この項目では、ゲーム『鋼鉄の咆哮』シリーズに登場する、敵の超兵器を分類・解説する。
なお、ここでいう超兵器とは、主に主人公が敵対する組織が建造した、ゲームにおいて『ボス』として登場する、超巨大兵器を指す。
現実に存在する兵器カテゴリ、すなわち『航空機』、『艦艇』、『地上兵器』をそれぞれ魔改造したものと言ってよい。
中には『衛星』・『UFO』型超兵器も存在するが、ここでは便宜上『飛行型』に分類する。
おおむね全ての超兵器に共通するのは、巨大であること、火力や速力等何らかの性能に特化していることである。
使われている技術については、主人公たちの世界の技術のみで制作されたもの(WSC,3WSC)もあるが、別の世界の技術を使ったもの(2WSC,EK,2WSG)や、古代文明の特殊な機関を用いたもの(WSG2)もあり、作品によって大きく異なる。
作品略称
鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー | WSC |
---|---|
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー | 2WSC |
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダーエクストラキット | EK |
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー | 2WSG |
鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー | 3WSC |
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮 | WSG2 |
艦艇型超兵器
艦艇型超兵器の数は多いため、ここでは水上艦型と潜水艦型に分割する。
水上艦型超兵器
超高速巡洋艦『ヴィントシュトース』
『無印』に登場する、60ノットの速力を誇る巡洋艦。青い艦体が特徴的。
砲・対艦誘導弾(前半)・ガトリングや、レーザー砲(後半)で武装している。が、あくまで巡洋艦なので、装甲は薄い。
2作目以降では後述の『~ヴィント』にとって代わられた。
登場作品:WSC
超高速巡洋戦艦『シュトゥルムヴィント』
※イラストは3WSCでのもの。
前項『ヴィントシュトース』に代わる高速巡洋戦艦。ドイツ語で『暴風』を意味する。
70ノットという凄まじいまでの高速を誇るが、巡洋戦艦なので装甲は薄く、ステージが進むにつれ絶好のカモとなるため、一部では『超高速HLG輸送艦』とも揶揄される。
光学兵器を装備した物など、改良型が複数存在する。
2WSGの難易度HARDでは180ノットというシリーズ最高速力を誇る。
なおPS2版では後記するヴィルベルヴィントの強化型2番艦として登場する。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超高速巡洋戦艦『ヴィルベルヴィント』
PC版の「シュトゥルムヴィント」にあたる超兵器、80ノットの速力を誇る。
WSG2版では撃沈されたヴィルベルヴィントをアメリカ海軍がサルベージし、ワールウィンドとして再就役させたが、後述のフォーゲルシュメーラになすすべもなく撃沈された
登場作品:2WSC(PS2のみ),2WSG,WSG2
超高速戦艦『インテゲルタイラント』
トリマラン型の巨大な高速戦艦。
シュトルムヴィントよりは速度は劣るものの、AGSと呼ばれる長距離誘導砲やミサイルを主兵装とし、アウトレンジでの火力に優れる。
AGSの威力が高く、なおかつ誘導性能もあるため序盤にしてはかなり強く、多くのプレイヤーを苦しめた。
登場作品:3WSC
超巨大ホバー戦艦『アルティメイトストーム』
陸上を航行可能という恐ろしい能力と、60ノットの高速性能をもった巨大ホバー戦艦。
大口径主砲やミサイルを使い、2隻同時に襲ってくる。
「水上艦は不要と言っただけだ!」は屈指の明言として有名。
登場作品:3WSC
巨大空母『アルウス』
