サザンオールスターズの楽曲
桑田佳祐作詞・作曲、1979年に発売されたサザンオールスターズの3rdシングル。TBS制作のドラマ『ふぞろいの林檎たち』の主題歌。「勝手にシンドバッド」「気分しだいで責めないで」とは路線が大きく異なる正統派のバラードであるため、最初はスタッフ内でも意見が割れたが、結局メンバーの気持ちを重視して発売が決定(全員が「いい曲」ということで一致)。
当楽曲が収録されているアルバム『10ナンバーズ・からっと』制作時期はコンサートをずっとこなす合間でも多種のメディアへの出演を迫られており、楽曲を練り上げる時間を思うように割けず、桑田をはじめとしたメンバー6人は理想と現実との端境に置かれ、事務所を退所する話や、解散の論議まで出ていたという。そうした「負の連鎖」の中でできたのがこの曲だった。
(なお、こうしたメンバー間の葛藤や限界などをアミューズの社長(当時)だった大里氏も理解しており、翌年1980年には楽曲制作に専念させるプロジェクト「Five Rock Show」を打ち出している)
桑田は「原坊に対して「いままでごめんなさい」って言うつもりで書こうとした」「気持ちがキレイになってたときの曲だった」と当時について語っている。
最初はファンにも受けなかったが、徐々に人気が上がり、その年の紅白歌合戦にも出場することとなった。
一発屋やコミックバンドと思われていたサザンのイメージを覆し、現在(2022年)にまで、サザン、及びメンバーの名を生かすきっかけとなった一曲である。
一方でヒットし過ぎたが故の葛藤として、桑田は一時期醒めた語り口でこの曲について触れることが度々あった(2008年のサザン活動休止前後のインタビューや著書『ブルーノートスケール』など)が、2013年のサザン活動再開以降は新たな愛着をもって歌えるようになったと語っている。
ちなみに、「エリー」とは桑田の姉、故・岩本えり子女史の愛称であると言われているが、前後のエピソードを整理すると、どうやら原由子へ向けた桑田の告白であるようだ(原の著書『娘心にブルースを』や桑田の著書『ブルーノートスケール』などに記載されている逸話より)。
なお桑田・原夫妻の結婚式では桑田が歌詞の『エリー』の部分を『由子』に変えて歌った。
サザンの代表曲として海外でも人気があり、「ブルースの帝王」の異名を持つレイ・チャールズがカヴァーしている。
関連動画
高見まこの漫画
1984年から1987年まで週刊ヤングジャンプに連載されていた青年漫画。
高校生の上野晋平が新人教師の串田枝理子と夏休みにふとしたことから関係をもつ。
sulfer氏による二次創作
pixivユーザーのsulfer氏が、pixivへ投稿・展開している「魔法少女まどか☆マギカ」の二次創作作品。
魔法少女まどか☆マギカに登場する魔女を愛らしく擬人化されたイラストや漫画等を取り扱っている。特に作者はH.N.Ellyを好んでおり、同作品では彼女をメインにすることがある。
登場人物ならぬ登場魔女
H.N.Elly(Kirsten)
ハコの魔女。その性質は憧憬。通称エリー。
この作品の主人公格。筋金入りの引きこもりでニート。
尚、魔法少女になった経緯は「働きたくないから」という単純な理由で、魔女になったのも気づかない内にソウルジェムを紛失したからである。他の魔女に色々とあだ名をつけている。
Daniyyel+Jennifer
ハコの魔女の手下。 その役割は運搬。
Oktavia_Von_Seckendorff
人魚の魔女。その性質は恋慕。通称オクタン。但し当の本人はこの呼び方に不満を持っている様子。容姿は人魚の姿をしたさやかで、原作で見せた姿は鎧となっている。
Holger
人魚の魔女の手下。その役割は演奏。
Klarissa
人魚の魔女の手下。その役割はバックダンサー。
数が多いので「くらりっさーず」とまとめられている。
癪に触るようなことを言ってはオクタヴィアに抹殺されるが何度でも蘇るらしい。
Elsamaria
影の魔女。その性質は独善。通称マリア。
オクタヴィアと仲良くなろうとするも第7話を見ればわかる通り若干苦手意識を持っていたが…。
Kriemhild_Gretchenの事を自身の上位版と親しんでいる。
Sebastian's
影の魔女の手下。その役割は妄信。
セバスチャンズと表記される。
Gisela
銀の魔女。その性質は自由。通称ゼラ。
昔はもう荒くれ者の走り屋だったが、長い年月を経てだんだん性格が丸くなってきて現在に至る。どうやら少し触れただけで崩れる模様。
Isabel
芸術家の魔女。その性質は虚栄。通称イザ。
