黒い月は出ているか?
グリ・ドゥ・ザン・ゼェロ!
開け!無月の門99(ザイン)!!
効果
概要
『双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞』にて登場した呪文。
ドキンダム級の規格外コスト故に普通に唱えるのは不可能なカードであり、コスト踏み倒し、それも卍新世壊卍の無月の門99で唱える前提でデザインされている。
卍新世壊卍は唱えた魔導具呪文を下に重ねていき、四枚揃えば水文明の呪文をゲーム中一度だけノーコストで唱えられる、水のフィールドの一種。(《夢幻の無》はコスト∞なので唱えられない)
その為闇文明のドルスザククリーチャーを中心に、呪文は水文明の魔導具呪文で構成された特殊なデッキ、【青魔導具】で使用される、というかこの呪文の為のデッキと言える。
肝心の効果はドルスザクを四体までノーコストで召喚できる、というもの。
従来のドルスザクは魔導具を四枚、または六枚重ねて出す、無月の門とその派生効果で出すのが基本だが、墓地からも魔導具を使えるが枚数が多いので、複数体を並べようとすると消費が激しかった。
しかしこの呪文なら強力なドルスザクを四体並べ、更にエクストラターンによって召喚酔いも実質関係なくなる。
並べられるドルスザクは以下の通り。
通常なら無月の門によって永遠のリュウセイ・カイザーのようなロックが機能するが、この呪文で出すとそれが使えないので相性は良くない。
ただし出た時の除去効果は使えるので、厄介な相手クリーチャーを除去する露払いとしては利用可能。
出た時互いのシールドを二枚もブレイク可能。
相手のSトリガーを踏むリスクはあるものの、エクストラターンが確定しているので、デッキ構築に注意すればある程度リカバーできる範囲。また逆に自分のSトリガーを引き当てる可能性もある。
呪文に選ばれず、相手の踏み倒して出したクリーチャーをそのまま墓地行きする強力カード。
ブロッカーでもあり、このカードの夢幻無月の門は魔導具呪文にも対応しているので相性が良い。
水文明のドルスザク。自分クリーチャー全てがブロックされなくなるのでシンプルに強い。
呪文面も1マナでドローできる便利な呪文。
相手ターンにアンタップされるマナを三枚に固定する凶悪ロック効果であり、パワーも高め。
呪文面は墓地が13枚以上なら、クリーチャー全てを全滅させるSトリガー化する。
ドルスザク唯一のゼニスだが、無月の門・絶で出せるドルスザク。
『召喚』扱いなので問題なく組み合わせられ、更に攻撃時にもハンデスと除去を飛ばせる為癖が無い。
更にドローソースとしても機能する、単独で完結した優秀なカード。
ガ・リュミーズで出せる初のT・ブレイカー。
《卍新世壊卍》やガ・リュミーズに頼らずに出しても強力な為、「ゼニスザーク水魔導具」という独自のデッキタイプも誕生した。
ガ・リュミーズがディスペクター化したドルスザク。
光・水・火文明と、色が絶望的に噛み合ってないが、EXライフによる除去耐性と相手の光以外の呪文を封じるロック効果は強力。さらに、ターン終了時に手札から無制限でクリーチャーを1体出せるため、更なる火力増強も可能。
パワーが99000と非常に高く、$スザークに続くT・ブレイカーである。
また、一時期水魔導具の受け札として採用されていたゴゴゴ・Cho絶・ラッシュとの相性も良い。
背景ストーリー
各文明に魔導具を送り込み汚染していく中、水文明に築いた卍新世壊卍によって、卍月ガ・リュザーク卍が時を操る力を得た姿となったのがこの月下卍壊ガ・リュミーズ卍。
呪文ではあるが、クリーチャーの強化形態の一種という珍しいカードである。
アニメでもクリーチャーの様に名前が表示される演出があった。
アニメでは門から出現したガ・リュザークが青色に染まる演出となっている。
余談
初期段階では『時の卍獄 ガ・リュミーズ』という名前だった模様。
『アビス・レボリューション第1弾「双竜戦記」』にて新規イラストで再録が決定。
構図も正面となり、迫力のあるイラストに仕上がっている。
関連タグ
頂上混成ガリュディアス・モモミーズ'22:アルカディアス・モモキングとの『混成』ディスペクター。