無印初代に登場する、巨大な空母。
初代WSCでの肩書きは「巨大空母」であり、大きさ以外にこれといった特徴はなかった。
登場作品:WSC
超巨大高速空母『アルウス』
※イラストは3WSCでのもの。
WSC2以降に登場するアルウス、肩書きは「超巨大高速空母」に変更され、60ktの速力を誇る超兵器に変貌した。
3WSCでは戦艦並の主砲を装備するようになる。
登場作品:2WSC(PCのみ),EK,3WSC
超巨大高速空母『超アルウス』
『EX』に登場するアルウスの改良型、速力は落ちたが火力と耐久力が格段に上昇している。
デザインも大幅に変更されており、可変翼機が翼を閉じたようなシルエットとなる。またある程度損傷させると、その『翼』部分が展開して再度艦載機を飛ばすようになる。まさに『死にそうで死なない、いやみな奴』である。専用BGMを持つ。
登場作品:EK
超巨大二段空母『ペーター・シュトラッサー』
PC版にのみ登場する、多段式の巨大な空母。
2WSCではレーザー兵器が主体であり、空母でありながらも戦艦以上の火力と装甲を備える。
3WSCでは「当初戦艦として設計されていた超兵器」として登場し、新たに戦艦並みの主砲を装備している。
ムスペルヘイムの空母部分としても登場する。
登場作品:2WSC(PCのみ),EK,3WSC
超巨大強襲揚陸艦『デュアルクレイター』
双胴型の強襲揚陸艦。
後部にランプドアをもつ船体2つを並べ、飛行甲板を渡したような形をしている。
揚陸艦であるが60cm噴進砲や38.1cm砲など、戦艦と比べても劣らない火力を持っている。
また、搭載しているのは揚陸艇ではなく攻撃艇(魚雷艇、ミサイル艇、レーザー艇等)である。
この超兵器が登場するステージは、おおむね『上陸の阻止失敗』が敗北条件として設定されている。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大双胴航空戦艦『近江』
航空戦艦の弱点である火力と搭載機数の不足を、船体を双胴式にすることによって解消した巨大航空戦艦。
播磨ほどではないが50.8cm砲と46.0cm砲による砲撃は侮れない。
40ノット以上の高速性もあるが、船体後部を飛行甲板なため後方への火力はあまり高くない。
登場作品:3WSC
超巨大双胴戦艦『播磨(ハリマ)』
大和型船体を二つ並べ、その中央に艦橋を配置、その両舷に主砲を配置している戦艦。
50.8cm砲8基24門と20.3cm砲10基30門による火力は絶大。
PSP版のWSG2では、凶悪な強化(主に火力面)が施されており、中途半端な設計だと、例え戦艦であったとしても一撃で沈められてしまうので、設計には注意するべし。
PC版では漢字表記、PS2版ではカタカナ表記。
またこの双胴戦艦型の船体はストーリーを進めていく事でプレイヤー側も手に入れる事が出来る
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超巨大双胴戦艦『超播磨』
『EX』にのみ登場する播磨の改良型。
50.8cm砲は10基30門に、副砲は25.4cm砲6基18門に変更されている他、装甲も強化されている。
新たに「実弾防御装甲」を展開することが可能になっている。
しかし展開後は主砲が使えなくなるため、ミサイルや魚雷、光学兵器による攻撃を行う。
登場作品:EK
巨大戦艦『荒覇吐』
初代にのみ登場する巨大戦艦。ドリルはないが「緑神」の異名はこの頃からある。
50.8cm砲連装4基8門という今では考えられないほど普通の戦艦だが、強力な装備が開発できない初代では中々の強敵。
特に画面スクロールが不可能になっているPS2版WSCでは序盤の壁になる。
終盤では量産されたものが登場、火力装甲速力の全てが強化されており、新たに怪力線照射装置を装備する。
登場作品:WSC
超巨大ドリル戦艦『荒覇吐(アラハバキ)』
艦首に巨大ドリル、舷面に巨大ブレードを装備した異色の巨大戦艦。
艦尾に装備されているブースターで45ノット以上の高速性を発揮する。
