概要
『Good Morning ティーチャー』とは、重野なおきのデビュー作にして代表作である。
愛称は「グッティー」。
タグ名はスペースを埋めた形の『GoodMorningティーチャー』となる。
1999年から2012年まで「まんがライフ」と「まんがくらぶオリジナル」にて連載されていた。
全14巻。
千葉県にある県立柏葉高等学校(架空の高校)を舞台に、新人熱血教師:東進太郎とその教え子たちと、同僚の先生方たちも一緒に織りなす、ドタバタ青春ギャグ学園コメディ。
登場人物
東進太郎(あずま しんたろう)
イラスト真ん中の右側のキャラ。
通称「アズマ」「アズマ先生」。
朝の早起きが信条で、朝一番に登校することが自慢なほど学校が大好きな高校教師。
科目は地理歴史科(社会科)。
その熱血でありながらなおかつ柔軟な姿勢で、個性溢れる教え子たちと共に学園生活を送っていく。
同僚のヨーコ先生(山下陽子)に惚れており、また、教え子の一人であるウッチー(内田沙耶佳)から慕われている。
山下陽子(やました ようこ)
通称「ヨーコ先生」。
アズマの同僚の英語科教師。
アズマとは正反対に、とにかく寝るのが大好きで、寝坊による遅刻はいつものことであり、枕やパジャマを学校に持ち込み、保健室や屋上、果ては授業中の教壇でも居眠りをしてしまう。
超天然ボケだが美人であり、アズマから惚れられている。が、それに気が付かないほどの超鈍感でもある。
内田沙耶佳(うちだ さやか)
通称「ウッチー」。
アズマの教え子で、超絶級の元気娘。
遅刻の常習犯で、学校の成績も良くない。
たまにテストの点数が良いと、それだけでひと騒ぎになる。
アズマに本気で好意を持っており、いろんな事をしてアプローチをしている。
剣道部であり、竹刀で突っ込みをする事もある。
相手は主にゆいゆい。
そしてアズマを見ているウチに、教師になろうと決意することになる。
その後、後述の上原から勉強法をレクチャーされ、猛勉強の末、大学に合格。
4年後、念願の教師となり、彼女が初出勤したところで物語は幕を閉じる。
由井唯(ゆい ただし)
アズマの教え子。男子です。
通称「ゆいゆい」。
この呼び名を初めは嫌がっていたのだか、だんだんと慣れていく。
サボりの常習犯で、何事にもやる気が無かった。
後に絵を描くことにやりがいを見出し、美大を受験するも不合格となった。
あと要らない事を言ったりやったりして、ウッチー、栗子、番長に痛い目に遭うのがお約束。
上原とは小学校の頃からの幼なじみで、親友。
綾とはケンカばかりしていたが、だんだんといい感じになっていく。
海野綾(うみの あや)
アズマの教え子の1人。
真面目で努力家な優等生。
容姿端麗でスタイルも良く男子生徒達からもモテている。
面倒見がよく、ウッチーの世話をよく焼いている。
正義感が強く、規律を重んじるあまり、生徒手帳を熟読しボロボロにするなど、少し過剰な面もある。
そしてどういうわけだか、ケンカばかりしていたゆいゆいに、少しずつ惹かれていく。
絵が個性的・・・というかぶっちゃけ壊滅的に下手。
上原正充(うえはら まさみつ)
アズマの教え子の1人。
校内一どころのレベルではない天才少年。
とはいっても完全無欠ではなく、スポーツが苦手などの弱点もある。
そして少し危ない。
基本的にクールだが、ノリは悪くなく、むしろ良すぎる。
校内新聞などの学園内マスコミの取材編集を手掛け、スクープ探しに余念が無い。主な被害者は教頭先生。なお自分のネタすらスクープにする。
アズマの事は「自分の方が頭が良い」と思っているが、教育者としては認めている。
ゆいゆいとは小学校の頃からの親友。
中学時代に失恋した経験があり、その事がトラウマとなっていたが、頭が悪すぎるウッチーに勉強を指導する事で乗り越えようとする。
岩沢栗子(いわさわ くりこ)
アズマの教え子の1人。
柔道部に所属しており、世界レベルの柔道実力者な女の子。
そのきっかけが、柏葉高校番長:飯田とお付き合いしたいが為の努力の賜物。
柔道が強くなったおかげで、飯田番長とは作中屈指のラブラブカップル&最強カップルである。
なお、柔道以外のスポーツはてんでダメで、基本は天然なドジっ娘さん。
飯田清尚(いいだ きよひさ)
アズマの教え子の1人。
柏葉高校の番長で、全国レベルで有名なほどの強さを誇る。
しかし特技は手芸で、編み物やパッチワーク、それとネイルアートに料理も得意。
そして猫大好きだが、まったく相手にされてない。
栗子とはラブラブカップルでめちゃくちゃ一途であり、一途すぎるが故に実は留年生である(作品初期で20歳)。
実家は居酒屋を経営しており、卒業後は調理師免許を取って、何年か修業した後、栗子と入籍して、実家を継ぐ予定。
栗子と花壇の花を害する者は許さないと豪語しており、だいたいゆいゆいがヒドい目に遭っている。
余談
本作の完結後、まんがライフおよびまんがくらぶオリジナルでの後継作品の連載は一切行われなかった。特に、まんがくらぶオリジナルでは休刊に至るまで一度も作品が掲載されることはなかった。一方、まんがライフでは、まんがライフオリジナルで連載中の「雑兵めし物語」の単行本第1巻の宣伝を兼ねて、2022年9月号に「雑兵めし物語」がゲスト掲載された(まんがライフへの掲載は10年ぶりとなる)。しかし、まんがライフはこの号をもって休刊となったため、本作完結後としては最初で最後の掲載となった。なお、作者によれば、この掲載は意図したものではなく偶然によるもので、掲載が決まった時点ではまだ休刊が決定していなかったと思われる。
表記揺れについて
現在、pixivタグ名の表記揺れとして、『Good “M”orning ティーチャー』の「M」が小文字の「m」になっている「Good“m”orningティーチャー」タグが存在しております。
本来ならpixivタグ表記揺れ記事として別に記事を作成して注意喚起をするのですが、ピクシブ百科事典の不具合だか仕様だかで、大文字で作成したタグ記事は、小文字で作成出来ない状態になっております。
よって、表記揺れ記事を作成出来ないため、注意喚起としてこちらに一文を記述しておきます。
早めに大文字「M」に変えて下さい。
関連リンク
Good Morning ティーチャー - Wikipedia
「#4コマクラスタでグッティーの最終回予想しようぜ」 TLまとめ - Togetterまとめ