概要
クルトとは、ポケモン映画の13作目にあたる『幻影の覇者ゾロアーク』に登場する人物である。
CV:塚本高史
「だから、みんなの力で未来を変えよう!」
容姿
理知的でワイルドな感じの青年。
ポロシャツにカーゴパンツというスタイルで、錆浅葱色のくしゃくしゃな髪に、コロモリのシルエットが目立つアポロキャップを被っている。
右腕には黒のリストバンドを付けており、新聞記者として腰のバッグにいつもビデオカメラを携帯している。
帽子のマークについては、「何かイッシュ地方ネタを仕込んでおきたい」という要望から追加されたとのこと。
設定資料によれば、男前なマイケル・ムーアで、意外と筋肉質らしい。
人物
今作の舞台であるクラウンシティの出身で、旧市街で時計屋を営む祖父・ジョーがいる。
一人称は、「僕(ボク)」。
新聞記者として未来を知る男・コーダイの秘密を追っており、ポケモンバッカー・ワールドカップを観戦しに街を訪れたサトシたちと出会う。
サトシの話からコーダイが関わってると知ったクルトは、ゾロアをゾロアークに会わせたいサトシたちに力を貸すことにする。
ドーミラーを手持ちに入れており、作中では重要な役割を担う。
ジョーのグラエナには、クルトを見かけると飛びかかり嬉しそうに顔を舐めるほどとても懐かれており、ジョーの時計屋の隣で花屋を経営している女性・トモからは、「クルトちゃん」と呼ばれている。
20年前、突如クラウンシティを襲った植物の枯死を幼い頃に体験している。
2012年のポケモン映画公式サイト内で公開された「キミはどのタイプ?ポケモン映画キャラクター診断」では、
「◯◯さんのタイプは、『幻影の覇者 ゾロアーク』のクルトです。おじいさん・おばあさんに評判の良いタイプで、いつも可愛がられています。しっかりした性格で観察力に優れています。」
と紹介されている。
リオカとの関係
コーダイの秘書であるリオカは、実は彼と同じ新聞記者。
悪事を暴くため、秘書として変装しコーダイ・ネットワークに潜入取材を続けていた。
余談
小説・コミックスと劇場版では、設定やシーンでいくつか違いや追加された点がある。
- 小説版では、海外に留学した経験や、25歳という設定が追加されている。
- クラウンシティの跳ね橋前でサトシたちがクルトと出会ったシーンでは、ゾロアはタケシに化けていたが、コミックス版では、クルトに化けていた。