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PSO2NGS主人公の軌跡

すとーりーねたばれ

「PSO2NGS主人公の軌跡」とは、PSO2NGSのストーリーをプレイヤー視点で述べたものとなる。
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センシティブな作品

飛べ! 新たな世界へ!


概要編集

以下はPSO2NGSの物語のネタバレを含むため、未プレイの方は閲覧注意


第1章編集

星渡りとして惑星ハルファに降下した主人公は、アイナマノンの二人の少女と出会う。そこへドールズの群れが現れ危機に陥るが、アイナの父ガロアによって救われる。主人公は三人が住むエアリオタウンへと案内され、一同から快く迎えられる。特にガロアは、主人公の力をいち早く見抜きアークスになってほしいと頼んできた。


その直後、超巨大なドールズとその軍勢が襲来。応戦する主人公たちだが巨大ドールズの力は凄まじく、極大光線の一撃でエアリオタウンは消滅。主人公、アイナ、マノンは難を逃れたがそこにガロアたちの姿はなかった。


アイナは負傷が激しかったためセントラルシティにて治療を受けていた。アークスの指揮官クロフォードに呼ばれた主人公とマノンは、治癒したアイナと無事に再会する。そして三人は、クロフォードからエアリオタウンに出現した巨大ドールズ……ダークファルスの討伐に力を貸してほしいと頼まれる。


ダークファルス。それは100年前にハルファに現れた災厄であり、当時のハルファの首都を一瞬で壊滅させた存在。エアリオタウンを焼き払ったダークファルスはそれと同種の個体だという。

クロフォードはダークファルスの目撃者である三人をセントラルシティのアークスとして迎え入れる。


一方、三人はアークスとして経験も技術も拙いことから指導教官ブルーダーの下で訓練を受けることに。しかしアイナは、ダークファルスの力を目の当たりにしたことで恐怖を植え付けられ、ドールズに対してトラウマを抱いていた。ブルーダーに助けられたアイナは励まされるが、それでも恐怖心を克服することはできなかった。

戦うのが怖いのではなく、主人公とマノンの足手まといになってしまうのが怖い。そう告げたアイナはアークスをやめようとするが、マノンはクロフォードに協力するためではなくアイナのために戦っていると答える。マノンの言葉を信じたアイナは、前向きにアークスとしての任務に取り組み始めたのだった。


そんな中、10年前にエアリオ全土を襲った大型ドールズのネクス・エアリオが出現。それに伴ってドールズの動きが活性化し、レゾルの森へと向かったブルーダー隊は音信不通となってしまう。主人公たちはブルーダー隊を救出するべく森に向かい、隊員たちを助け出す。そこへネクス・エアリオが襲来。更に駆け付けたブルーダーを加えて交戦する。

激戦の最中、再び恐怖に駆られたアイナは立ちすくんでしまう。だが主人公の言葉によって奮起し、ブルーダーと絶妙なコンビネーションを発揮。アイナの射撃によってネクス・エアリオは怯み、そこに勝機を見出した主人公が頭部を貫き倒すという結末を迎えた。


セントラル・キャノン

クロフォードはネクス・エアリオから採取した部品をもとにある兵器の開発を進めていた。それは対ダークファルス専用兵器「セントラルキャノン」であった。完成すれば周囲のフォトンを一点に集めて照射し、ダークファルスの分厚い体躯を貫いてコアに直接ダメージを与えられるという。だが完成にはまだまだ部品が必要で、クロフォードは三人に部品集めを頼もうとしていたのだ。


第2章編集

ナーデレフ・ライブ!♪

その後、クロフォードからリテムリージョンが激戦区となっていることを聞かされる。このままではリテムシティの協力は得られそうにないので、まずはこちらから救援に向かい協力関係を取り付けてほしいと頼まれる。早速向かった3人はリテムシティの指揮官ナーデレフと謁見するが、彼女たちはレヌス・リテムの襲撃に長年苦しめられていた。

