概要
ヤマハが発売している排気量250ccのフルカウルスポーツバイクである。
初代
2014年発売。
カワサキがNinja250で起こしたフルカウルスポーツブームに乗る車種としては後発にあたる。
日本ではYZF-Rシリーズの末っ子に位置付けられている。
コンセプトは「毎日乗れるスーパーバイク」。
エンジンは新開発の水冷DOHC並列2気筒で、最高出力36馬力(後に35馬力)を発生。
これは当時の250ccクラストップの数値であった。
ヤマハお得意のレイヤードカウルによるスタイリッシュなデザインと高出力なエンジン、そしてコンセプト通りの走りの良さで人気を博した。
兄弟車に排気量を320ccに拡げたYZF-R3がある。
二代目
2019年発売。
デザインを一新すると同時にLEDヘッドライトを採用。
走りの面では、フロントフォークを従来の正立式から倒立式に改め、ハンドリングを向上させている。
液晶メーターや肉抜きされたトップブリッジも採用し、より一層YZF-R1のイメージに近い仕上がりとなった。
一方、エンジンの最高出力は初代から変わっていない。
余談
R25の読みは「あーるつーふぁいぶ」が正しいが、バイク乗りを含め世間にはあまり浸透しておらず「あーるにーごー」と呼ぶ人が多い。