概要
落語家を志して2代目笑福亭松之助門下となったが、師匠命令でタレントに転向。
ビートたけし曰く、「落語家の癖に落語ができない奴」「テレビをやっていて、かなわないな、と思うヤツの代表」。
笑福亭鶴瓶は従兄弟弟子の関係(松之助は鶴瓶の師匠・6代目松鶴の弟弟子)。ちなみに鶴瓶は師匠に殆ど稽古をつけてもらえなかったのに対し、さんまは師匠の松之助からある程度真面目に落語を学んでいたという。
桂三枝(現・6代目文枝)には頭が上がらない。一方の三枝は「笑いに関してはおっかない」。
師・松之助と共演する際は控室でも必ず立ち、今でも師弟関係を厳格に維持している。
芸名の「さんま」の由来は、高文の父がさんまの缶詰工場を経営していたのこと。
身体的特徴
いわゆる「出っ歯」の代表的人物として有名。
睡眠時間が極度に少なく、本人曰く「今までの人生で10時間以上寝たことは一度もない」。寝顔を人に見られるのを極端に嫌い、身内ですら寝顔を見たことがないらしい。
基本は他の共演者をイジるが、BIG3の2人と共演するとほとんどイジられる。
愛称
基本的に「さんちゃん」(所ジョージ、高見沢俊彦など同年代の親しい人物が使用。)紳助は愛称だけでなく「杉本」と本名で呼ぶことがある。
BIG3であるタモリ、ビートたけしからは「さんま」「さんちゃん」「さんまちゃん」「明石家さんま師匠」「出っ歯」「お前」「あんた」と呼ばれる。たけしは「明石家」と呼ぶこともある。またタモリは第三者とさんまのことについて話す際は、「あの男」と表現する。
さんまは年上のタモリとたけしを基本的にはさん付けで呼ぶが、突っ込む時には、たけしを「ビート」、「たけ」、「たけし」、「おっさん」と呼び捨て、タモリを「タモリ」、「タモさん」、「森田」と呼び捨てにしたり、芸能界の後輩でもあることから「あんた」「お前」と呼ぶ場合もある。
因みにタモリが「お前」、「出っ歯」というと必ず「チョット言わしてもらいますけど、アンタ年は上やけど、芸能生活はアンタより上やで!」とツッコむのがお約束となっている。
また、村上ショージやジミー大西など付き合いの古い後輩芸人からは親しみを込めて「若」と呼ばれている。
お笑いBIG3
フジテレビの正月番組や、テレビ夢列島(現在の「FNS27時間テレビ」)で
ゴルフ対決などを繰り広げた。
そしてアノ事件に関わったのもこの3人(もとい、たけしとさんま)
車庫入れ事件
1991年、当時河田町にあったフジテレビの駐車場にてそれは起きた。
その後もさんまは逆襲を試みるが、見事に返り討ちに合う。
ちなみに愛車とはレンジローバー。
その他の人間関係
神奈川県生まれのクワタケイスケと遭遇。共存関係にある。
生まれは離れているが同じ学年(昭和30年度。桑田は31年生まれだが2月生まれのため昭和30年生の感覚になる)のため、2人でいろいろとやらかした時期もあった。
そして、この時期さんまは妖怪アミダばばあなる新たな姿を手にした。
このことはクワタにとってトラウマになったらしい。
だが、さんまは恨みを忘れず、サザンオールスターズ25周年記念ライブで、村上ショージといっしょにモニターからサザンメンバー、そして会場を埋め尽くしたファンに襲いかかった。
「いとしのエリー」は「勝手にシンドバッド」より先に出来ていた、と、根も葉もないデタラメを世間に流布されたことは、本当に桑田にとって迷惑だったようだが。
女優の大竹しのぶと一時期結婚していたことがあり、当時彼女との間にもうけた娘がタレントのIMARUであるが、離婚後も度々お互いTVトークのネタにするなど関係は悪くない模様。大竹には死別した前夫との連れ子(IMARUの異父兄)がおり、彼を気遣って「お父さん」ではなく「ボス」と呼ばせていた逸話が知られている。
実は生い立ちが案外暗いらしく、幼いころに弟を火事で亡くしているらしい。
また、芸人が泣くことを良しとせず、後輩が泣いているのを見ると叱ることがある。これにはタモリとたけしも同様である。