そこで3人の戦闘を見ていた側近ハーディによってレヌス・リテム討伐の一員に推薦される。主人公たちも討伐を終えればナーデレフたちの協力を得られると快く引き受ける。


砂の嵐の歌の姫

ナーデレフの一族は歌の力によってアークスの戦闘能力を高めることができていた。しかしナーデレフにはその力が備わっておらず、これもレヌス・リテムに苦戦を強いられる理由の一つになっていた。

己の無力さを恥じていたナーデレフは、ドールズとの戦いで散っていったアークスたちの墓標に向けて鎮魂歌を送る。その時、ドールズの亡骸に変化が生じたことからマノンはナーデレフの真の能力を見抜く。それはドールズの戦闘能力を低下させるというものだった。

勝利への糸口を見出した主人公たちはナーデレフの歌の力でドールズの軍勢を破り、レヌス・リテムが根城とするルーフ・マクアド……通称「ドーム」へと侵攻する。更にブルーダー隊が駆け付け、援軍を得た主人公たちは一気呵成に攻め込み、ついにレヌス・リテムと交戦する。

激戦の末、3人の力によって勝機を見出したナーデレフの一撃によってレヌス・リテムは打ち取られた。


リテムシティを脅かした元凶は去り、ナーデレフたちはこれまでのお礼も兼ねてダークファルス討伐に力を貸すことを快く約束するのだった。これにより部品が揃い、ついにセントラルキャノンが完成する。


緊急クエスト「ダークファルス迎撃戦」編集

ナーデレフたちの協力によってセントラルキャノンが完成する。間もなくセントラルシティ近郊にダークファルスの反応が確認された。主人公はクロフォードの指示によりセントラルキャノンのチャージが終わるまでの間、足止めを担うこととなる。

主人公たちはダークファルスが形成したフィールドに引き込まれ、クロフォードたちの援護が望めない状況下で戦闘を繰り広げる。死闘の末に弱ったダークファルスはフィールドを維持できなくなり、主人公たちアークスの面々は現実世界へと帰還。更にガロアを彷彿させる主人公の一撃によってダークファルスはダメージを受け沈黙。その間隙を突いたセントラルキャノンによって撃破された。

……かに思われたがダークファルスは両腕を防御に使うことで砲撃を防ぎ、分が悪いと見たのか撤退していった。


第3章編集

メリ

セントラルキャノンがダークファルスに有効打を与えることが確認されたが、わずか一発の発射で砲身が破損してしまった。修理を進める中、改良も考えたクロフォードは主人公たちに新たな任務を下す。

それは友人の研究者イルマとの接触だった。イルマはセントラルキャノンの改良に有用な情報を得たと話していたが、突如として音信不通になってしまったという。主人公たち3人は一路クヴァリスリージョンへと向かう。


クヴァリスでは五つ子の兄妹たちが暮らしていた。彼らはタイヴァス(長男)トゥーリ(次男)イルマ(三男)クッカ(四男)メリ(末妹)と言った。その中でイルマが行方不明になったので探しているという。

協力を申し出た主人公たちだがメリには断られ、トゥーリにはタイヴァスの方を手伝って欲しいと言われてしまう。彼らは雪国という閉鎖的な場所で暮らしていたこともあり、外部からの人間には警戒心を抱いていた(正確には他者との接し方がわからないという)。しかしタイヴァスの危機を救ったことで信頼を得、気軽に話せる間柄となる。


クヴァリスの各地を回ったがイルマの痕跡は確認できなかった。そこでクッカは、イルマが懐いていた亡き祖父ライサスの部屋へと立ち入り、かつて首都のあった場所――ロストセントラルに関する記述を発見する。凶悪なドールズが徘徊しているため近づくこともできない難所だが、隠し通路なるものが存在するという。イルマがそこに行った可能性は高いと見て主人公たちは救出へと向かう。


