青山龍ノ介
あおやまりゅうのすけ
▷ 師匠(彼岸島)
『青山龍ノ介』とは彼岸島に登場するキャラクター師匠の本名であり、彼は作中では雅様などと同じく、彼岸島に数百年前から住んでいた吸血鬼の一族の生き残りでもある。
本編では旧帝国陸軍の五十嵐中佐が戦前の彼岸島での実験について書き残した調査報告書に初めて彼の名前が登場し、そしてその後師匠自身の証言により、龍ノ介の正体が戦前の師匠その人だったことが判明する。
『彼岸島』
彼ら吸血鬼の一族が数百年以上に渡って人間とともに共存してきた平和な島。
長い時を経て復活した雅様率いる吸血鬼軍が人間を支配するべく戦争を始めたため、師匠らはこれを食い止めるべく戦うこととなる。
『宮本明』
この島の人間軍のリーダーの一人。
かつては一般人だったが友人の死を経て更に強くなることを誓い、師匠や兄貴との壮絶な修行の末に尋常じゃない強さを手に入れた。
『宮本篤』
宮本明の兄にして同じく人間軍のリーダーの一人。
武術全般に優れた万能の天才で、特に攻防一体の武器薙刀を使用した場合には時に師匠すら超える並外れた戦闘力を持つ。
ただ、『薙刀は重いためあまり戦闘に使いたくはない』との理由であまり使おうとはしない。
『雅様』
あらゆる邪鬼や吸血鬼を従えた、この島の悲劇の元凶。
同族である吸血鬼を幾度となく食ったことにより不死身の身体となった。
体術だけでも壮絶な強さに加え、斬鉄剣に匹敵する鉄扇や脳波干渉などの超危険な能力を自在に操り戦う。
また、本土編では息子の豹丸様たちと遊んだりしているほか、籠に乗って浅草を観光したりしている。
『チワワ様』
雅の従える最強の邪鬼の一体。
火炎を自由自在に吹き、俊敏な肉体とその絶大な攻撃力は邪鬼としては正に最強クラスである。
頭の関節がよくわからないことになっており、360°回転する。
『混血種』
いまだ謎の多い、吸血鬼の上位種。
他の吸血鬼の血を体内に入れることにより突然変異を起こす...のだが
大半はその過酷な拒絶反応に耐えきれず即座に体が爆裂し死亡する。
『邪鬼』
吸血鬼が長い年月血を吸わずにいることで変異してしまう怪物の一種。
その能力や見た目は生前の本体により大きく左右されるが、幼い少女であっても作中最大クラスの超巨大邪鬼となり得るので一概には言えない。
また、日光が無い環境では邪鬼同士による特殊な生態系を形成する場合がある。