「もし第一次世界大戦でドイツが勝利していたら?」
1936年の夜明けとともに、世界大戦の遺産は新らたな世代の肩に重くのしかかっている。
ドイツは世界の中心に位置し、他に類を見ない影響力を有しているが、その足元にはフランスの勃興するサンディカリズム「インターナショナル」・旧来の「協商」・不滅のロシア、そして後悔を忘れた「ライジングサン、即ち日本」などの新旧の敵が横たわっている。その間、ドイツの広大な領土は危険なまでに拡張され、コンスタンティノープルやウィーンの同盟国は疎遠になり、大西洋の向こう側ではアメリカと言う名の巨人が弱体化しつつある。大戦終結から17年が経過し、新たな年に転機が訪れるとは誰も思っていない。だが、やがて小さな火種が火薬庫に改めて点火しかねない状況になるやもしれないのだ……
概要
KaiserreichはHearts of Iron4の歴史改変大型MODの1つ。
上記の文書は公式MODページの文章を有志が訳して公開している日本語化MODから引用したものでその通り「史実では第一次世界大戦で負けたドイツが仮に勝者となっていたら」というテーマで作られている。
数ある本ゲームの歴史改変MODの中でもトップクラスの知名度と完成度を誇りこのMODから派生して生まれた歴史改変MODも多い。また本来のゲーム(いわゆるバニラ)にはない機能なども多数実装されている。
前史
まず第一次世界大戦がはじまってしばらくは史実と同じ。分岐点は1917年1月8日にドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が無制限潜水艦作戦の再開中止を決めたことから始まる。この結果史実では再開後に起きたアメリカの対独宣戦が起きなかった。また同年にロシアでは革命が起こり史実よろしくブレスト=リトフスク条約が締結されロシアは大戦から退場、1919年の春季大攻勢で西部戦線の防衛が突破され、フランスは内戦に陥りイタリアも崩壊し大陸の協商国は壊滅。
ポルトガル、日本、イギリスなどの協商国は1919年11月にコペンハーゲンで中央同盟国と停戦条約を締結し、その後の"名誉ある和平"において白紙講和条約を結び、第一次世界大戦は中央同盟国の勝利で終わった。
その後のロシア内戦においてはボリシェヴィキが蜂起するもレーニンの暗殺やドイツが白軍への支援を強めたことが重なり赤軍は敗北、マルクス=レーニン主義のソビエト連邦ではなくロシア共和国が成立する。
フランスではアルジェに内戦で敗北したペタン率いる軍部や反動主義者、資本主義者が逃れるもサンディカリズム革命が成功し、イギリスでも1925年に起こった水兵たちの反乱によって革命が勃発、成功させた。(その際に英王室はカナダに亡命している)
中国では北伐において国民党勢力が敗北し直隷派と奉天派による日独代理戦争が行われていたり、ロシアではウラジオストクを中心としたコルチャーク提督の反乱が起こったり、アルゼンチンでは南部で革命軍が蜂起するなど多数の場所で史実とは異なる歴史を辿っている。
主要国家
ドイツ帝国
このMODの主人公であり、陣営「帝国協定」の盟主。...だが後述の性質からバニラのドイツというよりもアメリカに近い。国家元首は皇帝ヴィルヘルム2世。ゲーム開始後しばらくすると大恐慌が起こり経済が破綻する。また初期は軍のドクトリン研究に大きなデバフが付いている。おまけにAIの英仏露orソ連は必ずドイツに宣戦するため周囲を敵に囲まれるだろう。だが最初から世界最強の工業力と数多の従属国を有するため全て返り討ちにすることも可能。カイザーの威光を再び世界に知らしめるのだ
フランス・コミューン