ロストセントラルに入ってすぐの部屋にイルマはいた。部屋の外にドールズが出現したので出るに出られず、またジャミングが酷くて通信もできなくなっていたという。

祖父の書物からロストセントラルに入る方法を知ったイルマは、セントラルキャノンの改良に使える素材を回収するためにやって来たのだった。

イルマはマノンの手伝いを得てロストセントラルの電源を復旧させ、データの閲覧に成功する。直後、眠りについていたアムス・クヴァリス率いる大群が襲来。主人公たちと五つ子は協力して立ち向かう。

アムス・クヴァリスは、アイナとマノンの攻撃で怯んだところを主人公にコアを貫かれ消滅。ドールズたちも五つ子によって殲滅された。


第4章編集

グレン&カヌイ

セントラルキャノンが完成したものの、肝心のダークファルスは行方をくらましていた。

「ダークファルスがスティアリージョンに潜伏している」――クロフォードからそう告げられた3人は、現地の先遣隊と協力して調査に向かうことになった。

主人公はスティアに足を踏み入れるなり先遣隊に襲われるが、隊長のグレンと副官のカヌイが現れ、実力を図るためのものだったと語る。


力を認められた3人だが、ダークファルスが潜む中枢部に向かうには3つの拠点を攻略し、障壁を解除する必要があった。また中央にある拠点ドライゼンプラントでは小型のドールズが生み出されており、先遣隊はここの制圧を考えていたのだ。

思惑は違えど利害は一致していることから両者は手を組むことに。


拠点を攻略しようにも先遣隊だけでは戦力不足のため手をこまねいていたが、主人公たちがいれば突破も可能だとグレンは判断する。

まずはカヌイたちが囮となり、グレンと主人公たちを含めた主力部隊が内部を攻略するという形になった。


多数のドールズとの戦いの中、一人また一人と倒れていく隊員たち。しかも10年前にセントラルシティを襲った大型ドールズ『ニルス・スティア』が立ちふさがる。

目の前で隊員を殺されて我を忘れたグレンが斬りかかるが、彼の力を以てしてもニルス・スティアには敵わない。主人公がどうにか撃退するも犠牲は少なくなく、先遣隊は大きく数が減っていた。


拠点制圧を終えたがなぜか障壁は解除できなかった。現地のデータを受け取ったクロフォードとイルマによれば、スティア中枢部に入るためにはもう一つの端末にアクセスしてロックを解かなければならないという。

マノンが開錠に奮闘する間、主人公はグレンに声を掛ける。彼は犠牲が出たことを重く受け止め、己の無力さに打ちひしがれていた。

しかし主人公の言葉を聞き、更にアイナがみんなを元気付けようと手料理を振る舞ったことでそれぞれの役割を全うすることの重大さを痛感する。


救えなかった者たちがいる。果たせなかった役割がある。けれど、まだ救える者がいる。果たすべき役割がある。そしてマノンもまた最後のロックを解除するという役割を果たしてくれた。

主人公たちは前に進むことを決めたグレンと共にスティア中枢部へと向かう。


ダークファルスを目前にする一行だが、そこへ再びニルス・スティアが立ちふさがる。

ニルス・スティアは10年前、グレンとクロフォードにとって大切な女性であったヒバナというアークスを殺した仇であった。激しい怒りに駆られるグレンだが、今の仲間たちの存在により冷静さを取り戻す。


それでもニルス・スティアの力は圧倒的であり、総力を結集しても戦局を覆すことはできなかった。しかもマノンを庇った先遣隊隊員が犠牲となり、マノンは激しいショックを受けてしまう。

だが悲しみを上回る怒りによって立ち直ったマノンは、テクニックによってニルス・スティアを氷漬けにする。これを勝機と受け取った主人公、グレン、カヌイは同時を攻撃を仕掛けるが、あっという間に解凍され迎撃されそうになる。


だがしかし、すんでのところで駆け付けたクロフォードによりニルス・スティアの攻撃は阻止される。

誰もが一丸となって戦い、ついにニルス・スティアを怯ませる。続けてクロフォードの氷属性テクニックによって再度動きを封じ、最後はグレンと主人公の同時攻撃によってコアを破壊することで決着を迎えたのだった。


