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X-DEN

かいでん

beatmaniaIIDXの楽曲のひとつ。IIDXの20周年にあたるRootageでOne More Extra Stageとして登場した。
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曲データ編集

ジャンル名ULTIΣATE COLLABORATION
アーティスト名義T.Σ.Generation
BPM200
譜面難度シングル、ダブル共にNORMAL:8/HYPER:11/ANOTHER:12
備考全譜面チャージノートあり。シングルとダブルで曲が若干異なる

概要編集

IIDX20周年のRootageで登場したワンモア曲(位置的にはあの灼熱と同じものと思ってもらえば判りやすい)。スタンダードモードをプレミアムスタートで行い、4曲すべてRootageの楽曲をEX HARDゲージでクリアし、20周年のロゴが中央に現れる専用リザルトが出れば召喚に成功、そのまま強制的にEX HARDゲージでプレーすることになる。譜面難度は固定されており、4曲目に選んだ譜面難度をプレーする形になる。


「X-DEN」で「かいでん」と読むが、Xはアルファベットのエックスではなく、ギリシャ文字のカイとして扱われている。文字コードの都合上アルファベットのXが使われているが、セグメントLEDも「KAI-DEN」と表示されている。

アーティスト名義の正体はHuΣeRDJ_TOTTOの合作。この2人は共に段位認定の最高位「皆伝」を所持している凄腕のゴリラ人間である。曲は作者の代表作やかつて皆伝の課題曲に入っていた曲のフレーズがメドレー形式で流れている箇所がある。このうち中盤のメドレーはシングルとダブルで引用されている曲が異なり、シングルは嘆きの樹→灼熱→卑弥呼が、ダブルは蠍火→Bad Maniacs→天空の夜明けと歴代の皆伝の課題曲によく採用されていた構成になっている。後半は冥の譜面が引用されていたりAAが流れる。


ワンモア曲というだけあってその譜面の難しさは上記の歴代ワンモアに引けを取らないどころか歴代ワンモアで一番難しいのではないかと言われている。NORMAL譜面ですらレベルは8と異常な難しさであり、HYPER譜面も歴代ワンモアや近年のボスクラスの曲に多いレベル11である(因みにこれは13 DistorteDCARDINAL_GATEでワンモアとして登場した嘆きの樹や14 GOLDのワンモアとして登場したFascination MAXXやSense 2007とほとんど同じレベル)。

ANOTHER譜面は中盤の皆伝メドレー部分や冥の箇所が同曲のANOTHER譜面の一番難しい部分をほとんど再現しており、これらがすべて200BPM(=冥と同じ速度)で降ってくるため、歴代のワンモアを凌駕する難しさが1つここにある。後半のAAの部分も2連打が目立つため、かなり回復しにくい配置になっている。


かくしてIIDX20周年記念は筐体から皆伝同士のコンビが贈る、皆伝の皆伝による皆伝のためのランカークラスの難しさを誇る極悪譜面によって全力で殺しに来たのだった。これでは「こんにちは、死ね!」ならぬ「ありがとう、死ね!」である。

しかし、作者2人をも超越するゴリラ人間プレーヤーは恐ろしいもので、この曲が登場したその日にフルコンボクリアを達成した者もいる。本当に人間なのか疑えてしまうものである・・・。


なお、ANOTHER譜面のメドレー部分の異常な難しさに隠れがちだが全譜面、開始10数秒後にいきなり2小節分の16分トリルが降るというなかなかの初見殺しっぷりもあり、初召喚でのプレーではゲージが強制でEX HARDになる都合上ここでBADハマリでも起こせば即死がほぼ確定してしまう。そしてこのトリルは曲の最後にも降ってくる・・・つまりラス殺しでもあるため、BADハマリをおこしてしまうとやはりクリアに失敗しかねない。通常のゲージでも全く油断できないのがかなり厄介なことになっている。

これほど初心者お断り感が全力で出ているのもボス曲ならではだろう。


その難しさはあのプロの音ゲーマーも初めて呼び出したときはクリア出来なかったほどである(この動画の25分49秒あたりから専用リザルト→この曲のプレーになっている)。プロでこれだから並みの皆伝では下手したらお察しくださいとなること間違いない。


ムービーはHuΣeRの楽曲「ECHIDNA」で登場するレイヤーのキャラクター(「エチダナ」という名前がある)と、TOTTOの別名義でもあるジャカルタファンクブラザーズの片割れがデフォルメされて登場(因みにジャカルタファンクブラザーズのもう片方の相方はなぜか実写で頭に乗っている)。この2体を銃撃で攻撃していく形式であり、これはDJTROOPERSを意識している(LincleからPENDUALまでで登場したボスたちとの対戦形式が祟っていて評価はあまり良くないが)。


解禁方法など編集

歴代ワンモアにふさわしい異常な難しさだが、呼び出した回数が2回目だとゲージオプションがHARDに、3回目以降になるとゲージオプションは通常型のOFFに変わるため、少し易しくなる。トータルノーツの20倍ある敵の体力をGREAT以上の判定で削り切れれば、クリアの成否に関わらず曲終了時に撃破に成功したことになり、以降は同じ譜面のワンモアを呼び出せなくなる代わりに選曲リストに常駐する。理論上はすべてGREAT以上の判定を出せれば、一発で常駐することは一応可能ではあるが普通に考えればそんなことは不可能と言えるので、削り切れずに残った体力は2回目以降の挑戦時にちゃんと持ち越される。

HEROIC_VERSEでは常駐できなかった場合、ゲーム内の通貨を使用して譜面別に常駐可能。ただし、常駐するには割高な額の通貨以外にeAMUSEMENTのベーシックコース加入が必要になっている。


関連イラスト編集

センシティブな作品


楽曲コメント編集

こちらを参照

表向きは大量虐殺不可避な超難度ではあるが、2人の作者が語るように20周年にふさわしい様々な要素が隠されている。じっくり探してみるのもいいかもしれない。


関連タグ編集

beatmaniaIIDX Rootage

PARANOiA_Revolution こちらはDDRの譜面が過去のDDRの様々な難譜面から引用している。ムービーも過去のものが使用されている。

どちらも「全ての譜面が過去になった」ならぬ、

全ての過去が譜面になった」と言える。

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