魔女たちの過去や本性を適当に書き上げることがあるが根拠なしに書き上げるので嫌がられている。その他の作品やアイデアもパクリが多く、それが原因で一度ロベルタに蹴り割られたことがある。終いには「パクリ魔女」と書かれる始末。
Gertrud
薔薇園の魔女。性質は不信。通称ゲルルン。
主につっこみを担当する。
Patricia
委員長の魔女。その性質は傍観。通称パティ。
時々ふざけたり悪乗りしたりする。ふざけ過ぎてロベルタに思いっきり怒られたことも。委員長としての面が強調されているために性質であるはずの傍観がどこか行っている。
Ulla
暗闇の魔女の手下。その役割は夢。
犬っぽい外見から、癒し系わんことして描かれている。
Roberta
鳥かごの魔女。その性質は憤怒。通称ロベりん。
魔法少女時代がほかの魔女よりも長いためかかなりの生真面目で、性質も合わさってかなり怒りっぽい。だらけまくっていた他の魔女たちを足と大声で一喝したこともある。
鳥かごの魔女だが、「おちおち入っていられない」と鳥かごは壊してしまったらしい。
Gotz
鳥かごの魔女の手下。その役割は軽薄無思慮。
ロベルタの怒りを代弁するなど原作ほどの役立たずではないらしいが、
偶にしか登場しないうえに「キメェ」とまで言われる始末。
Kriemhild_Gretchen
救済の魔女。その性質は慈悲。
容姿は服を黒くした女神まどかで下半身は魔女体のようになっている。またツインテールは長めになっている。どうやらこのクリームヒルトは我々が知るまどかとは全く異なる過去を持っているようだが…。
Albertine
上記イラストの真ん中の少女。
落書きの魔女。 その性質は無知。
見た目通りの女の子として書かれている。
Anja
上記イラストの左上。
落書きの魔女の手下。その役割は童心。
Candeloro
上記イラストの真ん中。
おめかしの魔女。その性質はご招待。通称ロロッペ。
オリジナルが小柄なため、ここでも小柄なサイズとなっている。
Ophelia
上記イラストの右側。
武旦の魔女。その性質は自棄。通称オッフィー。
二次創作においてOpheliaの擬人化は杏子に和服を着せた姿が主流だが、今作ではそれだけにとどまらず、傍らにいる馬の要素を含めたケンタウロス姿となっている。
Homulilly
彼岸の魔女。通称ほむりん。(クリームヒルトからはリリィちゃんと呼ばれている。)
伝統的な(?)魔女の服を着たほむらという姿で書かれている。
魔女化の理由はなんとPSPゲーム版のフリーズバグによって何度も何度もワルプルギスの夜との戦闘があと一歩と言うところでお流れになってしまい(ミーティアやタイタスウェア等を使うなどかなり強烈な戦闘を行っている)、いくらやっても絶対に倒せないことに対する絶望と憤怒が原因で勢い余って魔女化してしまったらしい。
魔法少女時代の彼女に爆殺されたシャルロッテ、パトリシア、ロベルタには思いっきり恐れられている。
MARGOT
連載当時は正式名称も性質も不明だった魔女。通称マゴちん。(本名で呼ぶ場合は、名前の後ろに(仮)がつく)正式名称はマギアレコードのドッペルに準ずるならばLATRIAA(ラトリア)。針の魔女でその性質は篭絡となる。
暗色系のドレスとシルクハットを着用したキリカの容姿で、オリジナルのように胴体ではなく、ドレスのスカート部分が何重にも連なったラミアのような姿になっている。キャンデロロの事を「恩人」と呼ぶ癖はお互いの魔法少女時代から変わっていない。
ワルプルギスの夜
舞台装置の魔女。その性質は無力。
その巨大な身体のせいか魔女達の女子会には加わっていないが、時折彼女達の後ろで朗らかに(?)笑っている姿が見られる。
シズル
趣の魔女。
ゾンビのような頭部の両目にあたる部分に顔があり、それぞれが人格を持ったように会話している。何故か京言葉。
キュゥべえ
少女達と契約して魔法少女を生み出す存在、即ち言わずと知れた魔女誕生の仕掛け人。
当然ながら魔女達からはいい感情を抱かれておらず、エルザマリアからは「コレ」、ロベルタからは「勧誘」、オクタヴィアに至っては「腐れ白ウジ虫」と散々な言われ様をしている。
魔女相手でも神出鬼没振りを発揮しているようで、新年会のパーティー会場にちゃっかり紛れ込んで身も蓋もない発言をしてロベルタに蹴り潰され、挙げ句集合写真(?)では門松で串刺しにされていた。(上記イラストの中央からやや左に注目)
関連タグ
魔女(魔法少女まどか☆マギカ) 使い魔(魔法少女まどか☆マギカ) 先代魔法少女
WITCHES_COLLECTION(※同じ魔女を扱った二次創作作品。