直後、ダークファルスが活動を再開。クロフォードの指示により主人公たちは中枢部から撤退する。

ダークファルスは主人公たちを追って来たが、これこそクロフォードの狙いであった。ダークファルスが上空に姿を見せた瞬間、ブルーダーの手によってセントラルキャノンが放たれる。

かつてはダークファルスに傷一つ付けられなかったが、今回はダメージを与えることに成功する。しかし倒すには至らず位相空間へと逃げられてしまった。


作戦は失敗したのかと言うとそうでもなく。

ライサスが残したデータによれば100年前のダークファルスもダメージを受けると位相空間に逃げ込んでいたという。

ある程度の自己修復は可能だが、完全に治すにはスティア中枢部の施設を利用する必要がある。

これらのことからダークファルスがいずれこちら側に出現するのは確定しており、またスペクトルも解析されているので出現予兆も見逃さず、向かう先もわかり切っているため逃げ場はない。

セントラルキャノンで攻撃を繰り返し続け、ダメージを与え続ければいずれは勝てるとクロフォードは語る。


一つ問題があるとすれば、100年前のダークファルスと今のダークファルスには同一性が確認できず、まったく別の個体かもしれないということだった。

つまりダークファルスは2体存在している……いや、複数存在しているかもしれないのだ。


緊急クエスト「ハルフィリア湖の戦い」編集

妖怪図画風 ダークファルス・エイジス

ダークファルス・エイジス

エアリオタウンを滅ぼしたダークファルスが自己進化の末に行きついた最終形態。

これを迎え撃つべく主人公たちアークスはハルフィリア湖へと集結。アイナたちの後方支援を受けながら決戦に挑む。


セントラルシティの新兵器やアイナたちの援護によりエイジスにダメージを与えるが、以前と同じく位相空間に引きずり込まれる。仲間たちとは隔離された場所であったが、死闘の末にエイジスを弱らせ、位相空間から脱出に成功。

勝負を決めるべく主人公は斬撃を振りかぶるが、エイジスもまた余力を残しており、怒りの咆哮によって跳ね返され剣を手放してしまう。

そこへセントラルキャノンによる連射が見舞われ、一気にエイジスを追い詰める。逃げる間も与えない連続射撃によってコアを守る外殻を破壊する。


直後、主人公はによって一気に力を引き上げる。

そしてダークファルスとの戦いで散った英雄の魂に背中を押され、今度こそ最後の激突へ。


分離した爪を使った猛攻を仕掛けるエイジスだが、今の主人公には通じない。最後は蒼き閃光となった主人公の一撃によりコアが貫かれ、ダークファルスとの戦いに幕を引いたのだった。


圧倒的な力でエアリオタウンを滅ぼしたダークファルス・エイジスだが、その末路もまたエアリオの地にて散るという皮肉なものであった。


ちなみに主人公に起きた現象は【原初の闇】戦と同じく、仲間たちの想いがフォトンを通じて届いたものと思われる。


第5章編集

すべてのリージョンのアークスたちが尽力した結果、主人公は見事ダークファルス・エイジスとの死闘を制した。

その夜、マノンは忽然と姿を消してしまう。嘆き悲しむアイナを見ていられなかった主人公は、マノンの行方を追うことを提案する。


マノンは浮島――ルシエルに関するデータをクロフォードたちに送ってから去っており、ルシエルに向かったと推測された。しかしアークスには空を飛ぶ技術がなかった。

手詰まりとなったその時、中央リテムに新たな降下ポッドが落ちたと報告を受ける。このタイミングで来るということは、マノンと何か関係があるかもしれないと踏んだアイナと共に救助に向かう。


