舌喰い様
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したくいさま
舌喰い様とは、『彼岸島 48日後...』にて登場した混血種の吸血鬼のことである。
恐ろしげな般若の面を模したような顔が特徴的であり、また首から胸にかけては今まで彼が殺めた者たちの顔が無数に付いている。
背中や胴体の側面にはカマキリのような刃がついた腕がついており、戦闘時には全身の舌とともにこの刃を巧みに使いこなして獲物を仕留める。
腹部にはひときわ大きな口と歯列が付いているが用途は不明。
圧倒的な力と冷酷さで歌舞伎町に君臨しており、その残忍さは他地域の混血種たちにも恐れられるほど。
しかしその一方で内面は極めて冷静で落ち着いた性格をしており、混血種の吸血鬼となる前の彼は妻を心から気にかけている良き夫だった。
運悪く邪鬼と化してしまった妻を葬らねばならなかった悲しき過去もあり、妻の鎮魂のためと称して歌舞伎町中から集めた血液で鎮魂の儀式を執り行っていたようだが……
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