大戦に敗北して革命を成功させた方のフランスであり、陣営「第三インターナショナル」の盟主。当然ながら対独復讐を掲げておりどのルートでも基本的にドイツと事を構える。世界中で起きるチリ、インド、ベトナム、スペイン、そしてアメリカといった国々の同志たちの革命を支援していこう。またこれはフランスに限らずすべてのアカい国に言えるがドイツが恐慌で苦しむ間もその影響を受けない為、彼らの経済が崩壊してる間に軍拡し、同志たちと共に今度こそドイツを討ち取るのだ。
イギリス連合
サンディカリズムのイギリス。革命時にイギリス王室がそこそこの海軍を持って行ったため欧州最強の海軍国家ではないがそれでも手ごわい。またイギリスに限った話ではないが史実ではファシスト運動の指導者だった人物が国家元首になることもある。海上戦力に乏しいフランスを助けながらドイツに引導を渡すのだ。
カナダ自治領
上記とは逆でカナダに亡命したイギリス政府。大戦で敗北した陣営「協商」の盟主でトップはイギリス国王。ドイツやイギリス連合には劣るもののこちらもそこそこの海軍戦力を保有する。下記のフランスやポルトガル(と場合によってはアメリカやスペイン)と共に本土を奪還するのだ。
フランス共和国
革命によって北アフリカに逃亡した第三共和政府の残党。現在、ウェルダンの獅子ことペタン元帥が軍事政権によって支配しているものの、長く続く軍政や原住民に対する苛烈な搾取によって安定しているとは言い難く、また軍部内での対立や議会主義者の存在、極右組織の台頭は本土への帰還を阻む壁となるだろう。
あらゆる障害を乗り越えた上である男を支持すればかつての栄光の再現を行うのも夢ではないだろう。
アメリカ合衆国
言わずと知れた世界最大の工業大国……なのだが先の大戦に参加できず協商へ送った大量の戦債を回収できなかった&世界恐慌のコンボで経済が壊滅している。そのため政治も不安定になり二大政党制は崩壊、小党乱立状態となっている。またややネタバレになるがしばらくすると回避不能の第二次アメリカ内戦が勃発する。その間にカナダがアラスカやニューイングランド、日本がグアム、パナマがパナマ運河をぶんどったり、フィリピンなども独立するがそれを乗り越えれば圧倒的な工業力の暴力で敵国を殴れるので内戦が終結すれば文字通りの最強国家となることも可能だろう。選挙や会談によっては、アメリカ合衆国は五大湖周辺を根城とする極左のアメリカ労働組合連盟、南部を本拠地に置く極右のアメリカ連合国のどちらか、あるいは両方と戦うことになる。また、マッカーサー率いる陸軍が政府を支配した場合、太平洋諸州にて民主主義者がアメリカ西岸国として反旗を翻す。さらに場合によっては、カナダがニューイングランドに傀儡政府を樹立する。戦いを避けることはできない。どの国が勝とうとも、アメリカ史上最も多くの血が流れ、この国に深い傷を残す。(下記のkaiserreduxでは回避可能)
ロシア共和国
敗戦と革命によりポーランド、フィンランド、バルト三国、ベラルーシ、ウクライナ、クバン、コーカサス、中央アジア、北樺太と大量の領土を喪失している。また、(KRでは安定している方が少ないがその中でも)政治的混乱が酷くゲーム開始一週間以内に国家元首のケレンスキーは暗殺される。そのためどの国でプレイしていても一回目のニュースイベントは彼の暗殺になるだろう。その後は再び革命を起こさんと第二次ロシア革命をするか内戦にはならないものの大きな路線変更かを迫られることになる。
大日本帝国
恐らく史実とほとんど変わっていないどころか史実より得をしている国。ほかのMODのように天皇が暗殺されることもあるが基本的には安定しており、史実の満州国に当たる奉天政府やウラジオストク周辺を統治するトランスアムールなども影響圏にある。(影響下にはあるが、傀儡ではないうえ両国共に独立ルートもある)。また海軍軍縮条約もなく史実では海軍大国であるイギリスとアメリカは革命や内戦で艦船が減るため実質敵はドイツしかいないと言ってもいい。しかも当のドイツは主戦場の欧州が忙しすぎてアジアに軍をほとんど送ってこない。史実と同じくアジアに覇を唱えることも奉天に力を貸し彼らに真の五族共和を達成させることや欧州に軍を派遣して世界大戦を狂わすことも可能だ。(外交NFを除けば)おそらく最も自由度の高い国家だろう。
