やがて蟲の王の前に運ばれて奴らの栄養となる（48日後/234話）
やったァ――！（ぴょんっ）
やったか？　→ わからん
やったね明久しぶりね背負って背負って！（47日間/30話）
奴の愛に応えてやりな（48日後/166話）
奴ら絶対ビックリするよ（48日後/99話）
奴らのトイレだ　近寄ってもいい事ないぞ（48日後/234話）
やっぱり…姑獲鳥はとんでもねェ…（48日後/217話）
やっぱり明の話はおもしれえな！
やばい！！自爆型！！（48日後/237話）
やはり頭は　首の上にある方がしっくりくるな（無印/87話）
やべぇぞ○○が効かねぇ！止めようがねぇ！
やべェよ！！外には邪鬼！！中には宮本明　どっちも地獄行きじゃないか！（48日後/137話）
ヤボな事言うな二人とも争いなんてだいたいそんなもんだお互い自分たちが正しいと信じてるからぶつかるんだそうなっちまったらどっちが正しいなんて意味をなさない決着をつける方法はただ一つどっちが強いかだ（48日後/第313話）
ヤメテ！！首ハ生エテコナイノォォ（48日後/241話）
やめてよォ！ズボン返してよォ！（48日後/242話）
ヤメテヨ…モウユルシテヨ…（48日後.../262話）
やめんかそれには訳があるんじゃ（無印/101話）
やられてもうた...救世主はんがやられてもうた...（関西弁彼岸島）
槍というよりはまるで大きな丸太だな（48日後/79話）
やりましたね明！ついに姑獲鳥を倒しましたね！ﾜｱｧｧｧ（48日後/221話）
ユカポンはいてもいいかなあの人いい匂いするし（48日後/250話）
ようこそ私の島へ（無印/32話）
ようやく鼻毛ゾーンを抜けたな明
よし　これで感染は防げる（無印/91話）
よし　もうギンギンだ（48日後/166話）
よせやい（48日後/21話）
よっぽどのことが起きない限り起きないよ（前フリ）（48日後/168話）
よろしく → ざけんな（48日後/22話）

ら行

ライトは一個しかないぞ
陸上自衛隊は無敵なんだよ　蟲の王にも負けねェよこのクソガキ（48日後/225話）
両手がビチャビチャだ！！許せねェネズミ！！（48日後/94話）
リンチ派もいてもめてるよ (彼岸島で学ぶ民主主義) （48日後/212話）
礼はどうした助けてもらった礼　俺は命の恩人だぞ（無印/296話）
連隊長は侵入者を全員殺せと命令されたはずだ（48日後/227話）
連隊長!! 大丈夫ですか!! →ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"...（48日後/264話）
籠城して立てこもるほかないぞ
ろくでもねェもの作りやがって
六本の手を自在に操り、激しく攻め立てる怪物！（48日後/240話/本誌煽り）

わ行

ワー　ワー（頻出）
ワァァァァ...（大歓声）
わかりました吉川さん宅ですね　すぐ向かいます（47日間/1話）
私が忘れたって下の口がおぼえてんだよ！！（48日後/28話）
私の居場所はここしかなくて...他に行く所は無くて... （48日後/223話）
私の身体なら　その実験に耐え抜いてみせますよ（無印/106話）
私の事は以後金剛と呼び永久に崇めるがよい……（48日後/102話）
私ノ事ハ…蟲ノ王ト呼ベ…（48日後/242話）
私はお前が欲しいのだよ明（無印/211話）
私も貴方も後戻りなんてできないんですよ（無印/107話）
私も一組腹の立つ兄弟を知っているよ（48日後/164話）
我々ハ完全ニ喰イ物トサレルダロウ（48日後/227話）
我々は日本国のために戦っている！！死ぬ事など恐れてはおらん！（48日後/237話）
我々ノ完全勝利デアル!!（48日後/264話）
悪くない　ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾊﾞﾘ（48日後/164話）
んがっ
ンガ！ンギャッ
ンだとこのハゲ（48日後/225話）
ンだよ腐った兄弟めハゲとロンゲのクソコンビが（48日後/127話）
ンだよこのトラック邪魔クセェな（47日間/168話）
ンだよこのクソ海草（47日間/1話）

