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Mle.1935S

むれあんぬふとろあさんくえす

Mle.1935S(Pistolet automatique modèle 1935S)とはフランス製の自動拳銃。
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概要編集

サンテティエンヌ造兵廠が1935年のヴェルサイユ技術委員会フランス軍事試験に出すために開発したショートリコイル式軍用自動拳銃。


試験ではMle.1935Aに敗北したものの、第二次世界大戦が迫り、Mle.1935Aが予定数に届かない事がわかると生産計画が立ち上がり、翌年の1939年には生産が始まった。

しかし1940年夏にはドイツ軍がサンテティエンヌを占領した為にわずか1,404丁を製造しただけで生産が中止された。

だがドイツ軍が工場を占領する前にMASの工場労働者は1935Sの主要な工具と機械を隠すことができ、その結果、他の拳銃とは違い占領中には製造されなかった。

戦後は生産が再開されたもの、MASはインドシナでのフランス植民地戦争に必要なフランス軍用ライフルと軽機関銃の主要生産者でもあったため、合計約6,686丁製造した後、1944年後半に他のフランスの兵器製造者に委託された。


他の会社では、マニュフランスが1944年から1945年にかけて約10,000丁、SAGEMが1945~1953年に約 10,000丁、MACが1946~1956年に約56,087丁のピストルを製造した。


MAC50に代替されるまでの1937年から1956年の間に合計で約82,773丁ほど製造された。


主なバリエーション編集

1935S M1

MACが1935Aセーフティと同様に機能するようにセーフティ変更した独自改良モデル。この変更は1946年以降のMACおよびSAGEMの1935S生産すべてに反映され、 1947年3月からは正式に1935S M1のマークが付いて差別化された。


性能編集

全長197mm
銃身長109mm
重量720g
使用弾薬7mmロング弾(7.65×20mm)
装弾数8発
口径30口径

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