概要
『魔界の王子(プリンス)』と謳われる悪魔超人のエリートで阿修羅像の如く、三つの顔と六本の腕を持っているクモの化身超人。顔はそれぞれ「笑い面」「冷血面」「怒り面」の三種類があり、それぞれの顔を入れ替えることでファイトスタイルを変えているが、実はその三面すべてがマスク(覆面)であり、マスクの下には「泣き面」が隠されている。
『黄金のマスク編』では悪魔六騎士5番目の刺客として、ウォーズマンの体内にてテリーマンと対峙。試合こそ両者リングアウトに終わるが、悪魔将軍登場後、同じバスター使いであるキン肉マンと対戦。六本の腕によりキン肉バスター以上に強力な必殺技「阿修羅バスター」を使用しキン肉マンを圧倒するが、首のロックの甘さを見抜かれ、さらに試合終盤キン肉マンがとっさの判断で繰り出した変型パイルドライバー(後のキン肉ドライバー)を喰らい敗北を喫した。
『夢の超人タッグ編』ではサンシャインとはぐれ悪魔超人コンビを結成。正義超人たちの友情を崩壊させる暗躍を見せる。
『キン肉星王位争奪編』では、キン肉マンソルジャーの男気に惹かれ超人血盟軍の一員となる。スーパーフェニックス率いる知性チームのサタンクロス(正体は子供時代に格闘技を教えた家庭教師サムソンティーチャー)と対戦することになる。この試合は結局引き分けに終わったが、アニメ版ではこの試合がカットされた(一説には腕と足が両者合わせて16本にもなり、作画が面倒なためとか。)
『キン肉マンⅡ世』では再び悪魔超人に転じ、悪魔の種子(デーモンシード)最後の刺客として登場。恐怖の将の「ジェネラル・ストーン」の力により、老獪なベテラン超人レスラーの頭脳と若々しい20代の肉体を合わせ持つ再生(リボーン)・アシュラマンとなった。
また、結婚し子供を授かっていたことが後の闘いで判明し、妻はイボンヌ、一人息子はシバという。
無量大数軍編では、完璧超人始祖軍と対決。
必殺技は「阿修羅魚雷」「阿修羅稲綱落とし」「阿修羅バスター」等。