オーストリア=ハンガリー帝国
ハプスブルク帝国、もしくは二重帝国と言われるアレ。国家元首はバニラにおける二重帝国再興ルートの国家元首であるオットー・フォン・ハプスブルクではなくその父親のカール・フォン・ハプスブルクである。大戦真っ只中で帝国内の諸民族の反乱が起こりかけていたがアウスグライヒが再び行われ、その結果ボヘミア、ガリツィア=ロドメリア、イリュリアの自治政府が生まれた(ゲーム的にはハンガリー、ボヘミア、ガリツィア、イリュリアがオーストリアの傀儡となっている)。ゲーム内の動きとしては1936年選挙と1937年アウスグライヒ再交渉を通して未来を決めることとなる。現状維持か、ドナウ連邦や大オーストリア合衆国を形成してハプスブルク帝国の改革を推し進めるか、勿論武力を用いて帝国を統一することもできる。ドイツ陣営の帝国協定への加盟も可能だが、フランクフルト国民議会で検討された大ドイツ主義、中欧帝国の実現がより魅力的に見えるのならばドイツに侵攻するのも良いだろう。
しかし国内はハンガリーが独立を画策しており、経済でも特にドイツと強く結びついている為ブラックマンデーがモロに直撃して経済が崩壊する。
支配圏の外でもセルビアやルーマニアといった属国が怪しい動きを見せていて、息のかかったイタリア共和国もベネツィアが反乱を企んでいる。
戦争に勝った事で史実で清算されなかった国内の歪みが爆発しようとしている。
いずれにせよ、Kaiserreich特有の雰囲気を味わうのにはもってこいの国家だ。
オスマン帝国
世界大戦にブリカスの畜生行為によって参戦し初戦は中東戦線にて快進撃を続けたが、1918年までにイギリス軍の攻撃によりオスマン帝国軍は壊走を始め、アナトリア半島まで追い込まれてしまうも、ムスタファ・ケマル・アタテュルク指揮下のマラシュでの戦いにおいて多くの損害を出しながらも奇跡的勝利を収め、イギリス軍の進撃を止めることに成功し、最終的にフランスの降伏と後の1919年にコペンハーゲン条約により、瀕死の病状から解放された。その後の戦後の混乱を経て大宰相となったムスタファ・ケマル・アタテュルクによる改革が行われており、連邦化、民主化、ケマル独裁化、軍事政権化など様々なルートがある。しかしエジプト、イラン、サウジといった周辺諸国からは恨みを買いまくっており、史実では踏み倒した借金で国内はボロボロ、属国(オマーン、キレナイカ)はほぼ裏切り、アラブ諸国も野獣の眼光でこちらの領土を狙い同盟を組み戦争を仕掛けてくるので、プレイ国家としては非常に歯ごたえのあるものになってくる。
その他の国家
ミッテルアフリカ
ドイツが大戦の後、フランスやベルギー、イギリス、ポルトガルの植民地を併合して生まれた植民地国家。あまり経営がうまくいっておらず、原住民の反発を招いている。もし、あまりに不安定になるならば、この国は容易く崩壊するだろう。ちなみにドイツ帝国が崩壊した際に存続していた場合カイザーが亡命、帝国による直接統治を要求する。彼らを歓迎して協商と共に本土を奪還するか独立を宣言し覇を唱えるのかはプレイヤー次第だ。
なお旧バージョンでの国家元首は史実のナチ党幹部として有名なあの男で彼を続投させると国内全土が蜂起する苛烈なルートがあった。
ポーランド
大戦でドイツが勝利した影響を最も強く受けている場所はブレスト=リトフスク条約によって独立した国々であり、ポーランドもその一つである。
KaiserReichのポーランドは王政であり、国王はドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の息子の1人であるアウグスト・ヴィルヘルムがアウグスト4世として即位している。