ファリア

星渡りを狙ってか例年ではありえないドールズの大攻勢が始まっていた。ナーデレフ率いる三勇士と合流し、更に駆け付けたブルーダと協力して勝利を収めた。

星渡りはマノンとよく似た雰囲気の少女であり、名前をファリアと言った。

体調不良で弱っていたのでセントラルシティのメディカルセンターへと搬送される運びとなる。


ファリアが回復して間もなく事情聴取が行われた。

それは自分たちこそがドールズを生み出した存在であるというものだった。同席していたグレンは激怒するが、主人公とアイナが現れると怒りを収め、話を聞く姿勢になる。


ルシエルにはリサージェントアークスと呼ばれる組織が存在する。

彼の組織は300年前からドールズをハルファの各地に放って戦闘を引き起こしていた。そう、アークスをドールズと戦わせるために。

この“実験”を行っていたのがハルファの管理者にしてリサージェントアークスの総督ゼフェットであった。


マノンはアークスの戦いぶりを記録するために送り込まれた観測者であり、ファリアの任務は彼女をサポートすることにあった。

しかしマノンはゼフェットを止めるためにルシエルに乗り込んでしまい、ファリアではどうしようもなくなったためハルファのアークスに助けを求めに来たというのが真相だった。


ファリアの導きによってロストセントラルに秘匿されたテレポーターへとたどり着く主人公たち。ここからルシエルへちょくせつてんそうできるとのことだがロックが掛けられていた。

そこで合流したイルマがファリアと協力して端末と格闘し、ルシエルまでの道を切り開く。ファリアも同行するつもりだったが体調不良が回復しておらず、イルマに保護されることに。


その頃、ハルファの各地にドールズの大群が出現。アークスたちの援護が受けられなくなる、主人公はアイナと共にルシエルへと足を踏み入れる。


そこは4つのリージョンを簡略化したかのような風景が広がっていた。

ドールズの防衛網を突破して進んで行く二人に、ゼフェットがモニター越しにマノンの姿を映し出す。既に彼女は囚われの身となっていたのだ。


マノン

救出されたマノンは懺悔の涙と共に真実を明かす。

ルシエルにいた頃のマノンは、ゼフェットから「実験は人命を優先した安全なもの」と教えられており、他者に興味もなかったことから確認もせずにその言葉を信じ込んでいた。

だがエアリオタウンの惨状を前にして“実験”の実態を知り後悔するようになる。何度も真実を口にしようとしたが、そうしたところでドールズはいなくならない。アークスの犠牲はなくならない。

だからこそ主人公がダークファルスを倒し、観測者としての役目を果たした後でゼフェットを止めに向かったのだった。何よりもみんなから嫌われたくなかった、罪を背負って仲間たちの側にいることから逃げ出したかったのだ。


そこへゼフェットが現れる。アイナは話がしたいと言ったが、ゼフェットは「まずは自分を倒してからだ」と言い、ドールズたちを融合させたような新型機動ドールズと同化。

ゼフェット・ヴェノギアとなって“実験”の締め括りとして一戦交える。


主人公の一撃によって同化を解かれたゼフェットは膝を突く。そしてAIにフォトン感応値を訪ね「100%を記録。瞬間的にはそれ以上」という返答に満足して“実験”の完了を告げる。

ゼフェットの“実験”とは、アークスをドールズやダークファルスと戦わせることでフォトン感応値を引き上げるというものだった。


始まりは500年前。突如、外宇宙から襲来した“スターレス”によって1個の調査船団が失われたことから。

スターレスとは宇宙空間を飛び交い、すべてを破壊し尽くす謎の存在。それが現れるまで宇宙は平和そのものだった。


そんな平和の中で過ごした当時のアークスではスターレスに対抗できず、為す術もなく蹂躙されてしまう。結果、50の星系と7000億の命が失われてしまった。

しかし宇宙は滅亡にまでは至らなかった。ある日、スターレスは前触れもなく姿を消したのである。


生き残ったゼフェットは、500年後に現れるスターレスに備えて……“来(きた)るべき日”に備えてリサージェントアークスを立ち上げたのだった。


今から300年前。ゼフェットは最初の“訓練”を行う。

残念ながら“訓練”では生温過ぎて失敗に終わり、フォトン感応値はまったく上げられなかった。


そこでダークファルスを基幹としたドールズとの“実戦(実験)”を行うがこれも失敗。アークスたちは壊滅してしまった。

二回目は善戦したが結局フォトン感応値は振るわなかった(恐らく100年前のロストセントラルの戦いと思われる。彼らは高い技術でダークファルスを撃退したがフォトンを扱う力は低かった)。


