概要
yautjaとは、例の醜い顔の高等知的生命体の半公式の種族名である。読み方はヤウージャ。
初めてこの単語が登場したのは1990年から続くコミックであるAVPシリーズのノベライズ版である1994年のAVP Preyであるとされる。
映画シリーズとの関係
ザ・プレデター(2018年)の脚本段階では劇中でアサシンプレデターが使用する予定だったが、結局使われることはなかった。
日本では8月5日からディズニープラスにて配信開始されたプレデターの新作映画のプレデター:ザ・プレイにおいても使用されることはなかったため、現在(2022/08/21)までのプレデターの公式映画において使われたことはない。
他媒体において
前述の通り、映画では一度もこの名前が使われていないが、コミック以外でも人気ゲームのフォートナイトやPredator: Hunting Groundsなどでも使われているため、かなりの知名度がある。
ヒッシュ・クー・テン
ちなみに、プレデターの種族名としてはヒッシュ・クー・テン(Hish-qu-Ten。ヒッシュとも)というものもあるが、こちらも同じく半公式の名前である。しかも、Predator: Hunting Groundsにおいて昔のプレデター、もしくはプレデターの祖先にあたる種族の名前として登場しており、Yautjaほどではないにせよある程度の知名度がある。
半公式?
なぜ、公式、もしくは公認のコミックやゲーム、フィギュアやコラボなどで使用されているにもかかわらず、現在も半公式と言われているのかというと、プレデターの権利を持っている20世紀フォックスが「映画以外で公式扱いのものがあるか否か」ということを明言していないからである。
基本映画シリーズは公式、公式が公認しているものは半公式とされることが多く、(無論ファンメイド作品などは非公式とされている。)「yautja」も同様の理由で半公式ということとなっている。
公式の内容だけでは不明点が多すぎたり、公式を作っている監督などの関係者間でもプレデターに関する発言の内容に矛盾が生じたりすることもあったりするため、半公式などが作られ、ファンはその半公式の内容もつまみながら作品や世界観などを楽しむ、と言ったことがある。
この「yautja」はその一環として他の半公式設定と比べて比較的多くいろんなところで使用されているが、現状もまだ半公式であるため、使用の際はそれを理解した上で使用することをお勧めする。