が、あくまでもドイツ人の王であるアウグストは国民からの人気は乏しく、国内の社会主義者は王政そのものに反対している上に与党として王党派連立に参加している国民派はブラックマンデーから始まる混乱の中で連立から脱するかもしれない。
そしてその後の第二次世界大戦において、ポーランドの民族主義者達はドイツの軛から脱する為にモスクワと手を組むこともあり得るだろう。
ポーランドは未だ滅びず、だが敗北すれば仮初の独立すらも永遠に失われるかもしれない……
イタリア
大戦後、イギリスやフランスと同じように革命が北部で勃発。現在、北のイタリア社会主義共和国、ロンバルディアとヴェネトを支配するイタリア共和国、南部を支配する両シチリアと、その傀儡でありローマを支配する教皇領、サヴォイア家が逃れたサルデーニャの五ヶ国に分裂している。彼らは第二次リソルジメントを目指すが、大国の介入は世界大戦まで行われない。
イタリア社会主義共和国
イタリア北西部を支配するイタリア社会主義共和国はKR世界初の社会主義国家である。
第一次世界大戦で敗北したイタリアにおいて革命を試みたがオーストリアの支援を受けたイタリア連邦の抵抗に遭い失敗、イタリアは分裂状態に陥ることとなる。
最序盤から選挙があり、キリスト教との融和を図るルートやあくまでも世俗主義でありつつもある程度穏健に社会主義化を進めるルートがあるが……派閥の一つであるナショナリスト教会が勝利すると、史実ではファシズムの生みの親であるベニート・ムッソリーニが国家元首となる。
彼はより急進的に社会主義国家の完成を推し進め、イタリア統一の後には反革命分子の粛清が一斉に行われる。
ブルガリア
大戦での勝利により第二次バルカン戦争で失ったマケドニア地域の奪還どころか大ブルガリアを超える領土を達成した。史実では退位したフェルディナンド1世による統治が継続しているが開始直後に政争が始まり、国家保安法の廃止を巡ってプレイヤーは軍人協会(ズヴェノ)、野党、そして与党とそれを支持するボリス王太子(史実のボリス3世)のいずれかの勢力を伸ばす(或いは維持する)こととなる。がしかしそれが終わったとしてもセルビア、ギリシャ、ルーマニアによるベオグラード条約機構との第四次バルカン戦争がすぐに始まる。場合によっては(というよりNFで不可侵条約を結ばなければ)オスマン帝国が確実に参戦し、AIブルガリアは死ぬ(オスマンが参戦しなくともほぼ死ぬ)。勝てばバルカンの覇者としての地位を再確立し、地域大国としてオーストリアの陣営や帝国協定に加盟して第二次世界大戦をかつての同盟国と共に戦い抜くこともロシアと共にバルカンにおける唯一の大国を目指すこともできる。負けるとボリス王太子が国家元首になったりアカくなったりする。
セルビア
史実とは違い大戦で敗北を喫した上にマケドニアどころかセルビア西部も失って王政も廃止された(でもモンテネグロは併合してる)。
1937年に入る頃にはルーマニア、ギリシャと共にブルガリアに侵攻して第四次バルカン戦争を引き起こし、勝利できれば失われた領土のほとんどを回復できる。
それに加え同盟国と共により大きな夢を見ることもできるだろう、ハプスブルク帝国の打倒はその一つだ。
ルーマニア
史実では降伏こそしたもののトランシルヴァニアを獲得し大ルーマニアを達成したが、この世界では敗戦した上にトランシルヴァニアも獲得できずドブルジャ北部まで失った。
ゲーム開始時点では政治においてコドレアヌが率いる鉄衛団と国王カロル2世による拮抗状態となっており、主導権を争うこととなる。
死地を小ルーマニアの楽園ではなく大ルーマニアの沼地にしたいのならば、ハプスブルク帝国との決着は避けられない物となるだろう。
もっとも、その時に主導権を持っているのは鉄衛団でもカロルでもなくミハイ1世となる可能性も存在している……