この頃からガトリング砲、レーザー兵器による攻撃がメインとなった。
3WSCではなんと船体をひっくり返して攻撃をすることもできる。
播磨(ハリマ)と同じくPC版では漢字表記、PS2版ではカタカナ表記。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
超巨大ドリル戦艦『超荒覇吐』
『2WSC EX』に登場する改良型。ドリルが2本に増えている他、新たに誘導魚雷も装備している。
しかし荒覇吐には装備されていたプラズマ砲は撤去されている。
PS2版2WSCに登場する「アラハバキ2」とWSG2に登場する「アラハバキ」の原型にあたる。
登場作品:EX
巨大戦艦『ナハト・シュトラール』
初代に登場する、荒覇吐以上に巨大な戦艦。
100cm単装砲を主砲とし、15門の50.8cm砲や光学兵器を搭載するなど、凄まじいまでの打撃力を持つ。
なぜかステルス性まで持っている。
グロース・シュトラールの原型にあたり、γレーザーや小型レーザーはこの頃からある。
登場作品:WSC
超巨大レーザー戦艦『グロース・シュトラール』
αβγレーザーなど光学兵器主体のため、電磁防壁を搭載していないと勝ち目は薄い。
逆に言うと電磁防壁(もしくは電磁防壁管制艦)を持っていけばダメージを大幅に軽減できる。
PSP版のWSG2では何を血迷ったかわからないが100cm砲を装備するようになるため、光学兵器よりも実弾兵器のほうが脅威になった。
しかも一定量のダメージを与えると暴走し、紫色のオーラをまとって更に激しい攻撃(主に光子榴弾砲)をしてくるなど、物理・視覚の両面で凄まじく厄介になる。
PS2版の作品ではムスペルヘイム本体としても登場する(若干改良が加えられている)。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
巨大ステルス戦艦『マレ・ブラッタ』
初代『WSC』に登場する最初のブラッタ、初代に光学迷彩装置はないため姿は見える。
56.0cm砲やミサイルによる攻撃がメイン、なぜか火炎放射砲も装備しておりブラッタ系の代名詞にもなる。
タンブルフォーム船型という現実にもステルス性が高い船型で、レーダーに稀にしか映らない。
登場作品:WSC
超巨大光学迷彩戦艦『リフレクト・ブラッタ』
『2WSC』に登場、この作品から光学迷彩を装備するようになり、姿が見えなくなるが航跡を隠すまでには至らないようだ。
マレ・ブラッタと違いエレクトロンなどのレーザー兵器を装備する、火炎放射砲も健在。
登場作品:2WSC(PCのみ) EX
超巨大光学迷彩戦艦『シャドウ・ブラッタ』
『3WSC』に登場、外見はシー・シャドウに似ており双胴のSWATH船型をしている。
今作では光学迷彩により自動兵装も働かなくなるため手動での攻撃が必要となる。
しかし耐久力が減ると全エネルギーを光学兵器に回すため、光学迷彩を解除する。
登場作品:3WSC
究極ステルス戦艦『パーフェクト・プラッタ』
※何も描いてない訳ではありません。光学迷彩により目視できないだけです。
WSG2では『パーフェクト』の名に恥じない、完全な光学迷彩を装備するようになった。が、パーフェクトなのは船体の光学迷彩のみで、やっぱり航跡は隠し切れない上、レーダーにも普通に映るようになっている。
なぜか名前がブラッタからプラッタに変更されており、代名詞だった火炎放射砲も消えた。
登場作品:WSG2
超巨大擬装戦艦『ストレインジ・デルタ』
見た目は巨大な戦艦。巨大な船体の上に小型船体があり、その部分のみを海面に出すことによって小型艦に擬装している。
しかし実はホログラムであり、実際の船体は巡洋艦程度の大きさで中心部に存在する・・・のだが
船体全体に影がある、浮上時に波を被る、撃沈すると全体が壊れるためバグではないのかとの声もある。
登場作品:2WSC(PCのみ),EK
超巨大擬装戦艦『超ストレインジ・デルタ』
『2WSC EX』に登場する超兵器、3胴なため、ストレインジ・デルタの面影はない。
戦艦であるが、なんと船体を一部切り離し潜行することが可能になっている。
