概要
風間 一輝(かざま いっき、1943年 - 1999年11月18日)は、日本の小説家、イラストレーター。満州生まれ。
本名は、桜井一(さくらいはじめ)。本名ではイラストレーター、グラフィックデザイナー、ミステリ評論家、パズル作家等として活動。さらに、酒口風太郎(さかぐちふうたろう)、十久尾零児(じゅくびれいじ)という別名義がある。
人物
広告代理店のデザイン室、デザイン事務所、出版プロダクション、フリーなどを経て、あとりえ・ふぁいぶに所属。ミステリ小説のカバー絵・イラストを多数担当。
1989年、ハードボイルド小説「男たちは北へ」を風間名義で刊行して、小説家デビュー。なおそれ以前に桜井名義で発表した『86分署物語 名探偵退場』も小説作品である(ミステリのパロディ短編集)。
酒好き、自転車好きで知られた。1999年11月18日、直腸癌のため死去。第18回日本冒険小説協会全国大会にて"その作品全てに"特別功労賞が贈られた。
「されど卑しき道を」は「暗殺の街」として仲村トオル主演で映画化、「漂泊者」は哀川翔主演でVシネマ化された。