概要
2014年大晦日に行われた、第65回NHK紅白歌合戦で、その年一世を風靡した妖怪ウォッチとのコラボ企画が行われた。
コラボは2回に分けて行われ、前半ではDream5とAKB48らアイドルグループによる「ようかい体操第一」が披露された。
そして、後半では、ジャニーズ所属の人気グループ「嵐」とのコラボが行われた。
ステージの流れ
妖怪紅白歌合戦もいよいよ佳境、最後の最後は人間も妖怪も一緒になって盛り上がろうと、司会をしていた嵐と吉高由里子に持ちかける。
そして、ステージに出てきた、ジバニャン、フユニャン、エメラルニャン、トパニャン、コマさんの5名。
彼らは登場するなり、いきなりこう名乗りを上げたのである!!
ジバニャン「翔ニャン!」
フユニャン「潤ニャン!」
エメラルニャン「相ニャン!」
トパニャン「にのニャン!」
コマさん「・・・大野さん?」
ジバニャン「5ニャン合わせて~~~~」
全員「アラシニャン!!!」
ここに一夜限りのコラボユニット「アラシニャン」が誕生したのである。
(…え?1匹犬妖怪(コマさん)が混じってるのに「ニャン」っておかしいって?
きっと妖怪のせいですよ……。)
5名は嵐のデビュー曲である「A・RA・SHI」を「A・RA・SHI ~妖怪編~」として熱唱。
そこへ、本物の嵐が登場し、デビュー曲を高らかに歌い上げ、アラシニャンと踊り出す。
そして、遂にキング・クリームソーダも登場し、出場者のみならず裏方・スタッフも含めた全員による「ゲラゲラポーのうた」の大合唱で、会場の盛り上がりは最高潮に!!
最後は
「人間のみんなも、いい年を迎えるニャ~ン!」
「妖怪のみんなも、よいお年を!」
というジバニャンと嵐の挨拶で、ステージは締め括られた。
ちなみに…
ウィスパー曰く、「妖怪紅白歌合戦」は数千年の歴史を持つ、年末の妖怪世界で毎年行われている恒例行事らしい。実際に行われているとしたらこんな感じだろうか??
しかし、名前はもとより、キャッチコピーも『歌おう!妖怪も人間も全員参加で!』と明らかに今年の紅白のパクリとしか思えないものであったため、嵐や吉高から「本当か!?」と盛大にツッコまれていた。
余談
- ジバニャンたちが会場を盛り上げていた一方で、主人公のケータは、前半の「ようかい体操第一」では後ろの方にいたためにアイドルたちに隠れてしまい、後半「ゲラゲラポーのうた」ではステージにすら上がらせてもらえず、裏方の様子が一瞬映し出された時にその姿を確認できただけ……とかなりぞんざいな扱いを受けていた。やっぱりメインは妖怪たちだった…ということか(?)。
- 宝石ニャンは地方のイベントなどでしか見受けられなかったが、テレビの前で揃い踏みで初登場となっている。中央の位置にいたためケータよりかは目立っていたが、サファイニャンのみブリー隊長とともに端っこで踊っていた。
- ウィスパーをはじめとするキャラクターたちの声やアニメは、この日のために新録・書き下ろしされたものである。
- ウィスパー役の関智一氏は、自身のtwitterにて「まさか紅白に出演できるとは~(ToT) 皆さん有り難うございます~(*^▽^)/★*☆♪ 良い締めくくりになりました~♪」と喜びの声を綴っていた。
- 「にのニャン」と「相ニャン」を担当したトパニャンとエメラルニャンは、いずれもアニメでは登場しなかったが、声は2体ともゲーム版に準じてコマさんと同じ声優の「遠藤綾」が担当していた。
- フユニャン役の梶裕貴氏は、前年のLinkedHorizonの「紅蓮の弓矢」紹介の映像でも間接的に声の出演を果たしており(『進撃の巨人』の本編映像を抜粋したものが含まれていたため)、2年連続で大晦日のお茶の間にその声を届けることとなった。
- ジバニャン役の小桜エツコ氏は、以前、NHK教育の「おかあさんといっしょ」の人形劇ドラマ「ドレミファ・どーなっつ!」でふぁど・わおん役を務めていたことがある。
pixivでは…
大きく分けて、以下の3つに大別される。
該当シーンを再現したもの
嵐とジバニャンたちを一緒に描いたもの
嵐に妖怪たちの格好をさせたもの