特に使用頻度の高い台詞

以下のリストは彼岸島のセリフの中でも、特に著名なものである。

特に「丸太」関連のセリフは彼岸島を実は読んでないとかいうフザけたクソ人間共にも大人気である。

「まともな台詞が一つもないこんなんで意思疎通が可能なのか」

「あったよ！〇〇が！」「でかした！」

言わずと知れた万能語録であり、作中でも絶体絶命のピンチを幾度となくこれで切り抜けてきたという確かな実績を持つセリフである。

〇〇のところに一単語入れるだけで定型文が完成するという完璧なフォーマット、そして締めの「でかした！」もあって非常にバランスのいい台詞である。

このセリフを初めとする彼岸島語録が持つテンポの良さは尋常ではなく、そしてそれこそまさに松本光司先生ェの最も得意とする「ライブ感」を生かしたセリフ回しの良さでもあるのだ。

「みんな丸太は持ったな!!、行くぞ！」

「みんな、〇〇は持ったか！」という使い勝手のいいフォーマット、そして一目で彼岸島と分かる勢いのある台詞であることから、彼岸島にハマったばかりの人や原作未読勢にも好まれる台詞である。

序盤において主人公の宮本明が亡者の森を抜ける際、味方に発破をかけるシーンにて使用。

（詳しくは該当記事を参照。）

「やめんか、これには訳があるんじゃ」

原作で師匠が味方を仲裁する際に放った台詞であり、「〇〇を持ったな！行くぞ」に続いて多く用いられる台詞。

「やめんか〜なんじゃ」と全文をそのまま使用することもあるが、「やめんか、〇〇なんじゃ」という台詞で荒れた場を落ち着かせると同時に問題・状況の理由を一気に説明できるため、コンフリクトを未然に防げる上に非常に使いやすい優秀なフォーマットである。

敢えて、同じく師匠のセリフである「よさんか、〇〇」の方を使用する場合もある。

「そんな...そん...」

主人公である宮本明が４８日後...において発した言葉であり、なにかへの驚きが入り混じった畏怖を表現する際に多用されるセリフである。

何かと読者の予想を裏切る展開の多い彼岸島では、読者がこの台詞をついうっかり口にしてしまうのも頷ける。

「感じ入ったよ」

金剛の武人然とした技の数々を目にした宮本明が彼との決戦後に口にした言葉。

ちなみに、彼は金剛がガソリンスタンドの爆発に巻き込まれて弱ったところを殺している。

「ありがとうおじさん！嫌だ死なないで！」

２６歳のジュニアアイドル、ユカポンが目の前で死んだ自衛隊員に駆け寄って放ったセリフ。

そのあまりにも駆け足な感謝の言葉はやけに脳裏にこびりつくものがある。

このセリフは決して、シーン的にも日本語的にも一切間違いはない。

そのはずであるが...この胸のうちのモヤモヤの正体は一体なんなのだろうか。

「超気持ちいいぜ！」ｷﾞｯｷﾞｯ

作中で吸血鬼たちがアンチエイジングを行う際に頻繁に発する言葉である。

何かを褒める、激励する等、ポジティブなニュアンスで使用する事が多い。

類似した台詞としては気持ちええ！やガハハハ！などが存在する。

また文字数が限られる状況の場合は台詞を全て省略し、「ギッギッ」のみを表記することもある。

（なお彼岸島作中における「ｷﾞｯｷﾞｯ」は梯子を登るシーンなどでも多用されている）

「なんて〇〇だ」

彼岸島の作中においてあまりにも多用される常套句である。

戦闘中のモブの発言はだいたいこれであり、金剛が誕生するシーンを見ていた吸血鬼はこのセリフを幾度となく繰り返しており、「物凄ェ〇〇」などのセリフと合わせて「先生ェのお気にいりのフレーズではないのか」とまで囁かれている

