概要
正体不明の巨大な怪物「シン」に怯えるスピラの人々を救うため、「シン」を倒す唯一の手段「究極召喚」を求める冒険が繰り広げられる。
スピラはFFシリーズ初の全体が東洋的世界観に包まれた世界(VIIのウータイなど部分的に東洋的な世界観が生かされた例は過去にも存在する)であり、音楽や左右非対称の衣装デザインなどがそれを象徴している。
重大なネタバレになるため深くは触れないが、主人公であるティーダや災厄の象徴「シン」の正体、そしてエンディングから「最も救われないFF」であると言われている。
続編である「ファイナルファンタジーX-2」である程度救いのある結末を迎えるのだが、そんなものが出される事など露知らぬ当時のプレイヤー達を鬱状態のどん底へ叩き込んだ名作。
特にエンディングの台詞は印象的で、インターナショナル版のCMで使用された。
余談だが、フルボイス作品であるにも関わらずティーダの名前は変更可能であるため、ティーダだけはゲーム中で二人称(キミ、お前など)で呼ばれている。
その結果、生死を共にした旅を潜り抜けた仲間からも最後(次回作のX-2も含む)まで名前を呼ばれないという不自然な状態になり、ファンを激怒させた。
<その後、DDFFにユウナが参戦、そこで初めて「ティーダ」と呼ぶのことになるが、違和感を覚える人も少なからず存在するのも事実である。>
さすがに製作スタッフも反省したのか、ファイナルファンタジー12以降の作品ではキャラクターの名前は変更不能になっている。
2013年12月26日に後続であるX-2とセットでPS3とPS VitaのHDリマスター版が同時発売。
登場人物
プレイヤーキャラクター
ノンプレイヤーキャラクター
モンスター
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ
キングダムハーツ(本作のキャラクターがゲストで登場)
ディシディアファイナルファンタジー(本作のキャラクターがゲストで登場)