「ようこそ…ジョイ・ジョイ・ランドへ?」
「あぁ…嫌な感じがするわ。」
概要
ホラーゲーム「DarkDeception」の悪夢の一つ。
主人公が7番目に訪れる悪夢で、chapter4の二つ目のステージ。
このステージから「zone」と呼ばれるエリアが3つに増える。それにより、マップがかなり広くなるので、シャードの回収にかなりの時間を要すると覚悟したほうがいいだろう。
悪夢の構造
「JOY JOY LAND」と呼ばれるテーマパークが舞台。しかしただのテーマパークではなく、地下には制御室や工場が存在しており、さらには「自己破壊シーケンス」という自爆機能が備わっている。エリア内には監視カメラがいくつも存在しており、カメラに見つかるとエリアを巡回している敵に居場所がバレるほか、近くにレーザーがある場合はそれが起動してしまう。
zone1
入口のすぐ近くにある監視カメラを避けて中に入ると、ラッキーとペニーによる歌とダンスの歓迎を受ける。そののちにステージ開始。
お城の裏のパークがシャード集めの舞台。全体的に建物が配置されており、マップが複雑な形をしているため、道がわかりづらい。敵はペニー・ラッキーの他に空を飛んでいるラッキーのクローンが3体おり、クローンに見つかると爆弾を投下されてしまう。
罠は監視カメラのみで、ここのカメラに1度も見つからずにZone1を突破すると実績「Camera Shy」を獲得。シャードの数は181個。
全てのシャードを回収するとセキュリティポイントに戻るように言われ、移動しているとラッキーが出現、挑発の後に大量のペニー・ラッキーのクローンが追跡してくる。お城の前に向かうと城に入る道以外はクローンによって塞がれており、ダグはお城の中に入ることになる。
zone2
侵入直後ハングリーから自己紹介を受け(なお、そのすぐ後にラッキーからも紹介を受ける)、その後にステージ開始。お城の地下にある制御室が舞台であり、zone3に進むためにはここでエレベーターの電源を復旧させなければならない。オフィスのような雰囲気であり、マスコット達の休憩場のようである。
罠は監視カメラと床からの槍。シャードの数は170個。敵はラッキー・ハングリーとハングリーのクローン2体。
全てのシャードを回収すると制御スイッチに行けるようになる。制御スイッチでは一旦ジョイジョイギャング3体全員がやってくるが、ダグによる電撃でダウン。その後電源を復旧させたダグはZone3へ。
zone3
マスコット達を製造している工場。全体に重くメタリックなデザインが特徴。下には溶鉄が巡らされており、またある場所には巨大なプレス機があるが、開始時点では機能停止している。
シャードを回収しながらプレス機まで進むとまだ生きていたジョイジョイギャングメンバーが襲ってくるので、以降は今まで通り追跡をかわしながらシャードを回収していく。シャードは全部で150個。
罠は監視カメラのみ。ただし、溶鉄の上の通路には一部柵がない場所があり、そこから足を踏み外すと落下してしまう。また、入り口の近くには3体のクローンがクレーンで釣られ高速で運ばれているエリアもあり、そこでクローンに接触するとその勢いでやはり落下してしまう。
敵はジョイジョイギャング3体全員。
全てのシャードを回収するとマラクが追跡してくるので、マラクをかわしながらプレス機の電源を入れなおす。その後、プレス機の前に来た瞬間にジョイジョイギャングが襲ってくるので、タイミングを見計らってプレス機を作動させ彼らを潰せばイベント戦へ。
イベント戦
ステージは前半・後半・そして最後の逃走フェイズに分かれている。
前半ではZone3のプレス機があるエリアが部隊。マラクにより扉が封鎖されたうえにジョイジョイギャングがジョイキルとして復活、プレス機をレーザーで溶解させ襲い掛かってくる。倒すためには部屋にある4つのレバーをすべて降ろしてピストンを起動させ、さらにピストンの近くに誘い出して起動させ突き落とす必要がある。
突き落とすと扉が開き、同時に自爆システムが作動。急いで中央のルームに戻りリングピースを回収するも、その瞬間セキュリティシステムが作動、扉が自動ロックされるとともにジョイキルが再び襲ってくる。今回はジョイキルを倒すすべはないため、プレイヤーは自動ロックが解除されるまでジョイキルの攻撃をしのぐ必要がある。
攻撃をしのぎ切り無事開いた扉から脱出し外に出ると、ゲートまで逃げる間にマラクおよび大量のクローンが追跡してくるので、彼らから逃げながらポータルへと向かう。
モンスター
- Joy Joy Gang(ジョイ・ジョイ・ギャング)
このステージの主なモンスターであり、テーマパークのマスコットキャラクター。