「コイツが〇〇見ての通り頭がいいやつだ」

彼岸島序盤の冒頭にて明が幼馴染の西山の人となりについて語る際に生み出した一言。

このテキトーさや雑な解説からは、どこか親友である彼に対してのよそよそしさを感じる。

単に人物を紹介するだけでなく、逆に煽ったりなども可能な汎用性の塊のようなセリフである。

「俺ァお前を気に入ったぜ！」

東都ドームでの姑獲鳥vs宮本明戦に於いて、周囲にいた吸血鬼の観客の一人が発した台詞である。

その威勢の良さ、そしてスピード感は他の台詞と比較しても優秀であると言えるだろう。

好きな絵師や解釈一致した場合など、あらゆる場面において融通が利く。

「クソ面白ェ楽しませてもらったよ」

雅の部下、「金剛」が勝次の母を捕獲し吸血鬼ウィルスに感染させた際に、

その経過を楽しんだ後に彼が使用した台詞であり...最終的にこの行為が彼の死因となった。

応用編としては「クソ＋〇〇」と付けるだけで大体の単語や形容詞が彼岸島語録となり得る。

「てめェ！クソ〇〇！」、「クソみてェな〜」など、これに類似したセリフはいっぱいある。

「大丈夫です伝わりました」

大阪のトンネル内にいた人間の抵抗勢力のリーダー、岩田が発したセリフ。

そのよそよそしくも丁寧な返事はどこか先生ェ節を感じる。

終わりどころを失った会話を無理やり打ち切るなどの用途に最適なセリフである。

「すまない、妊婦にショックを与えちまったな」「いえ、大丈夫です」

宮本明が48日後...にて、岩田健太（上記の人物とは別人）の妻の前で吸血鬼を斬殺した際に行われた会話。そのあまりにも非日常感溢れるスプラッタな画面と対照的に物凄ェ冷静な一般人の存在にファンたちの間では話題騒然となった。

『彼岸島ニ於ケル関連用語ノ報告』

ここでは彼岸島の作中にて登場した重要な語句や頻出語句、そしてぜひとも知っておくべき小ネタなどを解説する。

もちろん丸太以外の項目もとりわけ詳しく解説する。

ギロチン竜巻を知らずして彼岸島を知る者無し。豚汁を知らずして彼岸島を知る者無し、である

道具

丸太

言わずとも知れたこの作品のシンボル的アイテム。

その重量と凄まじいリーチでもって吸血鬼の頭を完全に粉砕、ガード不可能の致命傷を確実に与えるに最も効率のいい武器である。

返り血を浴びれば即ウィルスに感染する可能性のある斬撃などの危険な攻撃を行うより、比較的返り血を浴びる事の少ない打撲攻撃を行う方が圧倒的に生存率が高まるとも言えるだろう。

また、森と海しかないこの彼岸島内部において丸太は無限にリロード可能である。

豚汁

西山徹の得意料理である豚汁は、たびたび食糧難に陥った明たちを支える戦闘食である。

なお、西山曰く豚汁を作るための味噌だけはいつも必ず持ち歩いている、とのこと。

豚汁の切れ目が命の切れ目、この島では豚汁を作らずして生き延びることはできないのだ。

本土編で乱心した西山は豚汁を作ることさえ止めてしまい、焚き火の中に顔を突っ込んだ結果大火傷を負っている。

血の旗

レジスタンスたち人間勢力が掲げる、戦いの最中に散っていった同胞らの血で染められた旗。

戦死した人間軍の戦闘員の遺体をこの旗で覆うことで、その無念を弔う役目がある。

...なお、師匠らは吸血鬼と化した同胞であってもこの旗を用いて弔う。

吸血鬼ウィルスは死体にも感染するので、その旗はもう捨てたほうがいいと思う...と読者の大半が心のどこかで感じたシーンである。

クソみてェな旗

人類を絶滅せんとする雅様が率いる吸血鬼軍が掲げる旗印...なのであるがその旗のデザインは漫画界広しといえど、他に類を見ないまさかの「証明写真タイプ」である。

人間相手に殺戮の限りを行なった後、この雅様の笑顔がプリントされた旗が戦場に翻る事となる。

作中では４８日後...において登場し、陥落した国会議事堂の頂上にぱたぱたとはためくこととなる。

また、東都ドームにおいては観客を盛り上げる演出の為にドーム全体を覆う懸垂幕としても利用された。

集団

人間軍(別称：レジスタンス)

