概要
BCNR33型をベースに、800馬力まで高出力化した、名前通りのモンスターマシン。
車検を取得しているため公道走行も可能で、実際に首都高を走り回っていたとのこと。
製作したのは、東京都日野市に存在したMOVEチューニングファクトリーというGT-R系のショップ。
製作目的は、TVゲーム『レーシングラグーン』のプロモーションのためで、車体には同ゲームやスクウェアのロゴが貼られていた。
ゲームにも登場しており、ストーリー終盤で湾岸線にてバトルできる。
当然ながらボディ・シャーシ・エンジン共に専用品であり、ゲットしたパーツにチューニングを加えることは出来ない。
ゲームが発売した1999年の東京オートサロンに展示されるなど、プロモーションとしての役割は果たしたものの、後に富士スピードウェイでクラッシュし、失われてしまった。
余談だが、製作を担当したMOVEチューニングファクトリーは数年後に倒産している。
後に元従業員が独立して後継ショップを立ち上げるも、こちらも倒産した。
このような曰くを持っているため、一部ファンからは本物のDiablo-Tuneと呼ばれている。