チューナーモンスターは、『遊戯王5D's』に登場する、シンクロ召喚に必要なモンスターの総称である。
「チューナー」とも呼ばれる。
概要
シンクロモンスターを召喚するための素材となるモンスター。
カードに「○○族・チューナー」と書かれているものが該当する。
シンクロ召喚には基本的にチューナー1体とチューナー以外のモンスターが1体以上必要となる。
原則として、一度のシンクロ召喚に使えるチューナーは1体のみ。
ただし、例外的にチューナーを2体使えるシンクロモンスターも存在する。
シンクロ召喚に使った2体以上のモンスターのレベルを合計することで、召喚できるシンクロモンスターのレベルが決定するため、チューナーにはレベル4以下のモンスターが多い。
また、チューナーは効果モンスターが多く、通常モンスターは数えるほどしかいない。
中にはシンクロモンスターかつチューナーというモンスターも存在し、「シンクロチューナー」と呼ばれる。
なお、『遊戯王5D's』の作中ではチューナーを使い、鮮やかにシンクロ召喚されているが、
実際にデュエルをやってみると、手札や場にチューナーがいないからシンクロ召喚できない、
逆にチューナーしかないからシンクロ召喚できない、と言った事態も起こりうる。
シンクロ召喚主体のデッキでは、チューナーとそれ以外のモンスターのバランスが重要である。
チューニング
アニメや漫画では、「レベル○の(モンスター名)に、レベル○の(チューナー名)をチューニング」という言い回しを使う。
例:レベル2のボルト・ヘッジホッグにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!
その後、シンクロモンスターごとの口上がある。
例の場合だと、「集いし星が新たな力を呼び起こす。光り差す道となれ! シンクロ召喚! 出でよ、ジャンク・ウォリアー!」など。
ダークチューナー
アニメ5D'sに登場したダークシンクロ召喚を行うためのチューナー。
カード名に「DT」という表記がある。
レベルが8や10など高レベルなのが特徴で、アドバンス召喚や特殊召喚が必要となる。
これはダークシンクロ召喚が、チューナー以外のモンスターからダークチューナーのレベルを引き、レベルをマイナスの値にするため。
しかし、ダークシンクロモンスターが通常のシンクロモンスターとしてカード化されたため、ダークチューナーは市販されていない。
ゲーム作品の『タッグフォース』シリーズの『4』『5』『6』には登場している。
漫画版「遊戯王5D's」では同じ能力を持つ『マイナスチューナー』と呼ばれるモンスターが登場している。