作中にて幾度となく登場する、色とりどりの色彩の衣装を身にまとった狂気の集団。

漫画ではその忍装束の色は不明であったが彼岸島Ｘ内にて赤色や黄色、また紫や水色など南米の原住民にも劣らない個性豊かな原色をしていることが明らかとなった。

彼らは人間より桁外れに強い吸血鬼相手に主に日本刀等を用いて特攻することでその命を夏の花火のように消費するほか、特に邪鬼との戦闘時は大抵登場から数秒で死亡する。

...しかし、殺しても殺しても彼らは消えるどころかその数はむしろ増加する一方である。

原因は不明。おそらく解明されることはない。

彼岸島の舞台が彼岸島そのものから本土へと移ったのを境にほとんど見かけなくなるが、同様の性質は陸上自衛隊へと引き継がれたのだった。

島に残った抵抗勢力のその後は不明。多分農民などに戻ったと思われる。

吸血鬼軍

またの名を「キモ傘(笠)」。

元現代日本人の吸血鬼である彼らはウィルスに感染すると同時にIQが著しく低下し、数日後には元が誰であろうと問答無用で江戸時代の百姓のような編笠、着物、草履等を装備し、日本刀や長槍等を持って人類に牙を剝くようになる。

ごく稀に突然変異を起こす者もおり、彼らは草履の代わりにゴム靴やゴム手袋を装備する、身長が５メートル弱の巨体となる等の変異が生じる。

日本本土編の彼ら吸血鬼はようやく現代人らしいライフスタイルを送るようになり、ノースリーブのモヒカンやマフラー半ズボン等、やっと彼らもまともな服を着るようになったのだった。

雅の意のままに従う忠実な部下である彼らだが、戦いを通して実力を認めた人間と友情を結ぶこともある。

ま、そいつも味方にはならんかったがな。ガハハハ

武器

日本刀

日本刀は彼岸島島内では茂やそんじょそこらの地面から無制限に生えていることが知られる。主人公である宮本明のメインウェポン。

特にかつて戦闘があった周囲にはまず間違いなく刀や武器の類が散乱しているため明さんが武器に困ることはない。

突然変異なのか、極稀に３mほどの刃渡りを持つ超巨大な日本刀が採取されることもある。

丸太

もはやこの作品を象徴する武器として世に名高い丸太。

...ではあるのだが、確かに丸太の登場回数たるやもはや登場人物がツッコミすらしない程の超頻度ではあるもののギロチントルネードやクソ長ェ刀、そしてみかんなどのその他明さんが使用した武器の中では無いよりマシ程度の扱いの武器である。

作中における丸太はもっぱら防具やアップグレード素材として用いられることの方が多い一方で、その一撃の重さでは顕微鏡の一撃にすら負けているため、丸太を使う利点はもっぱら補充が効く、ということ。

それとリーチの広い打撲攻撃で感染を防ぐという点以外にはあまり無い。

雅が巨木を引っこ抜き、「良い丸太」と称して振り回したこともある。

いうなれば万能武器であるが、最近の明さんが義手と仕込み刀を装備して以降は丸太はあまり使用されなくなったのだった。

今は、丸太の代わりに加工後の角材を使用するキャラが登場している。

...尤も、作中における丸太は日本刀よりは頑丈な事は確かである。

（また、どんな大木から切り出したのかもわからないほど超巨大な直径10m程の丸太が、雅の砦の城門を破壊する際に破城槌としても使用されたこともある）

ちなみに、彼岸島の作中では薙刀を使うと主人公を圧倒できるほどの戦闘力を誇るキャラが存在するのだが、彼曰く「薙刀は携帯するには大きすぎて不便」という理由で普段は使わない。

...それなら、その片手に持った丸太はなんだ。

西洋のロングソード＆鋼鉄の盾

最後の47日間作中における斧神との戦闘時、宮本明達が突如その辺から発見した由来不明の刀剣と盾。

まだ日本刀はともかくとして、ご丁寧にヨーロッパ風の紋章まで彫られた立派な西洋の武器が、突如としてこのクソ田舎の彼岸島島内で発見されたのである。

さらにこの武器は宮本明と斧神の戦闘後に忽然と消えた上にそれ以上掘り下げられることは無く、読者は、この島に秘められた難解なミステリーに深く頭を抱えることとなる。

青龍刀

これも同じく宮本明と斧神との戦闘の最中(ただし無印の頃)、野良邪鬼に襲われ一時休戦中の彼らが発見した武器の一つである。

青龍刀はもともと、甲冑を身につけた人間を鎧ごと叩き斬って倒すための武器であるが、既知の通り人智を超えた戦闘力を持つ宮本明がこれを振るうことで何十mとある巨大な邪鬼すら瞬時に切り刻む攻撃力を発揮した。

