概要
PHT決戦とは、Yostarが配信しているスマートフォンRPG『ブルーアーカイブ』にて開催されたイベントの一つ。
開催期間は2023/3/8~3/22 10:59で、実際にイベント内での戦闘に参加可能なのは2023/3/9 11:00から。
後述の決戦のみ常設となっており、イベント終了後に始めた先生でもイベントストーリー開放及び決戦報酬の獲得が可能。
メインストーリー最終編第4章の追加に伴う特別イベントという位置づけである。
解説
メインストーリー最終編「あまねく奇跡の始発点編」第4章終盤でのプレナパテス達との決戦に連動したイベント。
ネタバレの警告が入り、承知の上で参加可能となっているが、最終決戦のみ「あまねく奇跡の始発点」第4章のEP6クリアが参加条件となっている。
基本的な仕様は前回行われたイベント『F.SCT攻略戦』と同様で、プレイヤー全員でボスの総HPを削り切り決戦を行うといった流れだが、異なる部分もいくつかある。
まず登場するボスがシロコ*テラーのみとなっており、難易度もVeryHard、Extreme、Insaneの3つに絞られている。
また、一度の挑戦でクリアできなかった場合でも出撃したかどうかに関わらず何度でも同じ生徒を編成可能。
そして今回のイベントでは編成する生徒の絆ランクに応じて能力値にバフがかかる仕様となっており、絆ランク1につき2%、最大で200%上昇するようになっている。
シロコ*テラー
本イベントにて戦うこととなるレイドボス。攻撃属性及び装甲はどちらも通常(相性なし)。
基本的な行動パターンは前回のイベントA-H.A占領戦にて登場した際と同じだが後方からプレナパテスがシッテムの箱を用いて援護しており、追加行動がいくつか存在するほか、総力戦ボス達と同じく2フェーズ式になっている。
なお、後ろにいるプレナパテスも一応エネミー扱いではあるが、あらゆる攻撃が無効化される仕様となっているため間違っても単体EXをぶつけてしまったり集中砲火状態を付与してはいけない。
フェーズ1
基本的な行動は前述の通り。ただしヘリを召喚しての攻撃が範囲指定のEX攻撃「色彩の反響」に変化しており、これに対する対処を行わなければ勝利は見えない。
「色彩の反響」は召喚されたヘリによる縦方向への爆撃と円形範囲へのレーザー照射の2種類の攻撃が交互に使用されるものとなっており、ヘリ爆撃から始まるものは「色彩の反響 アルファ」、レーザー照射から始まるのは「色彩の反響 ベータ」となっている。
EX攻撃なだけあってその威力は凄まじく、特にアルファはレーザー照射の威力がベータに比べて跳ね上がっており生身で耐えることはまず不可能。
「色彩の反響」攻略には前半後半それぞれ別の対処が必要となる。
まず前半だが、こちらはコトリやユウカ(体操服)等が持つ指定位置への移動スキルを用いて範囲外に出ることで回避するのが最もベター。特にコトリは☆1故に誰でも所持しているはずなので体操服ユウカを所持していない場合は率先して採用するといいだろう。
そして後半だが、こちらは発動するまでにプレナパテスに対して4.5秒間分のCC状態の付与をすることで発動そのものを停止させられる。
EXスキル一発で確実に4.5秒以上のCC付与が可能な生徒はツバキ、カヨコ、ミヤコ、サキ、水着ワカモの計5名。他のCC付与が可能な生徒は秒数が足りないか、プレナパテスに攻撃が届かないため基本的には上記の5人のうち誰か1人は編成に入れておこう。妨害に成功すれば攻撃バフがかかるので、可能な限りスキル発動を妨害していきたいところ。
なお、一応シールド等を用いて強引に耐えるという手段もあるが、前述の通り「色彩の反響」は凄まじい威力であるためよっぽど耐久力に自信がない限りは上記の対処法を行うことをおすすめする。
