概要
強すぎる闘争心は無用な軋轢や争いごとの火種になる危険性もあり、事実、漫画やアニメでも「闘争心の塊」キャラは往々にしてトラブルメーカーであるケースは多い。
しかしながら、ある程度の闘争心は勝負ごとにおけるモチベーションの維持や競争心の醸成、それによって自身を高めようとする向上心や、新たな物事および困難に立ち向かうチャレンジ精神の発現、あるいは土壇場での根性（あるいはガッツ）を発揮する際には必要であり、コレが無いとビビって逃げてばかりのヘタレになりかねない。
フィクション作品では、闘争心や闘争本能を「戦争の原因になる」として徹底的に抑制した結果、ヘタレるどころか人間的な感情までをも喪失したディストピア世界を描いた作品も存在する。
映画「リベリオン」に登場する新興都市国家「リブリア」や、アニメ「機甲界ガリアン」に登場する「高度文明連合」などが代表例だろう。
スパロボでは
『スーパーロボット大戦シリーズ』においては初期気力を上げる特殊技能として「闘争心」というスキルが存在する。
初出はワンダースワンでリリースされた初代「COMPACT」で、以降の多くのスパロボ作品に採用されている。
効果は初登場以降、長らく「出撃時、初期気力＋5」といささか微妙なものだったが、近年（具体的に言えば「第2次Z・破界篇」以降）のスパロボ作品では「初期気力＋10」と単純に効果が倍化されていたり、レベル制に変更されてレベルが上がるほど効果が上昇する仕様になっていたりとマイナーチェンジが施されるケースが多く、基本的には有用性が増して使いやすくなってきている。
