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概要編集

TVゲーム『レーシングラグーン』に登場する企業にして、本作の黒幕。


表の顔は自動車用パーツメーカーだが、正体はバイオテクノロジーを本業とするコングロマリット企業。

10年前、Diabloという薬品の開発に着手し、完成間近にまでこぎつけるも、実験の被験者だった難馬稔司(難馬恭司の兄)が原因不明の事故死を遂げる。

この検証・解析作業の為に実験が長期化し、それでも解決できなかったため10年間の凍結が決定。


そして10年後の1999年、解決の可能性を秘めたとある被験者を、記憶を改ざんした上で再び世に放ち、才能を開花させるよう工作活動を行う。


用語編集

Diablo編集

人間の恐怖や不安といった負の感情を抑制することで、持てる能力の限界を引き上げる薬。

ただし、絶えず幻聴が聞こえて精神が不安定になったり、緊張が限界を突破するとホワイトアウトを起こし、視界を奪われて事故を起こすという重大な副作用を持っており、これを解決することがD-Projectの目的だった。

尚、元D-Project責任者の川志摩サトル曰く、当初はDreamという名前だったらしい。


D-Project編集

Diabloの開発プロジェクトの名前。

Diabloの副作用の解決を目的とし、「容易に調達・処分できる」という理由でYOKOHAMA走り屋たちをサンプルとして捉え、様々な抗体を投与してデータ取りを行っていた。

しかし結局副作用の解決は実現せず、ストーリー終盤にWON-TECが内部崩壊したことから、成功を見ることは無かった。


Driver編集

Diabloの実験サンプル、もしくは実働を担う開発メンバーの事。

前者は沢木誠難馬恭司藤沢一輝などが、後者は石川圭介ハイデル・シュナイダーなどが該当する。


Diablo-Zeta編集

10年前のDriverたちがデータ取りの為に乗せられていたZeta3000のチューニングカー。

当該項目参照。


Diablo-Tune編集

WON-TECが手掛けるチューニングの通称。

車種を問わず総じてミッドシップスーパーカーのようなスタイルになっている。

これに「謎の塗料」を組み合わせることで、ダクトだらけの不気味な見た目に仕上げることが出来る。


関連タグ編集

レーシングラグーン

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