なお斧神は斧神でクソ重い鎖の付いた超巨大な鉄球を装備し、明の邪鬼討伐をアシストした。

ギロチントルネード

彼岸島の物語も終盤戦、吸血鬼のボスの雅様を守る最後の番人である『椿』を倒すべく宮本明が隊長の手を借りて(突然現れた)巨大なギロチンを解体し、そのクソ重てェ刃に縄を巻きつけただけの武器である。

見た目こそチープではあるもののその質量は尋常ではなく、威力は絶大そのもの。

明さんが縄を持って全力で高速回転させてブン投げることで椿の頭部を一気に切り刻んで討伐した。

また、クソ至近距離で砂埃を竜巻のように盛大に巻き上げて敵の動揺を誘い、確実に仕留めるこの武器は彼岸島世界の武器でもトップクラスに殺意が高く、彼岸島最強武器の一つとしても数えられる。

ロケットランチャー＆火炎放射器

人間軍に加入した西山が開発した、それぞれ対邪鬼と蚊対策のための兵器。

しかし近代兵器の癖にこの彼岸島で量産が可能なんて...そんな...そん...。

なお、ロケットランチャーの方は爆発するのではなく敵の身動きを封じるためのネットが発射される。

そして当然ながら大型の邪鬼にはまともに当てないと通用しない上、しかも目を離すと脱出されてたりする。

ので、捕縛した邪鬼をレジスタンス総出でボコボコにするのが正しい使用用途である。

その際、邪鬼にはダメージかいくのに何故か網は切れないという優れもの。

改造スタンガン

その名の通り、西山が独自に開発した対吸血鬼用のスタンガン。

その電撃の威力は尋常ではなく、耐久力に定評のあるキモ笠が呻き声ひとつ立てずに失神するほど。

...しかし致命的な欠点として燃費が非常に悪く、作中では最低5回+数回程度しか使用してないにもかかわらず電池切れとなってしまった。

そのためこのスタンガンは実際の戦闘では用いられる事はなく、明と亮介たちが吸血鬼たちを捕まえて尋問する際に主として使用されている。そして案の定、ホラー漫画の法則に則りスタンガンは一番必要な時に限って故障した。

謎の黒い糸

この糸は西山が開発した...との事だが、見た目はどう見ても刃牙のドリアン海王のアレ。

手に巻いて使用するほか、対吸血鬼トラップとして通路や塀などに仕掛けることまで可能という素晴らしい万能武器である。

(ちなみにこの武器は元々、加藤の武器として製作されたもの。)

その切れ味は数十メートルの体躯を誇る邪鬼の太郎を一瞬でサイコロステーキに変えるほどであり、つまりは彼岸島のパーティー最強の明さんの力を借りずとも邪鬼を討伐できるほどの革新的な武器...のはずだったが、なぜかその凄絶な威力を目の当たりにしても「レジスタンス全員に装備させようぜ！」等の発言が作中で飛び出すことは最後までなく、登場回数は少なかった。

日本刀の次ぐらいによく使用される刃物。刃渡りは30cm程。

彼岸島と本土の両方に登場する。明さんを始めサブキャラやモブキャラもよくこれを装備しており、陰の功労者的存在と言える。

場所、ロケーション

彼岸島

今作のタイトルであり、物語の舞台となる島の名称である。

物語の舞台が島の外側...即ち「日本列島本土」に移ったが地面から生える日本刀や

無限湧きする忍者などの彼岸島特有の現象も彼岸島から本土に感染が広がっている。

そのため、今や日本列島そのものが彼岸島な状態と化している。

...ただし舞台が本土に移ったことにより、現在の彼岸島は完全に過去のもの。明さんの仲間の加藤や紅葉らはこちらに残った。

たまには加藤のことも思い出してあげてください。

彼岸島島内五重の塔

今にも倒れそうなほど危なっかしい、島内の離れ小島に建てられた謎の巨大木造建築物。

内部には巨大な邪鬼やアマルガムなどが多数いる他、侵入者を排除するための巨大な水槽や滝と水路、迷路が存在する他、塔の最上部付近にはこの田舎の島で珍しく電気が通った超近代的な研究施設まで設置されているのだった...一体どんな構造してんだこりゃ