また、フェーズ1中は一定間隔でプレナパテスがシッテムの箱を用いて戦場そのものを変化させるという暴挙に出てくるが、現在これによる地形変更は確認されておらず特に戦況な影響はない(バグかどうかは不明)。
フェーズ2
1フェーズ目でシロコ*テラーの体力を全損させると移行。
フェーズ2にはフェーズ1を含めた戦闘全体の制限時間の他に別途1分20秒の制限時間が設けられており、たとえフェーズ2到達時に全体制限時間が1分20秒以上あったとしてもフェーズ2移行後に1分20秒が経過してしまった場合は問答無用で即死させられる。
タイマーはプレナパテスの背面に存在しており、そこから残り時間を確認可能。
そして肝心のフェーズ2の内容だが、なんと戦術対抗戦と似たようなシステムとなっている。
フェーズ2開始時に画面上部に専用ゲージが出現する演出が入るが、これは左が自軍の総HPで右がシロコ*テラーのHPと連動している。
また、フェーズ2の残り時間が30秒を切るとフィーバータイムが開始、自軍のコスト回復力に膨大なブーストがかかるようになる。
なお、このフェーズではシロコ*テラーの体力が低い代わりに、非常に耐久力の高いシールドが張られている。
このシールドはリスタートで回復してしまうため、一度の戦闘で決めなければならない。
その性質上、レベルを上げずにストーリーを進めてきた先生達にとっては最後の難関となる。
幸い助っ人は3人まで呼べる仕様となっているため、レベルの高いフレンドがいればなんとか突破できるだろう。
フェーズ3
フェーズ2でゲージを押し切って勝利すると移行。こちらは完全にイベント戦闘。ここからは表示されるボスがシロコではなくプレナパテスに変わる。
戦闘に参加している生徒達はNPC扱いとなり、プレナパテスに対し、スキル発動の要領で主砲による砲撃を行うまでが第1段階(このとき、スキルのカードにはリンが表示される)。スキルコストは10と重いが、1発撃てば完了なので溜まったら即砲撃を浴びせよう。
第2段階では同じくスキル発動の要領で戦闘に参加している生徒達を一人ずつ脱出させる。脱出の順番は先生の判断に委ねられるため、誰を優先しても良い(順番が前後してもペナルティなどはない)。このときはスキルのカードにはアロナが表示され、コストも1と設定されているためすぐ溜まる。使用可能になったら順次生徒を脱出させよう。
ただし、プレイヤー側の生徒達が全員脱出しても戦闘は終わらずにイベントが挟まれ、戦闘再開となる。プレナパテスが最後に何を言っていたのかを覚えていれば、自ずとやらなければならないことはわかるはず。
小ネタ
- フェーズ1・フェーズ2でプレナパテスの前に表示されるディスプレイの内容は、実はプレイヤーが普段から目にしているブルアカのUIそのものである。ここでプレナパテスが何をしているのかを覗き見られたりもする。
- フェーズ1にてプレナパテスが「戦場そのものを変化させる」際、真っ当に攻略すれば1回目の変位でフェーズ2に移行するが、フルタンク構成にするなどして攻略速度を下げると時間経過に合わせて『ナラム・シンの玉座(スタート)』→『見覚えのある砂漠地帯』→『崩壊した高架橋と放棄された車両』と、メインストーリーに沿うように変位していく。
- フェーズ2のプレナパテス側のアイコンをよく見ると、かつてシロコ*テラーに銃撃され穴が開いた場所と同じところに銃撃痕がある。こちら側には無い。
- フェーズ3で時間切れまで粘るとプレナパテスの攻撃がとんできて即死し、フェーズの初めからやり直しになる。エンディングなどが変わるなどの要素は無い。
- 第2段階では、プレナパテスのHPは2のままいくら攻撃を受けても変動しないが、実はシロコ*テラーに対し脱出操作をしたときに勝手に10ダメージが入り、戦闘終了になる。このときも時間切れまで粘ると、第1段階からやり直し。