インド
イギリス革命の後、イギリス領インド帝国は崩壊し、南部を藩王たちの藩王連邦、北部を英領インド政府の後継者を自称するインド自治領が、東部を社会主義のバーラティア・コミューンが支配している。彼らは真のインド帝国の後継者の座を争うだろう。
清政府
大清帝国はドイツの援助により中国の支配者となった呉佩孚がドイツの要請によって復位させた愛新覚羅溥儀によってかろうじて存続しているものの、北部以外は軍閥の支配下にあり、さらに東北部の奉天政府は完全に独立している。ドイツに恐慌が起きるとき、それは北京の権威が崩壊し中国にて統一戦争が起きるときである。
奉天軍閥
張作霖が率い、満州地域を支配する奉天派は最も北京から独立した勢力である。
北京で清王朝が復活した代わりに、こちらは張作霖が爆死することはなかった。
日本の支援を得る代わりに経済的な影響下に置かれており、行き過ぎれば真の意味で日本の傀儡に成り下がるかもしれない。
しかし北京を手中に収め順調に天下統一を進めれば、太陽に挑戦し打ち勝つことは夢ではないだろう。
ドイツ領東アジア
WW1以前に英仏が領有していたアジアの植民地及び青島を統治するドイツの植民地国家。ゲーム開始時は宗主国を上回る海軍力を有する。著名な将軍としてロンメルがいるが機甲師団を作るかはプレイヤー次第。サンディカリストによる内戦を回避、または切り抜けたら外敵を倒してドイツの植民地統治を守るのだ……もし奮戦虚しくドイツ本国が崩壊したら……険しい道のりだが西進しベルリンを解放しよう。
バルト連合公国
現在のエストニア及びラトビア周辺を統治するドイツの傀儡国家で吹けば飛ぶような小国。おまけに先述の二国が独立して崩壊することもある。しかし条件は厳しいもののルート次第では別世界の悪夢や脅威になれるだろう。
尤も、バルト・ドイツ人として東方に対する盾として役割を果たすことも十分可能だ。
Kaiserredux
Kaiserreichの拡大発展型とも言えるMOD。
本家KRがリアル性重視なMODであるのに対し、このMODでは本家KRにありそうでなかったルートや明らかにネタとしか思えないようなルートが追加される。またそれ以外にも第二次アメリカ内戦の参戦国が変わったり、イタリアがkaiserreichの旧バージョンのように五か国ではなく二か国に分裂していたりなどルート以外にも違いがある。
これにより、KR側が想定していないようなプレイなども可能となっており、リアリティにこだわらず、純粋に戦略ゲームとして楽しみたい、またはコンテンツ追加全盛で遊びたいという層にはKRよりもむしろこちらのほうが向いているとも言える。
Kalterkrieg
Kaiserreichでの第二次世界大戦のその後を描くMOD。
帝国協定が勝利し、ドイツ帝国が覇権を維持した世界となっている。
なおフランスは南北で分割され旧アメリカ合衆国領も統一はされきっていない状態となっている上にロシアや大日本帝国も健在となっている。社会主義者が大敗した世界とも言って良いだろう。
Fuhrerreich
kaiserreich内に登場するチャーチルが執筆した仮想歴史小説およびそれをもとにしたmod。史実のように連合国が勝利しているものの、アダム・ドレクスラーなる人物がヴァルキズムという主義を掲げ、ドイツを支配したり、英仏が袂を分かち対立していたり、トルコがセーヴル条約通りに分割されたりし、史実とは大きくかけ離れている。
関連タグ
全てはここから始まった
本MOD内にイベント文だけ登場する同名のリトアニアの恋愛小説を基に作られたMOD。なお現実にRaudonasis tvanas(意味は同じくRed Flood)をリトアニア外交官のイグナス・シェイニュス(Ignas Šeinius)が著しているが内容はソ連併合後のリトアニアにおける惨状を書いたものである。