M24型柄付手榴弾
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えむにじゅうよんがたえつきてりゅうだん
M24型柄付手榴弾とは、第一次世界大戦末期にドイツで開発された柄付き手榴弾の後継型である。
第一次世界大戦から使用されていたヘアブラシ型手榴弾M1915の後継型で、大量の炸薬を発火させる事で発生する爆圧で攻撃する。
使用する時は台尻の安全キャップを外し、中にある握り玉の付いた紐を小指に引っかけそのまま投げる(一部の絵ではMK2手榴弾のピンが付いた様な物もあるが、実際ピンは存在しない)。
また、発火延長時間短縮としてあらかじめ紐を引っ張って点火させてから投げる方法がある。
この手榴弾は弾頭、柄、信管を分解出来るのでコンパクトに運べる。
また、弾頭を一つの柄付手榴弾に6個針金で固定し「集束装薬」として対戦車用に使われた事もある。
というのも当時の戦車は爆発の衝撃に対して意外と脆く、装甲板の内壁が衝撃ではがれ飛んで乗員を殺傷したり衝撃で機器が故障する事も多かったため。
形からして投げやすいため、このような方法で対戦車攻撃にも用いられた。
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