「善き終わりが訪れん事を。」
※本編の重大なネタバレを含みます※
公式では今のところ単純に「恐竜グリード」と言う名称がつけられているが、便宜上「ギル」の名称で説明する。
設定
身長 | 211cm |
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体重 | 127kg |
肩書き | 恐竜の王 |
イメージカラー | 紫 |
構成コアメダル | プテラ・トリケラ・ティラノ |
属性 | 氷 |
名前の由来 | 正確な由来は不明(「盗む」という意味の方言、「裏切る」等の説が予想されている)。同じ石ノ森章太郎原作の人造人間キカイダーにもギルという名の科学者が存在するが、関連は不明。 |
概要
他のグリード同様セルメダルを利用して恐竜系ヤミーを作り出すことができる。
恐竜系とはいってもそのモチーフにはユニコーンといった架空の生物も含まれる。
ここでは現代には存在しない全ての生物が「恐竜系」という分類になっている。
物語開始時点では、他のグリードたちのように個別の自我を持った怪人としては存在していなかった。
『MOVIE大戦CORE』では、恐竜系ヤミーは登場していたが、ギルそのものの登場は無かった。
本編終盤にて真木清人が紫のメダルを自分の中に取り込み、変身するという形で登場。
44話にて弱っていたとはいえ完全体のカザリを瞬殺し、ガメルにも一撃で致命傷を与えるなど桁違いの能力を持っている。
その冷気はビルを一瞬にして氷漬けに出来るらしい。
また、キヨちゃんは怪人態に変身する際に彼に同化している。
鴻上会長を裏切り、伊達明も裏切り、そしてグリード達をも裏切って狂気の理想へと暴走しつつある。
最終決戦時には、今までに手に入れたほぼ全てのコアをウヴァに強制的にぶち込む事でメダルの器暴走形態を生み出し、世界の終末を引き起こす。
それを阻止しようと挑んできたオーズプトティラコンボの必殺技グランド・オブ・レイジを食らって爆散するが、メダルの器が発するエネルギーフィールドの力を受け復活し、プトティラコンボを退ける。
だが、タジャドルコンボで再び挑んできたオーズと幻影アンクの連携攻撃に一方的にボコられまくり、体勢を立て直そうとメダルの器に戻るものの、タジャドルコンボの最後の必殺技ロストブレイズの直撃で大ダメージを食らい、直後に発生したブラックホールにバラバラになりながら飲み込まれて消滅した。
劇場版では、ネタバレ回避の為か浜田賢二が声を勤めた。
容姿
最初から完全体(アンク同様、欲望の源泉たる人間を取り込んでいるため。)であり、彼(と、映司グリード)のみベルトの色が銀色となっている。(他の完全体グリードはベルトの色が金色)
紫のカラーリングにティラノサウルスの意匠を持つ頭部、プテラノドンの顔をあしらった肩鎧、胸部にあるトリケラトプスの顔、そして背中のマントが特徴。
ラスボスに相応しい風格を漂わせている。
そして映司も…
紫のメダルは火野映司の体内にも入り込んでいる。
真木と違い本人は拒んでいるものの、映司も恐竜系グリードに成り果てる危険に晒されているが、真木清人の手によりついにグリードになってしまう…!!