスの実力を備えている場合が多い。
普段⑨だの弱いだの言われてることに対するギャップ萌えの一種。
また、EXのときは熱に耐性を持つなど、弱点が殆ど無いと言われている。
あくまで二次創作の妄想であるため、作者によってはチルノ自身ではなくチルノの亜種だったり、氷精の突然変異やチルノの姉妹だったりなど様々なパターンもあり、詳細は特に定まっていない。
基本的には妄想の産物なので原作との整合性もへったくれもないのだが、一応原作の時点で「妖精の中では異常に強く、それ故に妖精というカテゴリーから外れる恐れがある」ことを四季映姫・ヤマザナドゥから説教される場面がある。
また、なんだかんだでお祭り作品のような作品では頻繁に自機に昇格することもあり、その際は他のメンバーとして幻想郷でも最強格の存在が参加していることもある。そのため「あくまでゲーム上の話ではあるが」という前提はつくが幻想郷最強格の存在と対等に戦うチルノの姿を公式作品で見ることができることもこういった妄想を後押ししているのかもしれない。
なお、EXチルノではないが実際にチルノが外的要因によってパワーアップし、見た目も変化したということを公式がやったこともある。
関連タグ
日焼けしたチルノ:こちらは公式が行ったチルノのパワーアップした状態(ただし、中身は大して変わってない)
里香 ロリス パチュリー・ノーレッジ 橙 上白沢慧音 多々良小傘:元々通常のボスとして登場しつつ、同じ作品内のEXステージにもボス(あるいは中ボス)として登場したキャラ。
八坂神奈子 摩多羅隠岐奈:同じ作品の6面ボス(ラスボス)とEXステージのボス(あるいは中ボス)を兼任したキャラ。6面とEXステージは共に高難易度であるせいか、EXステージでの姿をEX○○と言われることはほぼ無い。
西行寺幽々子:EX○○の逆をいったキャラ。元々6面ボスとして登場しておきながら、別作品で1面ボスとして登場したことで話題になった。通称「おまえのような1ボスがいるか」