ミサイルや誘導魚雷、光学兵器など近未来兵器がメイン、潜航中は光子魚雷や量子魚雷など絶大な火力を発揮する。
登場作品:EX
超巨大要塞艦『ストレインジデルタ』
巨大な5角形をした海上要塞。シリーズ最高クラスの巨体を誇る。
頑強な船体の甲板上に滑走路と大口径主砲を備え、艦尾には3つのハッチを備える。
その巨体から大型爆撃機や大和型以上の大型戦艦などを搭載している、しかしその大きさと形状から、速度は遅く攻撃も当てやすい。
登場作品:3WSC
超巨大航空戦艦『ムスペルヘイム』
※イラストはPC版2WSCでのもの。
鋼鉄シリーズ皆勤の超兵器。中心に戦艦を据え、両側に空母を連結した巨大な航空戦艦。
飛行甲板を攻撃すると、甲板が大破したり空母部分を切り離したりしてくる。
後者の場合は事実上の2連戦となるため殆ど持久戦の様相を呈する。
初代WSCでは貫通ダメージを与える圧縮プラズマ砲が最大兵器。
2WSC以降は両脇の空母が「ペーター・シュトラッサー」となる
PC版では2WSC以降、無差別破壊兵器とも呼べる重力砲を装備するようになる、CPUに自爆ダメージはないのでお構いなしに撃ってくる。
3WSCでは戦艦部分がヴォルケンクラッツァーに似たデザインとなり、空母部分を切り離し3隻で行動することも可能になっている。
※PS2版2WSC、2WSG、WSG2でのデザイン。
PS2版では中央部分がグロース・シュトラールの改良型になる。
PC版と違い重力砲がないため、レールガンやプラズマ砲が最大兵器になっている。
登場作品:シリーズ全作品
超巨大氷山空母『ハボクック』
船体が巨大な氷山で囲まれている空母。ハボクック本体は双胴船体になっている。
常時回復という厄介な特性を持っており、また耐久力も非常に高い。
氷で出来ていることから、火炎放射砲に弱い。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
なお、この氷山空母というアイディアは、第二次世界大戦時にイギリスのジェフリー・N・パイク氏が発案し、真剣に検討されていた。
そのためにわざわざパルプなどと混合して融点を爆発的に上昇させた特殊氷塊・『パイクリート』が発明されている。
が、バカ高い製作・維持コストが掛かる上、戦局が有利に傾いたことでわざわざ新型空母を作る必要がなくなったため、1943年に開発中止となった。
超巨大航空戦艦『テュランヌス』
無印に登場する超兵器。実弾兵器と光学兵器を持つ全通甲板式の航空戦艦。
PS2版無印では敵組織の名前にもなる。
航空戦艦なので、空母型の超兵器よりも素の攻撃力・防御力が高い。
唯一大きさが判明しており、全長639m、全幅223m、喫水29m、排水量800,000tとなっている。
登場作品:WSC
超巨大戦艦『リヴァイアサン』
艦の左舷に飛行甲板を持ち、右舷にレールガンを搭載した巨大航空戦艦。
3WSCでは連合軍最後の究極超兵器として登場、ヴォルケンクラッツァーを意識してか肩書きは「超巨大戦艦」であった。
レールガン、AGS、X線レーザーなどほぼ回避不可能な武装が多い。
WSG2では1週目のラスボスとして登場。肩書きが「超巨大航空戦艦」に変更された。
登場作品:3WSC,WSG2
超巨大戦艦『ヴォルケンクラッツァー』
鋼鉄シリーズではお馴染みかつ皆勤賞の超巨大戦艦。
作品によってはラスボスを務めることも多い『未来への脅威』。
WSCでは味方側が超巨大航空戦艦テュランヌスへの対抗策(PS2版では組織に対して)として建造した物が、味方の裏切りによって敵側の兵器となる。
この時点ではレールガンが最大兵器(波動砲がないため)であった。
2WSC以降は御なじみの究極超兵器波動砲を搭載するようになる。WSG2では波動砲のチャージ中に波動砲を攻撃すれば暴発させ大ダメージを与える事も可能。
PC版2WSCでは超兵器機関による時空間転移も行うことが可能。
『ヴォルケンクラッツァー(Wolkenkratzer)』とは、ドイツ語で『摩天楼』を意味する。これは、艦のすべての砲身を上に向けたときに、まるで摩天楼のように見えたためである。
