卍 新世壊 卍は、次々と魔導具を飲み込んでいった。そして、そのエネルギーで無月の門99が開こうとしている……
概要
DM-RP08『双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞』にて登場した特殊なフィールド。
D2フィールドと違い、好きな数バトルゾーンに並べられる。
元ネタは「爆心地」を意味する英語「Groundzero」か。
カード効果
| レアリティ | VR |
|---|---|
| コスト | 水文明（2） |
| カードタイプ | 無月フィールド |
| 効果 | 自分の魔導具呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このフィールドの下に置いてカードを1枚引いてもよい。 |
| 自分は呪文を唱えられなくする効果を無視して、魔導具呪文またはドルスザク呪文を唱えてもよい。 | |
| 無月の門99：自分のターンの終わりに、このフィールドの下に4枚以上カードがあれば、ゲーム中で一度、水のコスト99以下の呪文を1枚、自分の手札または墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
専用効果『無月の門99』で《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》を唱える為にデザインされたカードであり、【青魔導具】デッキの中核を担うキーカード。
この踏み倒し効果はDスイッチと同じく1度のみ、それもターン終了時ではあるが、《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》はエクストラターンを獲得できる呪文でもあるので、展開したドルスザクでゲームエンドを決めるのが基本的な動き。
水文明を含むなら一部例外を除いて何でも良い為、《ラスト・バイオレンス》の様な強力呪文でも踏み倒せる。
まず無いだろうが、覚えておいて損は無いだろう。
このフィールドは低コスト故に出しやすい反面、最近では特にエレメント除去等も豊富なので、場持ちの良さに不安がある。
《お届け!スタートデッキ》や《シナプス・キューブ》を初動で唱える事で、早期に確保&展開をスムーズに行える。
場持ちの悪さは無視して使うべきか。
唱えた魔導具呪文はこのフィールドの下に蓄積する為、『無月の門』と若干噛み合わせが悪いものの、下に置くかはあくまで任意である点、そしてドローで更なるカードを引き込めるのは強い。
また序盤からの呪文を集約するが、除去されれば溜めた呪文が一気に墓地に行く為、可能な限り無月の門を即座に展開できるよう、強力なドルスザクを握っておきたい。
同様に《「無月」の頂$スザーク$》をフィニッシャーとして採用するなら、《卍新世壊卍》除去時のサブプランとしても優秀。
踏み倒し効果に目が行くが、魔導具呪文へのサポート効果も優秀。
《聖霊王アルカディアス》系の様な呪文ロックを無視できるのは強いが、シールド回収系によくある『Sトリガーは使えない』文言も無視できる。
魔導具呪文には強力かつ汎用性の高いカードが揃っており、それらを補助しつつ次の魔導具を引き込めるので、いかに早くこのフィールドを展開するかが重要。
余談
DM23-RP2『アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武』にて金トレジャーの1枚に選ばれ、擬人化された。
イラストは中村佑介氏。氏の画風によって、非常に幻想的なイラストに仕上がっている。
同弾にて《月下卍壊ガ・リュミーズ卍》が禍々しくもより迫力ある構図で再録されたのとは対照的である。
