「学校に通ってた頃が懐かしいって思わない?
まあ、それがあなたが無垢だった最後の頃ね。」
概要
ホラーゲーム「DarkDeception」の悪夢の一つ。日本語表記では「邪悪なる小学生」
主人公が2番目に訪れる悪夢で、chapter2の一つ目のステージ。
基本的な目的は前のステージと変わらないが、このステージから「zone」と呼ばれるエリアが2つ以上に増え、本格的にマラクが介入してくる。さらに、このステージから「スキル」の項目が増えるため、プレイヤーはスキルを駆使してシャードを集めなければならない。
悪夢の構造
学校のようなデザインをしている。上記の通り、このステージからzoneが2つに増えるため、別々に分けて紹介する。
zone1
エリアを少し進むと、体育館らしき場所にでる。「Welcome Students!」と書かれた幕が貼られていて、周りに小さな椅子が並べられている。その先の廊下からシャード集めが始まる。全体的に暗い雰囲気で、鉛筆を模した柱や落書き、掲示板などが貼られている。また、至る所に扉が配置されていて、開けることはできるが、敵をおびき寄せてしまう。シャードの数は127個。
zone2
zone1とは別の校舎。Zone1をクリアすると侵入できるようになる。「AGATHA ELEMENTARY」(アガサ小学校)と書かれており、zone1と比べて、壁や天井に汚れがついて、通路の一部は炎が燃えていたりと、不穏な空気が漂っている。校舎の窓にはこの悪夢で死んでしまった人間の魂が張り付いている。また、このエリアには食堂のような場所があり、長居すると危険なため注意。ここにも扉が配置されている。シャードの数は156個。
脱出パート
すべてのシャードを回収してリングピースを獲得しポータルに戻ろうとすると中庭直前でアガサが出現、そこで彼女が「パパ」と呼ぶマラクが出現。中庭の先の扉は閉まってしまいそちら経由で戻ることは不可能となるため、マラクの追跡から逃げながら校舎を遠回りして体育館に戻る必要がある。途中にはアガサが作った偽物のポータル(明らかに手描きで描かれており、上にはスペルミスしたPortolという文字が書かれている)が配置されており、それに触れてしまうと追跡にアガサも加わってしまう。
体育館に戻り、ポータルに向かおうとすると扉が閉まってアガサが出現、イベント戦の開始となる。体育館内にある椅子が全て消滅し、アガサが追跡してくるので、適切なタイミングでスピードブーストを使いながら追跡をかわさなくてはならない。途中からは体育館内に偽ポータルが出現、こちらは校内に出現するものとは違い接触すると爆発する(スピードブースト中であれば接触しても爆発するまでに範囲外まで逃げられる)。一定時間かわせば体育館の扉が開くので、それからポータルまでたどり着ければステージクリアとなる(ただし、扉が開いてからポータルまでの間にもアガサは追跡してくる)。
モンスター
- Agatha(アガサ)
「わーい、新しいお友達だ!すっごく嬉しいよ!ようこそ!」
この悪夢のモンスター。少女のような姿をしているが、目玉や腕が黒く、口が裂けていて、手の指がとても細長い。また、白いシャツに黒のワンピースを着ている。
ナイトメアモードでは、目玉が赤くなり、シャツが赤色に、ワンピースが黒色になる。
性格は見た目の通り子どもっぽく、主人公を「新しい友達」として歓迎したり、リングピースを「お友達」と称している。
基本的に追いかけてくるのは彼女1人だけだが、足が速く、スピードブーストを使わなければ振り切るのは難しく、扉の開閉音を聞いて探してくる。さらに、zone2からはワープを使用して追いかけるので、ワープの特性を知らなければ、さらに困難を極めることとなる。
大型アップデートの「DarkDecepton Enhanced」では、ボスとしても待ち受ける。連続ワープで惑わせながら追いかけるので、ワープの効果音がしなくなったタイミングでスピードブーストを使おう。
余談
- このステージには様々な小ネタが隠されており、たとえば、
- zone1のあるエリアでアガサの墓と思われるものが映されている。
- 同じくzone1にある不思議の部屋にはホワイトボードに落書きがされていて、その内容は車にのっている「Me」と書かれた少女と「Mommy」と書かれた女性が水に沈んでいる様子、そしてそのそばに「Daddy」の似顔絵が描かれているというものである。
- また、壁の掲示板には、「YoU caN'T RUN FROM YoUR DeMONS」(おまえはおまえの中の悪魔から逃げられない)と書かれているが…?
- zone2には「Home Sweet Home」と書かれた隠し部屋に、アガサの隠れ家と思われる井戸がある。
- Eの書記によると、アガサは子どもの痛みと苦しみの邪悪な霊魂だということが分かる。
- アガサはマラクのことを「お父さん」と呼んでいるが、詳しい関係は不明。
- Zone1と2の間にある中庭の滑り台では遊ぶことが可能。遊ぶと実績「Playtime!」を解除可能。