登場作品:シリーズ全作品
超巨大戦艦『超ヴォルケンクラッツァー』
『2WSC EX』に登場するヴォルケンクラッツァーの改良型。
ゲーム中最大威力かつ最大射程距離を誇る「量子波動砲」に加え、広範囲を衝撃波でなぎ払う「光子榴弾砲」を装備している。
EXで新たに登場した防御重力場も装備しているため魚雷やミサイルなどを跳ね返す。
PS2版2WSCに登場するヴォルケンクラッツァー2の原型にあたる。
登場作品:EX
超巨大戦艦『ルフトシュピーゲルング』
ヴォルケンクラッツァー級の2番艦。名前はドイツ語で「蜃気楼」を意味する、これは後記する設定のヴォルケンクラッツァーの影武者的な存在のためである。
初登場のPC版2WSCでは「波動砲の制作が間に合わず、代わりに余剰の重力砲を搭載したヴォルケンクラッツァー」という設定で登場。
ヴォルケンクラッツァーと同時に戦闘することになるため、プレイヤーは事実上ラスボス2体と戦うことになる。
3WSCではとあるステージにひっそりと登場している。
PS2版では主にヴォルケンクラッツァーの強化型として登場する。
2WSGではヴォルケンクラッツァーの強化型として登場。性能(主に耐久力)が大幅に上がっている上に、ヴォルケンクラッツァーとの連戦となるため、弾薬切れを起こすことも。
PS2版2WSCでは船体の形状は超ヴォルケンクラッツァー(ヴォルケンクラッツァー2)だが、搭載されている兵装が変更or大幅に強化されている。
超兵器としての意思を持っており、「我ハ スベテヲ滅ボスタメニ生マレシモノ」との事。
なお、PS2版には重力砲は存在せず、ヴォルケンクラッツァーと同じく波動砲を搭載している。
登場作品:2WSC,EK,3WSC,2WSG
究極超兵器『フィンブルヴィンテル』
『WSG2』にのみ登場する究極超兵器。
過去に存在したと思われる前文明の遺産で、北極に存在した大陸を消し去り、「大いなる冬」をもたらしたとされる。
兵装は多数のレーザー兵器や光子榴弾砲などを搭載し、その他にも命中すれば対消滅反応を起こす黒い雷球(反物質砲)を発射する。
自我を有しており、自分を復活させたヴァイセンベルガー(ウィルキア帝国元首)を手始めとばかりに後述の超巨大高速潜水戦艦「ノーチラス」ごと消滅させ、プレイヤーに襲い掛かってくる。
登場作品:WSG2
究極なまもの兵器『キョウフノダイオウイカ』
その名の通りイカの姿をした巨大ナマモノ兵器。
予言書によると「火星から降ってきた恐怖の大王」で、世界を滅ぼしたり統治しちゃったりするらしい。はちまきと額の『天』の字がトレードマーク。
その姿とは裏腹にイカ墨波動砲やイカリングレーザーなど強力な兵器を搭載しており、強さは『リヴァイアサン』の数倍(当社比)との事。
登場作品:WSG2
潜水艦型超兵器
巨大潜水艦『レムレース』
鋼鉄シリーズ初代作、かつ作品内で最初に登場する巨大潜水艦型超兵器。
後半には特殊弾頭ミサイルを搭載したりする。しかしそこまで来ると周りの雑魚と同レベルなってしまい、ヴィントシュトースと同じ扱いをされる。
登場作品:WSC
超巨大潜水戦艦『ドレッドノート』
鋼鉄シリーズではお馴染み潜水艦の超兵器。一定のダメージを与えると浮上してくる。なお作品によっては浮上後一定時間が過ぎると再び潜行する。
PC版2WSCにおいては、改良型が複数存在する。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大潜水空母『ドレッドノート』
『3WSC』に登場するドレッドノート、船体上部に可動式の飛行甲板を備えている。
耐久力が減ると浮上し、航空機を発進させてくる。
登場作品:3WSC
超巨大高速潜水艦『ノーチラス』
40ノット以上の速力を誇る潜水艦。
初登場のPC版2WSCではドレッドノートに似た超兵器潜水艦だが関連は不明、浮上もしない。
代わりにドレッドノート以上に大量のミサイルと魚雷で飽和攻撃を行う。
PS2版ではドレッドノートの2番艦扱いになっており、PS2版2WSCでは潜行状態で多弾頭ミサイル連射→浮上させると試作βレーザーで攻撃と、出てくる時期が間違っているのではないかと思うくらいの強さで、多くのプレイヤーを絶望させた。
