CV:緒方賢一(OVA版)
「フェザーン人にとって契約は神聖なものですからね」
堅実な事務処理能力を持ち、船長のコーネフをうまく補佐している。コーネフや商売相手に対しては敬語で接するが、同業者や航宙士カーレ・ウィロックに対してはフランクな口調になる。
コーネフが自治領主アドリアン・ルビンスキーの命で自由惑星同盟首都星ハイネセンのフェザーン弁務事務所書記官に選ばれると、その間商船ベリョースカ号の船長代理を務める。
その後、帝国軍のフェザーン侵攻により窮地に立たされたユリアン・ミンツ少尉達の依頼を受けて、フェザーン脱出に協力する事になる。元々コーネフとユリアンの養父ヤン・ウェンリーの関係を知っていたらしく、「信用してくださって結構です」と受け入れてくれた。
そして他の非合法の乗客と共に(その中には地球教司教デグスビィも含まれていた)フェザーンを脱出。その際マリネスクは安全性を高めるため「同盟へ逃げ込む集団がいる」と帝国の代理総督府に情報を流している(通報者が首謀者とは思わないだろうという思惑から)。ところが、フェザーンの内通者によって帝国軍の臨検に引っ掛かり、ベリョースカ号も帝国の駆逐艦に発見されてしまった。その時ユリアンの提案で駆逐艦の乗っ取りに成功。ただその代償として、帝国軍の注意を反らすためベリョースカ号を無人にした上で破壊してしまう。これに関してマリネスクは、駆逐艦の所有権を主張し訴訟も辞さない構えを見せている。
その後ヤンがコーネフと掛け合って同盟で建造された輸送船をアレックス・キャゼルヌに手配してもらいその後マリネスクもその新造船「親不孝(アンデューティネス)」号に乗り、ユリアンの地球行きや、オーディン~エル・ファシルなどに赴く事になる。
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