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硬貨の編集履歴

2014-04-02 21:19:41 バージョン

硬貨

こうか

貨幣の一種で、円形に形づくられた金属でできているもの。

貨幣お金)の一種。たいてい金属でできている。コイン

ほとんどの地域通貨として用いられていて、国や時代によってさまざまな金額デザインのものがある。


概要

硬貨の形は、正面から見るとたいてい正円であり、横から見ると薄い板状である。したがって、コインの基本形は薄い円盤であると言える。

国によっては五角形六角形のコインを鋳造、使用しているところもあるが、円に内接する形状であるという点では円形とほぼ同じと見做してよいだろう。

日本の大判小判も広い意味では硬貨の一種であるが、楕円形の貨幣がコインと見做されることは現在はあまりない。


硬貨の表と裏

硬貨のどちらがでどちらがか迷ったり、友達とどちらが表か裏かで言い争ったりした人はいないだろうか。

日本の硬貨の場合は、「年号が記してある方が裏である」と定めてある。また、年号と反対の面には、漢数字による貨幣の価値(金額)が刻印してあるので「漢数字で金額が書いてあるほうが表である」と考えてもよいだろう。

外国の硬貨で横顔シルエットが彫られているものでは、シルエットのあるほうが表である。


日本の硬貨

記念硬貨などを除いた、日本で一般に流通している硬貨は以下のとおりである。

一円玉/1円玉アルミニウム製。表のデザインは若木。実は作るのに1円以上かかっていたり。

五円玉/5円玉黄銅真鍮)製。が空いている。表のデザインは稲穂水平線歯車

十円玉/10円玉青銅ブロンズ)製。古いものではぎざぎざがある。表のデザインは平等院鳳凰堂

五十円玉/50円玉白銅製。穴が空いていて、縁にぎざぎざの溝がある。表のデザインはの花。

百円玉/100円玉白銅製。表のデザインは八重桜

五百円玉/500円玉ニッケル黄銅製。表のデザインは。縁に斜めの溝が入っている(旧五百円玉では「NIPPON◆500」の刻印があった)。

 五百円玉は、現在世界で流通している硬貨(記念硬貨などを除く)のうちでは最も高額なもののひとつである。


経済学上の「硬貨」

国際決済に用いられる通貨(ハードカレンシー)や価値が金銀等により裏付けられた通貨(本位貨幣)を称する。


関連タグ

金貨 銀貨 銅貨

メダル トークン コイントス

貯金箱 自動販売機/自販機 チップ/心付け

紙幣 お札 石貨

和同開珎 寛永通宝

スクラッチ…しばしば「コインでこする」と記してある。

レントゲンX線…世界最初のX線写真は硬貨を写したものだった(ただしその写真がX線写真であることが分かったのはだいぶのちのことである)。

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