PS2版2WSCでの肩書きは「超巨大高速潜水戦艦」となっている。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,WSG2
超巨大高速潜水艦『アームドウィング』
3WSCで新登場の潜行型超兵器。
エイのような形をしており、水中を50~70ノットという高速で航行する。多連装魚雷やミサイルを主兵装とし、艦尾から小型の潜水艦を放出することもある。うかつに接近すると本体+子機による魚雷の飽和攻撃を食らうので注意。
登場作品:3WSC
飛行型超兵器
超巨大爆撃機『アルケオプテリクス』
巨大な双胴爆撃機。
その巨大さと重武装故に航空機としては若干遅い。大量の爆弾や魚雷、ガトリング砲、空対空ミサイルなどを装備している。
PC版2WSCに登場する改アルケオプテリクスは画面を埋め尽くすほどの弾幕を放つ。
『3WSC』では、あるステージで味方として登場する。
登場作品:2WSC,EK,2WSG,3WSC,WSG2
巨大円盤型攻撃機『ヴリルオーディン』
巨大な円盤型の航空機型超兵器。アルケオプテリクスやジュラーヴリク以上の機動性を誇る。
防御重力場を装備する数少ない超兵器でもあり、航空機型とは思えないほどタフ。
レーザー系の武器を多数搭載していることが多い。
登場作品:2WSC,EK,3WSC
超巨大爆撃機『ジュラーヴリク』
3つのローターをもつ巨大な爆撃機。
アルケオプテリクスなどの固定翼機に比べると速度は遅いが、そのローターによる変則的な動きでプレイヤーを追い詰める。
大量に放たれるミサイルや砲弾の雨を避けきるのは至難の業。
オープニング映像ではなんとローターで航空機を叩き割る。
登場作品:3WSC
超巨大攻撃衛星『ソヴィエツキー・ソユーズ』
超高空(もとい、衛星軌道上)を移動する巨大な人工衛星。
レールガンや特殊弾頭爆弾、反物質ビーム砲など最強クラスの兵器を衛星軌道上から撃ち込んでくる。
対宙レールガン以外では攻撃することすらままならない。
登場作品:3WSC
超巨大攻撃機『フォーゲル・シュメーラ』
4つのジェットエンジンに胴体(砲台?)がぶら下がっているという異形の攻撃機。
エンジンの種類と出力の割に足は遅い方であるが、異形であるが故に可能となったヘリコプター顔負けの3次元機動という最大の利点があるため、足の遅さが欠点になっていない。
巨大レーザー砲『ホバー砲』で海を割るような射撃を行い、海面にレーザー砲台を投下する。
登場作品:WSG2
地上型超兵器
超巨大地上戦艦『スレイプニル』
陸上を移動する超兵器。レールガンや100cm砲、光学兵器がメイン。
硬い装甲に覆われている上に物理ダメージを減衰させる防御重力場とレーザー攻撃を弾く電磁防壁を装備しており、上面から受けるあらゆる攻撃を無力化する。
艦底に弱点があり、地上部隊による攻撃が有効。
登場作品:3WSC
超巨大列車砲『ドーラ・ドルヒ』
陸上の軌道線上を移動する超兵器列車砲。
列車線4本を占領するほどの巨体と160cm砲を持ち、その巨砲から隕石のごとく砲弾の雨を降らせる。
観測気球によって着弾地点を計測しており、気球を破壊されれば命中率が著しく落ちる。
また、前後に連結されている電源車両を破壊すると移動速度が落ちる。
登場作品:WSG2
超兵器水上要塞『ヘル・アーチェ』
建造中の海上油田を改造した超大型海上固定砲台。
ただし、時期的に『海上油田はカムフラージュで、最初から要塞型超兵器として建造されていたのでは?』との説もある。
鏡で集めた太陽光を凝縮し、巨大ビーム(太陽光凝縮砲)として発射する。架脚には砲門と航空機離発着場を備える。
登場作品:WSG2
※基が海上油田なので地上型とは言えないが水上艦型でも無いのであえてこちらに記入
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※ただしWSG2に登場する超兵器の情報しか載っていないので、閲覧は自己責任で