そして三回目。最新鋭のダークファルスを投入しての実験は成功に終わった。真のアークスを目指すに至って最もチューンされた個体――識別番号RA9G3-T909(ナイン・オー・ナイン)がダークファルスを倒したのである。


これらはリサージェントアークスの者たちに観測・記録をさせており、三回目を担当したのがマノンであった。

マノンは星渡りという体でアークスたちの観測者としてハルファに送り込まれたが、真の目的は識別番号RA9G3-T909の戦いぶりを記録させることにあった。

そう、マノンと主人公は計画的にエアリオタウンへと送り込まれ、引き合わせられていたのだった(ただし909の観測に関してはマノンにも伏せられていた)。


そこまで話した後、ゼフェットは両手を広げて歓喜する。スターレスが来るまでにアークスの力を取り戻せてよかった、と。過程はどうあれ自分は間違っていなかったのだと知らしめるように。

だがしかし、その姿を見たアイナには「あなたも実験の犠牲者」と言われてしまい、何も言い返すことができなくなる。


直後、スターレスの先兵が惑星ハルファ上空から襲来。ゼフェットは「我が宿願は果たされた」と語り、再びヴェノギアと同化して飛翔。スターレスとの交戦の末、爆発の中へと消えて行った。

主人公たち3人を守って強敵との戦いにて散る。その最期は、皮肉にダークファルスを送り込んで消し飛ばした英雄と同じものであった。


数日後。主人公たち3人はガロアの墓参りにやって来ていた。

アイナはダークファルスを倒したこと、しかし新たな敵がやって来ることを亡き父に告げる。すべてが終わるのはもう少し先、だけど必ず成し遂げると誓うのだった。


第6章編集

再び交わる道

マノンは脱出したリサージェントアークスたちと共にセントラルシティに保護される。彼女たちもまたゼフェットに利用されていた立場だが、ドールズ側の人間ということで反感を買っており、身を守る意味も込めて隔離されることとなった。

一方、ゼフェットの行いやスターレスを議題にリーダーたちを集めた会議が行われる。主人公とアイナはルシエルで起こった出来事を話すが、ここで真実を知ったグレンが怒りを露わにする。主人公から諫められてもグレンの気は収まらず、首謀者がいなくなったことでやり場のない怒りを吐露するのだった。


会議終了後、レゾルの森へ向かった調査隊と通信が取れなくなったという知らせが入る。現地に向かった主人公、アイナ、ブルーダーは、謎の勢力の襲来によって部隊が全滅したことを知る。その勢力こそスターレスであり、突然の不意打ちによってブルーダーが戦闘不能となる。

主人公とアイナは、ナグルスによく似た姿のスターレスと交戦を開始。かつてのマグナス山での戦いとは逆に、ブルーダーを護るためにアイナが奮闘する形となった。


スターレスを撃破した一行はクロフォードに事の顛末を報告。主人公の活躍が大きかったこと、これまでの重要な場面には必ず主人公の姿があったことなどから、主人公を惑星ハルファを護る存在――ガーディアンに任命するのだった。

任命したと言ってもハルファアークスのシンボルとなっただけであり、地位も立場もこれまでとは変わらないという。


各地に現れたスターレスと戦う主人公だが、別動隊として動いていたマノンが無理をしたためフォトンの量が減少してしまう。このままでは衰弱死してしまうため主人公たちはリミナルサインなるものを集めるべく探索に向かう。主人公やアイナだけではなく仲間たちが一丸となって動いたことで十分な量のリミナルサインが集まり、こうしてマノンは一命を取り留めた。