そのかなり無理のある違法建築じみた構造がたたり、塔の所有者である雅様と明との最終決戦の最中に倒壊を起こし、３階から上が消滅することとなる。

彼岸島島内教会

現在は吸血鬼が支配するクソ寂れた日本の田舎の島...に到底相応しいとは言えないキリスト教の建築物。

そのサイズは大聖堂クラスであり、東欧とかだと町のシンボルにもなりそうなくらい大きい。本当にどうなってんだこの島は

さらにいえば明たちが内部へと入った際、教会の中ではこんなご時世だというのに結婚式まで挙げられていた。なぜ彼らは吸血鬼の感染が拡大するこの島で悠長に挙式しようと思ったのだろうか。

(また、とある検証ではこの教会の全長は東京スカイツリーより巨大であるとの結論に達しているなど、この教会にはまだまだ解決されない謎が数多く残っている。)

ちなみに実写映画の彼岸島DXでは、洞窟内に作られた小さな礼拝堂という無理のない設定になっている。

彼岸島島内吸血鬼のアジト

彼岸島島内に隠された、蚊の繁殖場を内接した研究施設。

多くは砦のような構造をしており、地下には何かしらの巨大な空間が存在している。

大抵の場合は数百人程度の吸血鬼の軍団とそのリーダーであるアマルガム、あるいは邪鬼とその邪鬼使いが最低一体は駐屯しており、そして雅のいるアジトの守備はその限りではない。

明たちが最後に攻略したアジトは、もはやその全体が巧妙に地下に隠されていた。

日本国本土大阪

雅のウィルスを保有した蚊が蔓延したことにより、日本本土は陥落。

そして大阪は雅を自称する謎の男と彼が操る巨大な邪鬼により支配されてしまっている。

（なお、雅自身は東京に本拠地を置いていることが作中でも明言されている。）

作中でその謎の人物の正体が明かされた時、明のみならず読者さえも驚愕することとなった。

陥落後の大阪市内の各地では動物園からキリンやワニ、ジャガーやライオンなど数多くの猛獣が放たれており、さらに各地のビルの最上階付近には大阪の街への侵入者を即座に射殺するためのスナイパーライフル等で武装した元特殊作戦部隊のエリート吸血鬼が多数配備されている。

...そして明達はその遠距離狙撃に対応するため、ゴルフクラブやフライパン等で頭を守りながら進むこととなる。嘘だと言ってくれ。

日本国本土東京

雅の前に陥落した東京都の周囲には、人間の逃亡を防ぐため１００mほどの高さを誇る鋼鉄製の頑丈な壁が一切の隙間なく貼られている。

外から野良邪鬼が無理やり入ろうとしても鋼鉄の壁に仕込まれた侵入者の命を奪うための大小様々の兵器が即座に作動し、人間はおろか外部の吸血鬼でさえ近づくこともままならない。

そのため、明たちは地下道などを経由し閉鎖された東京の内部へと侵入することとなる。

その中は雅の息子達が縄張りを統治しているため案外平和であり、娯楽施設である東都ドームでは闘技等のイベントまで頻繁に行われている。なお、人間にとっては某漫画ばりに危険な世界である。

日本国本土東都ドーム

東京に存在する、宮本明と雅の息子の五男姑獲鳥が決戦を行なった巨大なドーム。

しかしその内部では今や、血に飢えた数万人規模の吸血鬼たちが邪鬼や全国から集った猛者達を集めトーナメントを頻繁に開催しているため、人間たちが間違ってここに入ってでもしてしまえば絶対に生きては帰れないと畏怖していた。

