概要
宝くじとは、日本において当せん金付証票法に基づき発行される富くじである。
歴史は古く江戸時代から神社仏閣で修理費用の収集のために行われていた。
宝くじは、購入地の都道府県および政令指定都市が発売している(政府やみずほ銀行ではない)。
宝くじの種類
ジャンボ宝くじ
- 2月-3月ごろ:バレンタインジャンボ(2017年まではグリーンジャンボ)
- 4月-5月ごろ:ドリームジャンボ
- 7月-8月ごろ:サマージャンボ
- 10月-11月ごろ:ハロウィンジャンボ(2016年まではオータムジャンボ)
- 11月-12月ごろ:年末ジャンボ
の年間5回行われ、知名度も売り上げも桁違いに多い。これまでの最高当せん金額は2015年以降の年末ジャンボで、1等7億円、前後賞合わせて10億円である。なお、サマージャンボ、ハロウィンジャンボ、バレンタインジャンボは都道府県のみが発売する。
通常宝くじ
ジャンボの期間以外にも、同じようなくじが多くの期間で発売されている。くじにより、全国共通で発売されるものと、東京都・関東中部東北・近畿・西日本の4ブロックで分かれて発売(当せん番号もそれぞれ別となる)されるものがある。
レインボーくじ
通常宝くじと買う方は全く変わりないが、栃木県が全国において医療振興のために発売するくじである。
スクラッチ
買ったくじにすでに当たりかどうかが記載されており、銀部分を削り取るとそれが分かる方式。これも全国版とブロック版がある。
ナンバーズ
2・3・4桁の数字、そして申し込みタイプを購入者が選択し(クイックピックによる選択可)、的中すれば当せん金が受け取れるくじ。月曜日~金曜日の週5回発売されており、日本で最も頻度の多い宝くじである。
ナンバーズ3
3桁の数字を決めて、ストレートは約9万円。週5回(毎週月曜日~金曜日)
ナンバーズ4
4桁の数字を決めて、ストレートは約90万円。週5回(毎週月曜日~金曜日)
ロト
規定番号までの数字の中から規定の数字を購入者が選択し(クイックピックによる選択も可)、規定数的中すれば当せん金が受け取れるくじ。
ミニロト
31個の中から5個選択。1等は約1000万円。週1回(毎週火曜日)。
ロト6
43個の中から6個選択。1等は約2億円。(キャリーオーバーだと約6億円)
ロト7
37個の中から7個選択。1等は約6億円。(キャリーオーバーだと約10億円)
週1回(毎週金曜日)。
ビンゴ5
ビンゴゲーム同様、1枠5個計40個の中から8個選択。ビンゴ成立数が多い程大当たり。
週1回(毎週水曜日)。
着せかえクーちゃん
5種類の絵柄から1個ずつ、合計4個の絵柄を選ぶネット専用くじ。ナンバーズ3とナンバーズ4と同様に平日週5回行われている。1等当せん金額は10,500円
吉日
大安や一粒万倍日等の吉日の日は、吉日の旗が掲げられたり窓口に札のような物が張られている。
なお
- toto(BIGを含む)は全く違う法律で行われるもので宝くじではない。
- 海外でも宝くじが存在するが、日本国内で購入することは、発行国で合法的に発売されているものであっても一般的に刑法187条(富くじの販売等)の規定に反するため、海外業者への購入代行依頼も含めて違法になる。(但し渡航先で購入・賞金の受け取りをする分には問題ない。)
- 子供が購入した宝くじが当たった場合、親は当籤金を管理することはできるが使うことはできない。
関連タグ
鈴木義司 -宝くじ高額当選者のエピソードを描いた漫画作品である『ハッピーさん』を執筆していた。
やくみつる -上述した『ハッピーさん』の終了後、同じく宝くじ高額当選者のエピソードを描いた漫画作品である『おめで当せん劇場』の執筆を開始した。