概要
食中毒の一つ。
シガテラ毒は熱帯の海にいるプランクトンから生まれた毒で、それを他のプランクトンや魚が食べることでその体に蓄積、人間などが食べることで中毒を起こす。
腹痛や下痢のほか、「ドライアイスセンセーション」と呼ばれる症状が有名。これは、冷たいものに触るとドライアイスに触れたような痛みを感じるというもので、最悪手を洗ったり床に足をつけたりすることもできなくなってしまう。
また、食用魚として利用可能な種類であっても、サイズや生息域によってはシガテラ毒を体内に溜め込んでいる可能性があるので、釣った魚をその場で捌いて頂きたい場合は専門知識をしっかり頭に入れておくべし。
主なシガテラ保有生物
食物連鎖で濃縮されていく毒なので、他の生き物を食べる大型魚が多い。