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概要編集

イギリスのデイテル(DATEL)社が発売する改造ツール。なお、プロアクションリプレイの名称は日本向け販売商品名であり、本来はアクションリプレイ。

日本での販売展開は代理店であったカラット(後のサイバーガジェット)を介して販売されていた。

現在はデイテルとサイバーガジェットとの契約が切れており、後続商品としてコードフリークが展開されている。

サイバーガジェットとの契約終了後に日本法人としてデイテルジャパンが設立されたが現在は撤退。

90年代前半頃は普通のゲームショップには置かれるケースは稀であったが、後半から2000年代に入りゲームショップでも並ぶ事が増えた。そのようなことから当時は小学生程度の子供がいる一般家庭にも普及していた。



仕組み編集

ゲームソフトの改造とあるが、正確にはソフトから読み込むデータをソフトとハードの中間で改ざんしている為ソフトそのものを改造するものではない(要はメインメモリ上に読み込まれたデータを一時的に書き換えているだけである)。その為、効果自体はプロアクションリプレイ使用中に限られるが、ステータスを記録するセーブ(バックアップメモリ)の場合は改ざんした状態で記録される。

かつて家庭用ゲーム機はネットワーク接続が無かった為、改造行為そのものは個人レベルで完結していたが、ネットワーク対戦・ネットワークプレイでは不正行為に値する為正規メーカーからは深刻な存在になっていた。

マニアな楽しみ方としては、通常は絶対に出てこないデバッグモード(存在するソフトに限る)に入って様々なデータや設定を覗く事や没データ・没アイテムを探す・・・といった事もできる。


ネットワーク経由の本体更新がゲーム機で行われる事によって公には公表されていないが、何度もプロアクションリプレイを含む非公式ツールの使用を無効にする事が行われている。



主な機種(日本向け)編集


類似品編集

このプロアクションリプレイと同じく知名度があったもので「エックスターミネーター」というチートツールが過去に存在した。これは日本のゲームテックという会社が販売しており、PARのコードと互換性があった。詳細は不明だがプロアクションリプレイよりも後に新型が出る等プロアクションリプレイのデッドコピーであった説もある。


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