概要
前作『ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜/MOVE』から、2か月ぶりのシングル。
B'zのシングルとしては初の「1曲のみ収録」、「CDジャケットにメンバーの写真未使用」となった作品。
本作のプロデューサーは松本ではなく、レッド・ツェッペリンなどのエンジニアを務めたアンディ・ジョーンズが担当。
収録曲
楽曲について
ライブツアー『B'z LIVE-GYM'96 “Spirit LOOSE”』のオープニングナンバーとして披露されていた未発表楽曲。
ギターサウンドが幾重にも重ねられたハードロックナンバーでB'zのシングル表題曲としては初の全英語詞楽曲。
歌詞は世界情勢、人間関係、社会風刺といった物事の知らない方がいい裏側を皮肉る内容となっている。
稲葉は、「この曲に日本語タイトルをつけるなら」という問いに対し、「ホンモノってやつはよぉ…なぁ、おい」と答えており、シングル盤のインナー部分には稲葉による日本語訳詞が記載。
B'zの全楽曲の中でも最もボーカルのキーが高く、(最高音はhihiAでAメロ部分は全てhiA以上)稲葉は「日本での声域の暗黙の了解がアンディの前では外されてしまった」とのこと。また、松本も今まで使用していたアンプを使わせてもらえず、以降はこのアンプを使う機会が激減したという。
PVは『B'z LIVE-GYM'96 “Spirit LOOSE”』横浜アリーナにてライブ当日に撮影されたもの。
記録(オリコン)
初動売上 | 60.6万枚 |
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累積売上 | 114.1万枚 |
最高順位 | 1位(1996年5月27日付) |
チャートイン期間 | 10週(1996年5月27日~1996年7月29日付) |
上記のように所謂「売れ線」とはかけ離れた楽曲ながら見事ミリオンセラーを達成。日本人アーティストによる全英詞曲のシングルでは歴代最高売上を記録している。
ミリオンセラー記録は『LADY_NAVIGATION』から本作まで13作連続となった。
この曲が首位を獲得した週はすぐ下に久保田利伸 with ナオミ・キャンベルの「LA・LA・LA_LOVE_SONG」(52.8万枚)がつけており、60万枚という高水準でも10万を割るほど差を詰められていた。
「LA・LA・LA LOVE~」はかの有名な月9『ロングバケーション』の主題歌でもあったため、こちらも後に首位を獲得し、最終的な売り上げは1.5倍以上上回られている。
テレビ番組での演奏
関連動画
公式YouTubeチャンネルによるPV(ショートver)
関連タグ
DREAMS_COME_TRUE:邦人の全英語詞のミリオンセラー楽曲を持っているもう一人の歌手(「WINTER SONG」)