...のだが、４万人いた吸血鬼の大群は姑獲鳥を倒した明に恐れをなして全員逃走。

なおドームの内部には雅様の顔の横断幕や誰も流さないトイレなどの立ち読み時のトラップが多数設置されており、色々と腹筋に悪い。

日本国本土国会議事堂

雅の息子の四男、蟲の王率いる吸血鬼軍に瞬く間に攻め落とされた日本国の政治の中枢。

その頂上には彼ら吸血鬼のボスである雅様のクソみてェな旗が翻っている。

地下には蟲の王の巣が巨大迷宮のように張り巡らされており、迷宮に入り込んだ生物を捉えては蟲の姿に変貌させていく。

「よさんか、こやつらは登場人物なんじゃ」

主な人間たち

「宮本明」

今作の主人公にして、人類最強の人間。

現在連載中の『48日後...』では生き残った人間達に救世主と呼ばれている。

八ヶ月の修行により作中最強の人間となった明は片手に丸太、片手に日本刀を手に吸血鬼のボス雅様の前に立ちはだかる。

「宮本篤」

宮本明の兄。序盤の序盤で死んでしまったため彼の存在を知らない読者も存在する。

序盤も序盤で彼は雅のウィルスにうっかり感染してしまい、そして無念の死を遂げることになる

以後、彼は明の守護霊へ変化し...明の受けたあらゆる落下ダメージを全て吸収するようになったとされる。

「師匠」（本名、青山龍ノ介）

宮本兄弟の師である、元々雅と同じ吸血鬼の一族の大男。

吸血鬼の血を身体に入れ、上位種の混血種となり雅の前に幾度となく立ち塞がる。

最終的に雅との決戦を前に死亡するも、生き絶えるその時まで勇敢に戦い続けた。

西山

見るからに頭の良さそうな、常にメガネをかけたインテリ風の青年。

明の幼なじみであり、そして海に囲まれた彼岸島の地でダイナマイトやロケットランチャーを単独で開発したガチな天才である。

また、周囲が探しているものを瞬時に見つけることができる能力を所持している。

「聞くな！俺は文房具屋の息子だ！」、「あったよ！〇〇が！」が彼の口癖。

「五十嵐一郎」

あのクソ雅を作り出した張本人であり、同時に彼は作中における言い逃れできないド戦犯...なのであるが、よく考えると彼こそ最大の被害者である。

そして雅の乱により軍人としても人間としても大きく人生を狂わされた五十嵐は、最終的に戦後６０年以上にわたり洞窟に監禁された末に作中でトップクラスに胸糞悪い最期を迎えた。

主な吸血鬼たち

「雅様」

過去に大日本帝国陸軍の実験により、完全な不老不死を獲得した吸血鬼。

普段の彼は一見して奇行に走ることもあるが、肝心な場面は絶対に気を抜かないのが彼である。

同族に優しく、この作品の吸血鬼にあるまじき先見性、計画性を持って人類を追い詰めてくる真のラスボス。

「隊長」

雅の護衛部隊の隊長...なのだが、宮本明とは幾度となく共闘する腐れ縁の関係となる。

また、今作の一応公式のヒロインであるはずのユキよりもよほどヒロインらしいと評判であり、彼が死亡した際は本スレが荒れた

「斧神」

雅様の右腕と呼ばれる、山羊の被り物を付けた筋肉質の吸血鬼。

手に持ったド迫力の巨大斧を振るうその姿はキリスト教の悪魔バフォメットによく似ている。

忠実な右腕...なのだが、命令そっちのけで戦うことしか頭にない脳筋アマルガムである。

(そして余談だが、ダークソウルのアイツの元ネタである。きっと恐らく、フロム社内にも笠がいたのだろう。)

「金剛」

雅様の...もう一つの右腕。実在する金剛力士像がモデルである。

本土で女好き破戒僧のエロ金剛、そして戦闘大好き武人金剛の二体に分裂し...融合するかと思いきやそのまま倒された。

そんな彼の最後の言葉は、マンガ史に残る最悪のセリフとして有名である。これは酷い。

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彼岸島迷台詞の一覧

「この概要に捕まるんじゃ！」

彼岸島のセリフを用いた会話の例

彼岸島台詞集 50音まとめ

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

特に使用頻度の高い台詞

「まともな台詞が一つもないこんなんで意思疎通が可能なのか」

『彼岸島ニ於ケル関連用語ノ報告』

道具

集団

武器

場所、ロケーション

「よさんか、こやつらは登場人物なんじゃ」

主な人間たち

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は行

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ら行

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