マノンは罪悪感から自殺願望に囚われており、無理をしたのも初めから命を投げ捨てるつもりだったからだった。だが主人公とアイナの励ましにより立ち直り、自分のために頑張ってくれた恩に報いるべくハルファのアークスとして戦うことを決意するのだった。


その後、新任教官となったアイナはエアリオ訓練隊第1班を率いる立場になっていた。だが彼女自身、アークスとしての訓練を積んで来なかったため上手く教えることが出来ずにいた。

やがてリテムに遠征した際、訓練生の1人がスターレスに攻撃を仕掛けたことで襲われてしまい、アイナたちはスターレスの群れと戦うことに。アイナはそれぞれの個性を活かした戦術でスターレスと渡り合うが、それも限界を迎えようとしていた。

しかしアイナが主人公に居場所を伝えたことで救援が間に合い、主人公の参戦によって形勢は覆された。


これらの一件からアイナもマノンも主人公に対する信頼や想いを強くするようになった。


第7章編集

センシティブな作品

スターレス襲来から行方をくらませていたゼフェットだが、実はキャストボディから意識を切り離してファリアの肉体に潜んでいた。アークスがネームレスシティ(最初期のリサージェントアークスの活動拠点)を発見するとファリアを通して正体を明かし、主人公、アイナ、マノン、ファリアにシティの地下まで来るように伝える。


実は主人公は909ではない本物の909はシティの地下で眠ったままであり、そのことに気づいたゼフェットは主人公を怪しんでいた(4thクローンに909のデータを送る際、エラーが発生したので909ではないと発覚した)。

最初期のリサージェントアークスは非道な人体実験を行ったことで仲間割れを起こし、その最中に1000年前のアークスがコールドスリープされた装置が紛失してしまっていた。それが主人公だったのかもしれないとゼフェットは推測する。


地下の最奥には4thクローンの素体が安置されていた。ゼフェットはこの器に意識を移すことで最強のアークスを超えたアークスとなり、スターレスの王であるヴァエルを滅ぼそうとしていた。

だが意識を移した直後、ゼフェットの精神に潜んでいたヴァエルによって主導権を奪われてしまう。

ゼフェットがファリアの精神に潜んでいたように、彼もまた500年も前からヴァエルに憑依されていたのだ(フォトン感応値の高いアークスを生み出そうとしたことも、スターレスが500年後に襲来すると予測出来たのもヴァエルの意識が影響したのかもしれない)。

最強を超えた力は主人公でも敵わない。けれどゼフェットは、精神をヴァエルに取り込まれながらも抵抗を続け、自らを位相空間へと飛ばすことで主人公たちを逃がすことに成功した。


セントラルに帰還後、ファリアの中に残っていたゼフェットの意識がヴァエルの正体を語る。

ヴァエルとはスターレスの王とも言うべき存在であり、かつてゼフェットの母星や艦隊を破壊した存在であった(この時に憑依されていた)。

スターレスの正体はフォトンを喰らう怪物たち。だがゼフェットたちがフォトンの量が少ないと気づくと、ヴァエルは同胞たちを位相空間に引っ込めさせ、フォトンの量が増えるのを待つ方針に切り替えた。

ゼフェットはヴァエルを倒すために最強を超えたアークスを生み出そうとしたが、全てがヴァエルの掌の上だったというわけである。


ゼフェットは語る。ヴァエルはハルファに住む者たちのフォトンを求めて必ずやって来る。だが主人公はルシエルで戦った時よりも強くなっており、アイナたちも同様に成長を続けている。主人公たちなら最強を超えた力に対抗出来るはず。

そう語った後、ゼフェットはヴァエルに意識を完全に取り込まれて消滅。最後の最期にハルファに住む者たちに向けて謝罪の言葉を遺した。

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