- Lucky the Rabbit(ラッキー・ザ・ラビット)
「オマエがどれだけラッキーか見てやろうじゃないか!」
マスコットの一体である黄色のウサギのアニマトロニクス。
ナイトメアモードでは、両目玉のガワが剥がれている。
常に勝利を求める野心家であり、ボスであるマラクに一番忠実。
全てのzoneで襲ってくる。足が速く、スピードブーストを使って一気に距離を詰めてくる。しかし探知能力はあまりなく監視カメラに頼っているので、そこを突けば彼の回避は容易になるだろう。
Zone1には空を飛んでいる彼のクローンもおり、爆弾を投下してくる。
- Penny the Chicken(ペニー・ザ・チキン)
「これじゃあ、誰がワタシと写真を撮ってくれるの!?」
マスコットの一体である白い鶏のアニマトロニクス。
ナイトメアモードでは、両目玉と顔の左側のガワが剥がれており、右目玉のガワが付いている。
自分のかわいさを売りにしようとしており、とにかく主人公とセルフィーを撮らせようとしてくる。
zone1とzone3で襲ってくる。見つけると定期的に卵を投げてスタンさせようとしてくる妨害キャラ。
また、もたもたしていると鶏のくせに飛んで近くにやってくるので注意。もちろん接触するとやられる。
- Hangry the Pig(ハングリー・ザ・ピッグ)
「リブこそオレのJOYだ!」
マスコットの一体であるピンクの豚のアニマトロニクス。
ナイトメアモードでは、右目玉と下顎のガワが剥がれている。
食べることが大好きで、セリフやステージ内の記述では幾度となく「リブ」について言及している(単語としての『rib』の意味は『牛のあばら骨のあたりの肉』のこと)。ラッキー曰くお腹が空くとおかしくなるとのことで、実際彼の名前である「Hangry」は、「Hungry」(お腹が空く)と「Angry」(怒る)の二つの単語が混ぜられた俗語(日本で言う若者言葉)。
zone2とzone3で襲ってくる。足は三体の中で一番遅いが、壁や扉を破壊するほどの力をもっている。なので、何の前触れもなく壁を突き破って襲ってくる。この現象に恐怖するプレイヤーも多いだろう。しかし、恰幅が良すぎるボディが枷になってしまっているのか持久力はなく、走り続けるとバテて一定時間は動けなくなる。
ステージの壁は一度壊されると同じプレイ中には壊されっぱなしとなる。シークレットの中にはハングリーに壁を壊してもらわないと獲得できないものがある。
- Joy Kill(ジョイ・キル)
(イラスト奥)
「復活したぞ!!」
このステージのボスモンスター。プレス機で破壊されたマスコット達の残骸と鋼鉄の骨格を融合させた姿。頭部がラッキー、右肩と右腕がペニー、左肩と左腕がハングリーになっている。また、骨格の左腕が取り付けられている。
ペニーとハングリーの能力が使えるとともに、レーザービームを使用してくる。ビームは直線に飛んでくるため、直線的な道になっているエリアでは危険。しかしプライマルフィアーが通用するため、これで隙をつくることができる。
余談
- Eの手記によると、ジョイ・ジョイ・ギャングは殺人を目的として使用されたマシンであるらしい。
- このマスコット達はFive Nights at Freddy'sをモチーフにしており、そのことを彷彿とさせる台詞が存在する。
- このステージには3体の違う敵が登場するということもあり、「3体全てに殺される」ことで解除できる実績がある。その名も「A Joyful End」(喜びの最後)。もちろん、喜びとは程遠い。
- このステージでジョイキルを倒すと解除できる実績は「Terminated」。おそらく溶鉱炉での名シーンが有名な映画「ターミネーター2」を意識したものと思われる。
関連タグ
「おっと!あと少しだったな!!」
「まさか、もう帰る気じゃあねぇだろうなぁ!?」
「そいつはホントに傷つくぜ!!」
「さよならもなしに帰れるわけないでしょ!!」
「飯の時間だぁ!!」
「いいね!赤身のこもった肉は大好物だぜぇぇぇぇ!!」
マラクと多数のマスコット達追われながらポータルの手前まで主人公は逃げたが、あと一歩のところでジョイ・キルに立ち塞がれてしまい、それによりマスコット達にボコボコに殴られてしまう。そこにマラクが介入し、主人公の頭の中に入り込んでしまう。
「抵抗するな。貴様は、私に”全て”を見せる責務があるのだからな…」
そこで主人公は生前の記憶を掘り返されてしまう。(主人公を参照)
その後、ダグはハングリーにポータルに投げ込まれる。
ハングリー『ボスの命令だからな・・・あばよ!!!』
YOU ESCAPED?
私が恋しかったかい?ビアス。