プロフィール
概要
大仏(おさらぎ)こばちとは、かぐや様は告らせたいの登場人物。
秀知院学園の風紀委員であり、伊井野ミコの幼馴染にして親友。
伊井野ミコの事は「ミコちゃん」と呼び、伊井野からは「こばちゃん」と呼ばれている。
人物
普段は大きな丸メガネをかけておでこを出して、長い髪を軽くまとめたおさげ髪をしている。
伊井野ミコの幼馴染として何くれとなく彼女を助けており、伊井野の最大の理解者。
伊井野は何かあるとすぐに彼女に相談する為、伊井野の勘違いを聞いて驚愕するツッコミ役でもある。
伊井野が敵視している石上優については、陰湿ないじめに似たいじり方をされていた伊井野を陰ながら助けていたことを知っており、彼の事も人間として好意を持っている。
その為、高等部一年の間で流れている石上のストーカー疑惑については懐疑的であり、伊井野の様な責任感からではなく、純粋な好意で石上のフォローに回ることもある。
異性としてもやや意識しているそぶりがあるが、その一方でカップリングとしては「石つば」派であり、石上と子安つばめをくっつけるために裏で様々な策を弄しており、石上と伊井野がくっつきそうになると、すぐさま策を打って二人がくっつかないように行動している。
伊井野と同じくオタク趣味の人間でもあり、作中では「大仏さんレベルの美人がオタクって意外」と言われている。
上記の科白にもある通り、普段の恰好はいわば変装のようなもので、作中で直接描写されたことはないが眼鏡の下の姿は相当な美少女。描写されていないだけで学校の外には他校の男子生徒が彼女への出待ちの行列を作っているほど。
その美人ぶりは、「今更母親に返すわけにもいかないし」と言っても、嫌味には聞こえないほど。
素顔で美人であるからか男女交際の経験は結構あり、「女同士で文化祭を回るなんてダサい」という理由で女子人気の高い三年の風野先輩と付き合う等、結構肉食系な所がある。
過去
両親ともに芸能人であり、本人も幼少期は人気子役として活躍していた。
しかし親の不倫スキャンダルや、周囲の嫉妬ややっかみが負担となり、次第に自らの容姿を疎むようになる。眼鏡におさげという地味な装いも、本人なりの自衛の手段と考えられる。
周囲から孤立していた時期、子安つばめに出会い助けられたことで、こうしたコンプレックスにもそれなりに折り合いをつけられるようになった様子。
こうした経緯もあって、現在はつばめと石上の交際を応援する立場へと回っている。
秀知院学園難題女子
秀知院学園の中でも生徒会のメンバーに並ぶほどの美少女たちであり、同時にそれぞれ様々な問題が絡んでおり、告白する事にも相当な勇気がいる美少女たちの事。
大仏以外では以下の3人がいる。
三年:子安つばめ
二年:龍珠桃
一年:不知火ころも
名前の由来はいずれも竹取物語でかぐや姫が求婚者に持ってくるように命じた無理難題「仏の御石の鉢」「燕の産んだ子安貝」「龍の頸の珠」「火鼠(ひねずみ)の裘(かわごろも)」から。
「蓬莱の玉の枝」が作中未登場であったが、最終話も近くなったところで、難題女子とは違う形で登場した。