閃の軌跡
せんのきせき
概要
日本ファルコム開発のPS3、PSVita用RPG。2013年9月26日発売。PS3版とVita版でセーブデータが共用できる。
過去の軌跡シリーズでも物語に深くかかわってきたエレボニア帝国を舞台とする。
時系列的には零の軌跡、碧の軌跡と同時期のストーリーであり、これらの作品における事件を帝国側の視点から見たイベントが多く存在する。
ストーリー
「貴族派」と「革新派」の対立により、緊張感の高まるエレボニア帝国。
その帝国の名門士官学校「トールズ士官学院」もまた、貴族と平民にクラスが分けられ、対立を深めていた。
そんな中、地方貴族の息子、リィン・シュバルツァーはトールズ士官学院への入学を果たし、帝都近郊の町トリスタを訪れる。
しかしリィン、そして一部の少数の生徒に与えられた制服は、貴族の白でもなく、平民の緑でもない、「深紅の制服」であり、リィンは不思議に思う。
そして入学式。学園長による挨拶が終わった後、女性教官が壇上に立った。
「赤い制服の子達は集まりなさい。これから特別オリエンテーリングを始めるわ。」
それは、波乱に満ちたリィン達《Ⅶ組》の学院生活の幕開けだった。
登場人物
パーティキャラクター
リィン・シュバルツァー(CV:内山昂輝)
本作の主人公。帝国北部の地方貴族の養子。まっすぐな性格で誰ともすぐに打ち解けられるが、何かを隠している様子。「自分の道」を見出すため、士官学院に入学する。過去作品に登場したアネラスやアリオス・マクレインらと同じ「八葉一刀流」の使い手。
アリサ・ラインフォルト(CV:堀江由衣)
帝国最大の重工業メーカー「ラインフォルトグループ」の令嬢。何かとキツい言動が多いが、実際はかなりのお人よし。会長である母親に反発して士官学院に入学した。兵器メーカーであるラインフォルトへの当て付けから、導力銃ではなく弓を武器にしている。
エリオット・クレイグ(CV:白石涼子)
帝国の将軍の息子。心優しく臆病な性格。元々は音楽の道を進もうとしていたが父親に反対され、士官学院へ入学。試作型の魔導杖を使用する。
ラウラ・S・アルゼイド(CV:伊瀬茉莉也)
部門の家柄として名高いアルゼイド家の息女。凛とした性格で古風な口調で話す。身の丈ほどもある大剣を軽々と振るい、その実力は新入生の中でも随一とされる。
マキアス・レーグニッツ(CV:佐藤拓也)
革新派である帝都知事の息子。貴族を毛嫌いしており、ユーシスとは事あるごとに対立する。ショットガン型の導力銃を武器とする。
ユーシス・アルバレア(CV:立花慎之介)
帝国の四大名門・アルバレア侯爵家の次男。貴族らしい傲岸不遜な態度を取るが、自分の不徳を素直に認めるなど殊勝な面もある。伝統的な宮廷剣術を学んでおり、かなりの実力を持つ。
帝国の辺境出身の少女。真面目で少々引っ込み思案な性格。士官学院の入学試験をトップの成績で合格した秀才でもある。エリオットとは異なるタイプの魔導杖を使用する。
飛び級で士官学校に入学した小柄な少女。常にテンションが低く、めんどくさがり。猫のような素早い身のこなしが特徴。サラ教官とは面識があるらしい。銃と短剣が合体した特徴的な武器を使用する。
ガイウス・ウォーゼル(CV:細谷佳正)
帝国北東の「ノルド高原」出身。物静かだが協調性が高く、気配りのできる人物。風の流れを読むことに長けている。弟と2人の妹がいる。武器は身の丈以上の十字槍。
特科クラス《Ⅶ組》の教官。かなりの美人だが、がさつな性格と酒癖の悪さが全てを台無しにしている残念な美人。剣と銃を組み合わせた我流の戦闘スタイルで戦う。
ミリアム・オライオン(CV:小岩井ことり)
クロウ・アームブラスト(CV:櫻井孝宏)
アンゼリカ・ログナー(CV:進藤尚美)