概要
有栖川有栖の代表作『作家アリスシリーズ』の登場人物、火村英生×有栖川有栖のBLカップリング。
90年代の新本格ミステリジャンルブームの頃より、特に人気の高かったカップリングのひとつ。
原作内での関係性は、探偵と助手(いわゆるホームズ役とワトソン役)にあたる。詳しい関係性については『作家アリスシリーズ』『火村英生』『有栖川有栖(作家アリス)』などの記事を参照。
原作が有栖の視点で語られる一人称形式の小説であるため、キャラクターの容姿には想像の余地が大きい。文芸誌掲載時の挿絵、漫画版、ビーンズ文庫版、CDドラマ版、実写ドラマ版でもそれぞれビジュアルが大きく異なり、それを受けて二次創作作品においてのバリエーションも多岐に渡っている。同じ「火アリ」作品でもまるで違う作品に見えることがあるが、それぞれの描き手の自由な解釈によるものである。
旧版・新装版
- 46番目の密室の旧版:何だ何だ、と私は尻尾ーーもしあればーーを振って彼に擦り寄りたかった。が、新装版:暖炉にもぐり込みたかった。に書き換えられている。
- 新婚ごっこで有名な『ダリの繭』の旧版(ダリっぽい顔の表紙のもの)にはあるP348『私はわざわざ腰を浮かして尻の下のクッションを取り、彼にぶつけた。ぶつけてから、新婚ごっこもどきをしている場合ではない、とわれに返る。』の太字の部分が、新装版(今書店で売ってる繭の画像の表紙のものP345)では削除されている。
- 人喰いの滝:初出のときにあったアリスのセリフ、しつこく質問してくる火村にカチンときたアリスが突き放すために言った『新婚カップルやないんやから』という他愛のない軽口は、短編集『ブラジル蝶の謎』に収録された時には削除されている。(同じ趣向の冗談を『ダリの繭』でも使ったのを思い出したからだそう(『有栖の乱読』より)。ダリの繭の「新婚ごっこもどきを~」も恐らく最初の方で一度使っているからだと思われる。
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ→ヒムアリ
逆CP→アリ火
ドラマ版火アリ
2016年と2019年に放送された実写ドラマ版がかなりアレ。
原作のパロディ作品と混在してしまうため、作品投稿時には「ドラマ版」「drm版」タグの追加等、ドラマ版の二次創作であるとひと目で分かるような表記が推奨される。半生ジャンルであるため、投稿する際は最低限のマナーは忘れずに。
ドラマ版火アリ専用タグ:d火アリ
棲み分けの為、腐向けには付けない方が良い一般向けタグ
※腐向けが苦手な人の為にCPタグと腐向けタグだけ付ける事を推奨。また有栖川有栖は原作者名でもあるので、検索(外部からの検索含む)で腐向けが引っかかるのはご迷惑になる。
users入りタグ
AA作品100users入り→AA作品300users入り→AA作品500users入り→AA作品1000users入り→AA作品2000users入り(小説のみ)→AA作品3000users入り→AA作品5000users入り