概要
東方Projectに登場する摩多羅隠岐奈のファンからの愛称の一つ。
それぞれの二次創作作中にも隠岐奈に対する呼称の一つや愛称の一つなどとして登場することもある。
原作における隠岐奈はカリスマ溢れる様子だけでなく未知なる可能性に対するストレートな興味やその余裕から超然とした様子もみせ、時にはフランクに砕けた様子で勧誘を試みたりもするなどその多面的な神格のままに様々なパーソナリティの側面も見せている。
系譜や信仰体系は異なるものながら同じく神である八坂神奈子は、今日の神の姿、信仰を集める神の在り方として、従来のような神威と脅威と畏怖による支配的な人心掌握ばかりでなくフランクな関係性を通した身近な神性による人間などに対して従来よりもフラットな間柄の神の姿も模索しており、これは隠岐奈のメンタリティや言動の一部は神奈子のアプローチにも通じる。
圧倒的な神力や影響力も持ちつつも、いざ相対して触れ合う時には「おっきーな」と呼ばれ親しまれる「秘神」の姿もまた、今日の幻想郷ならではの古くも新しい在り方なのかもしれない。
ただし先の神奈子、あるいは同じくフランクにも振る舞う洩矢諏訪子らにも見られる通り、親しみを深く感じるからと言ってそこは歴史も謂れも神力も深く強い神の一柱である通り怒らせるとただでは済まないので、畏敬の念、リスペクトは忘れてはならない。万一怒らせてしまった時は、お供え物を持参しよう(稗田阿求推奨による神奈子への対応の一。『東方求聞口授』)。