雲魔物-スモークボール
くらうでぃあんすもーくぼーる
雲魔物モンスターの一体であり、雲魔物の中では唯一の通常モンスター。
フレーバーテキストによれば雲魔物の子供らしく、そのためかレベルやステータスは貧弱で、多くの雲魔物が有している特殊効果を何一つ持っていない(ただし雲魔物モンスターの性質上、防御力についてはある意味最高クラスである)。
前述したように戦闘力は貧弱だが、レベル1の通常モンスターということで悪用の手段は多岐に及ぶ。また、雲魔物-タービュランスの能力を使うことで即座にフィールド上に駆けつけてくれる。地獄の暴走召喚やトライワイトゾーン、同姓同名同名などにも対応しているため、天使族の中でも展開力はかなり高い方と言える。近年では忘却の都 レミューリアと組み合わせて高ランクエクシーズ召喚、単独もしくはタービュランスと共にリンク召喚などにも利用されるようになり、以前よりも活躍の場が広がっている様子。
遊戯王GXには雲魔物を操るアモン・ガラムが登場するが、彼のデュエルではスモークボールが登場することは無く、現状アニメ作品でのデュエルにおいてはその姿を見せたことが無い。
しかし、遊戯王ARC-Vでは看板に描かれているキャラクターという形で登場。当時のARC-Vの世界では、ローレベルデッキが女性デュエリストの間で流行っていたらしい。
そしてその後、このシーンの背景が遊戯王とは全く関係が無いはずのアニメ作品にて流用され、一緒に描かれていたもけもけやキーメイスと共に映り込んでしまうという事件が発生した。そもそも正式な形ではないわけだが、ブラック・マジシャンや青眼の白龍などもっとメジャーなモンスターがいくらでも存在するだろうに、まさか彼らを差し置いて外部出演を果たすことになるとは、スモークボールも想像だにしていなかったことだろう。
